Radical   Discovery 



       カスラ
                   CV:神谷浩史
  ニューマンの男性テクター。
  六芒均衡の「三」を司る、三英雄の一人。
  英雄カスラの二代目で、その高い知能を
  移植して作られたクローン。
  ルーサーの次なる器として生かされ、
  造龍計画の立案者でもあるが、その呪縛
  から解かれたいま、彼が選ぶ道とは。



001-004. EP1
005. 三英雄の存在意義
006. 本音と建前 (海底:マターボード)
007. 絶対令とは
008. 三英雄の役割分担
009. 殺さないための理由 (海底:マターボード)




 三英雄の存在意義  
 カスラ : 惚れ惚れするような腕前ですね。
       ○○さん。
     : 時期が時期なら、レギアスあたりが
       次代の六芒均衡に、と目を付けて
       いたかもしれないほどですよ。
     : もっとも、六芒均衡や三英雄に
       どれほどの価値があるかは
       疑問ですけどね。
     : ○○さん。
       三英雄の、存在理由とは
       何だと思います?
    >アークスの存続
     : そうですね……
       三割ぐらい正解、でしょうか。
    >ダーカーの殲滅
     : 残念、それははずれです。
       ほら、ダーカーが出ただけでは
       我々はめったに出撃しないでしょう?

     : 三英雄の目的は、アークスを……
       いえ、マザーシップを守ること、です。
     : それはけして皆を守ること
       ではありません。
     : あくまで、マザーシップを
       存続させるために、動くのです。
     : たとえアークスが滅んだとしても
       あれが残っていれば再建可能。
       そう