アザナミ : やっほー、こんにちは。
いや、最初の挨拶だし
まずははじめまして、かな?
: あたしはアザナミっていうんだ。
よろしくね。
: ときにあなた、新しいクラスって
もう試してみてくれたかな?
: その名も、ブレイバー。
……変な名前とか言わないでよ。
これでも必死に考えたんだから。
: このクラスは、今まで無かった。
遠近両方に対応するクラスだよ。
: 近距離はカタナでずばっと!
遠距離はバレットボウで
精神集中狙いうち、ってね。
: 以上、宣伝でした!
いやー、何を隠そうこのクラス
わたしが新設したものなんだよね。
: えらーい大変だったよー。
このクラスの優れた部分を
説明していくのはさー。
: 技術を見せて、模擬戦やって
あれやこれやと申請して
ようやくなんとか受理。
: あとは、管理官のフォローのもと
スキルなんかが準備されて
今に至る、というわけだ。
: わたしは遅咲きだから、こうして
頑張らないと目立てないしね。
もう、必死必死、毎日必死。
: ま、やりがいあるし
楽しんでるからいいんだけど。
: みんなのためにもなるし
わたし自身のためにもなる。
一石二鳥ってやつだよ。
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アザナミ : やはっ、こんにちは。
がんばってるみたいだね。
: そういやあなた、この武器種
知ってるかな?
: これは、カタナ。
かの三英雄の筆頭、レギアスが
最も得意とする、特殊武器だよ。
: レギアスがようやく
後進にその技術を伝える気に
なってくれたみたいでさ。
: いわば、レギアス直伝! かな?
ははっ、そう威張れるような
腕前でもないけどね、わたしは。
: よーし、それじゃ特別に
おねえさんがカタナの特性を
ご教授してあげちゃおう!
: 武器種としての特性はー……
んー、そうだなぁ……とにかく
タイミングが重要な武器、かな。
: 呼吸を整え、一気に抜刀!
呼吸を合わせて、後の先を取る!
: ……そんな感じ。
レギアスが技術伝えないわけだよ。
すっごく神経使うからねえ。
: 呼吸が合わず、心が乱れると
カタナ自身もなまくらになる。
なによりも経験が必要な武器だよ。
: でも、そのぶん型にハマったときの
攻撃力なんかは、たまらない。
まあ、一度は触ってみ?
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アザナミ : ……おっとと、こんにちは。
危ない危ない、あやうく
撃っちゃうところだったよ。
: これこれ、新しく用意された
武器種、バレットボウ。
わたし、こっちも使ってるんだ。
: 射程はまあ、それなりかな?
放物射撃もできるユニークな武器だよ。
: アサルトライフルあるのに
どうしてわざわざ手作業で……
とか、思うなかれ。
: バレットボウの扱いに
必要なのは、卓越した技術よりも
呼吸をあわせる強い心。
: フォトンは意志の力。
意志や思いは物にこもるんだよ。
: こう、弓を引き絞っている時に
フォトンを込めるイメージかな。
: あとは、心に動揺がなければ
矢が的を外すことはないよ。
: 目標に当たらないのであれば
それは、心に迷いがあるからだ。
: ……なーんてね。
偉そうなこと言ってみたけど
わたしもまだまだ未熟者だよ。
: 間違えて、味方狙いそうに
なっちゃうぐらいだからね。
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アザナミ : 斬、斬、斬! もいっちょ斬、っと!
あーもー、やってもやっても
ノルマが終わらなーい!
: ってあらら、いつのまに。
ちわっす、挨拶おくれてごめんね。
: 今の? カタナの鍛錬だよ。
わたしのはまだまだナマクラだから
反復練習欠かせないんだよー。
: それに、レギアスとも約束したしね。
やるからには徹底的に極める、って。
: 毎日追いかけて、これの扱いを
教えてくれーって頭下げ続けて
約束して、ようやく折れたからねー。
: というか、あの人も根っこの部分が
かなーり純粋な熱血漢だから
一途な情熱に弱いみたい……
: ま、わたしの願いを聞き入れて
指導してくれたレギアスの意気に
応えるために、努力は不可欠!
: ……日課のノルマがきつくて
さっそく音を上げそうなわたしが
今ここにいるんだけどね。
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アザナミ : うーっす、こんにちは。
: いやー、戦場の空気ってのは
格別だねえ。たまんないよ。
面倒なことを忘れさせてくれる。
: ほら、最近ごたごたしてるじゃん?
あっちこっちで疑心が
渦巻いてるんだよねえ。
: 正義だの悪だのと語りはじめる
自称評論家が一番面倒かな。
: 正義だ悪だなんて語っても
結論なんか出るわけないんだし
皆、やることやってりゃいいのに。
: 正義なんてものは人それぞれ。
悪の定義だって人それぞれ。
: 目くじら立てて他人を
否定する暇があるのなら
自分を高めることに費やすべきだよ。
: といっても、そういうことを
表立って語るには、わたしは
まだちょっと実力不足かな?
: まっ、ぐだぐだ考えずに
日々努力に研鑽に、のほうが
気持ちいいよね、きっと。
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アザナミ : よっ、ほっ! はっ、とうっ!
よし、撒けたかな!
: はいっ、こんにちは!
いやはや、恥ずかしいとこ
見られちゃったね。
: わたし、ちょうど今
敵から逃げてきたとこなんだ。
: まー、何が来ても大丈夫なぐらい
強ければいいんだけどさー
正直、わたしは弱いからねぇ。
: 武器の扱いもまだまだだし
経験も足りないんだな、これが。
: それでも勝たなきゃいけないなら
……勝てる状況を作ればいい。
でしょ?
: ……ということで
ご協力、お願いしまーす。
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