カスラ : 惚れ惚れするような腕前ですね。
○○さん。
: 時期が時期なら、レギアスあたりが
次代の六芒均衡に、と目を付けて
いたかもしれないほどですよ。
: もっとも、六芒均衡や三英雄に
どれほどの価値があるかは
疑問ですけどね。
: ○○さん。
三英雄の、存在理由とは
何だと思います?
>アークスの存続
: そうですね……
三割ぐらい正解、でしょうか。
>ダーカーの殲滅
: 残念、それははずれです。
ほら、ダーカーが出ただけでは
我々はめったに出撃しないでしょう?
: 三英雄の目的は、アークスを……
いえ、マザーシップを守ること、です。
: それはけして皆を守ること
ではありません。
: あくまで、マザーシップを
存続させるために、動くのです。
: たとえアークスが滅んだとしても
あれが残っていれば再建可能。
そう、考えているんですよ。
: ダーカーの存在なんてどうでもいい
アークスの存在も、実はどうでもいい。
ただ、マザーシップだけを守る。
: それが、三英雄なんです。
: もし、それに害をなすと判断されれば
アークスすら、敵に回すでしょうね。
: その一人である
私が言うのもなんですが……
私達を、決して信じすぎないように。
: ……ああ、すみません。
少し勘違いさせたかもしれませんね。
: あくまで極端な話をしただけです。
実際に、そんなことはありえませんよ。
: それに、そういうことにならないよう
六芒の偶数番がいるわけですからね。
: だから、いざというときは私たちより
マリアさんやヒューイを信じなさい。
……よろしくお願いしますよ。
|
A.P.238/6/26
カスラ : おや、貴方は……
: 貴方もこの辺りを調査中ですか。
せいがでますね。
: 私は……そうですね。
こそこそ動き回っている者への
牽制といったところですよ。
: ふふ……こういう言い回しをすると
反応で相手がどちら側かわかるのが
面白いですよね。
: 一応、建前としては
深入りするな、と告げておきます。
: とはいえ、言っても無駄でしょう?
ですから、やるのであれば
とことんやってしまってください。
: ……溜まりに溜まった、うみ。
それを抜かなければ、やがて病毒が
全体を蝕んでいってしまう。
: 何の話か、具体的な言及は避けます。
私は三英雄のはしくれですしね。
: ……この近辺、及び奥地に
調査の必要性はありません。
: 三英雄カスラの名をもって
そのように報告しておきますよ。
: それでもやってくるアークスは
よほどの酔狂か、あるいは……
まあ、私には関係ありません。
: ただ、いざというときの対処は
ご自身でお願いします。
そこまでの面倒は見切れませんよ。
|
カスラ : おや、こんにちは
○○さん。
よくお目にかかりますね。
: ああ、別に監視したりしている
わけではありませんので
お気になさらず。たまたまですよ。
: むしろ、私としては嬉しい限りです。
私、気軽に話しかけられる人が
あまりいませんので。
: 六芒均衡と普通のアークスの違いなんて
そう大したものでもありません。
もっと気軽に接してほしいものです。
: まあ、絶対命令権……絶対令をもつ
こちらに気をつかうというのも
わかりますけどね。
: 絶対令……六芒均衡や
それに準ずる権力者の持つ
アークスに対する命令権利ですよ。
: ひとたび発動されれば
拒否権のない、強制命令。
打ち消しは同じ絶対令でのみ。
: まったく、おっかない代物ですよ。
もちろん私も所持していますが
自分では使いたくないですね。
: 命令されるがままに動く。
それはただの人形です。
: そんなものには、誰だって
なりたくないはずですから。
|
カスラ : これはこれは
○○さん。
お元気そうで何よりです。
: 貴方の力は、今後のアークスに
とって必要なものとなるはずです。
: 張り切るのもいいですが
ご自愛もしてくださいね。
: しかし、このあたりのダーカーが
増えてきているようですね。
貴方が出撃しているのが何よりの証拠。
: 私の目的? 情報収集ですよ。
もし、殲滅戦闘をするならば
クラリスクレイスが派遣されるはず。
: 三英雄も役割分担されています。
……誤解を恐れず言うのなら
彼女は歩く爆弾のようなもの、です。
: 後先考えずに吹き飛ばせる
多数相手がもっとも向いています。
: 火力が高すぎるうえ、制御が下手なので
すぐに息切れしてしまうのが弱点ですが
まあ、性質上致し方なしでしょう。
: 私はまったく逆。コスト重視の
高稼働率を保つような戦い方ですから
持久戦や撤退戦に向いているんです。
: 逆に、一気呵成に来られてしまうと
私の能力ではどうしようもなくなる
という弱点もありますがね。
: レギアスは……そうですね。
あれは対峙したら終わり、です。
: 如何に、対峙せずに事を済ますか。
それを考えて動くのが正解ですかね。
: それでも強いて弱点を挙げるなら……
彼は後先考えずに戦うことの出来ない
立場に置かれている、という点です。
: ははっ。役割分担というより
一長一短というべきですかね。
: 一番強いのはレギアス。
一番危険なのはクラリスクレイス。
そして一番面倒なのが、私。
: だからその通りに
情報収集とか面倒なことは
私に押しつけられるんですよ。
|
クーナ : あ……
○○さん。
カスラ : どうしたんですか、クーナさん。
今更怖じ気づいたんですか?
クーナ : ……気が乗りません。
またの機会にします。
カスラ : 彼女の引き下がる理由に
体よく利用されちゃいましたね。
○○さん。
クーナ : ……それ以上無駄口を叩くようなら
今すぐにでもその命、断ちますよ?
カスラ : ははっ、冗談ですよ、冗談。
ルーサーが消えた今、私が慌てて
死ぬ必要もなくなりましたしね。
クーナ : ……どういうことですか?
カスラ : フォトナーとは、太古の存在。
たとえ図抜けた超技術があったとしても
当時の肉体を保持するのは不可能です。
: さて、そうなるとルーサーの肉体は
一体どこから調達したものでしょう?
: ……答えは、ここ。
アークスの身体を容れ物とし
利用していたんですよ。
: 今の身体が壊れたら
用意しておいた次の身体へ……
ダークファルスさながらに、ね。
: まあ、本当にダークファルスだったので
笑い話にもなりませんけど。
クーナ : あなたも、わたしたちと同じで
……造られた存在、なんですか?
カスラ : ええ、そうですよ。
三英雄カスラタイプのクローン。
その初期実験ロットが、私です。
: クラリスクレイスのように
量産されなかったのは……
まあ、御しにくいからでしょうね。
: 初代カスラはひねくれてて
操りにくかったから、直接乗っ取ったと
ルーサーが言うぐらいでしたから。
: ああでも、勘違いしないで下さい。
同じ境遇だから同情を誘おうとか
そういった気はないですよ?
: 造龍計画を立案したのは、私。
つまり、クーナさんの復讐対象は
私で間違いありません。
: ルーサーの介入を想定できず
非道な実験を止められなかった責も
当然、私にあります。
クーナ : ……三英雄カスラ。
なぜ、造龍のことを
隠蔽しなかったのですか?
: いつもなら粛々と裏で処理するはず。
それなのに貴方主導の時に限って
研究室の所行を含め、一斉に開示……
: まるで、研究室の暗部を
解き明かそうとするように……
……なぜ、そんなことを?
カスラ : ……さて、なんででしょうね。
クーナ : ……私は、貴方の
そういうところが大嫌いです。
カスラ : やれやれ。
また死にそびれちゃいました。
>今の話は本当なのか?
: どうでしょうね?
どこまでが本当で、どこまでが嘘か
ご想像にお任せします。
>ふざけすぎじゃないか?
: そうですかねえ?
これでもかなり真面目に
話したほうなんですよ?
カスラ : しかし、ちょっと話しすぎましたね。
……貴方といると、なぜだか口が
軽くなってしまう。困りものです。
: 迂闊なことを口走ってしまう前に
私は失礼させてもらいますね。
それでは。
|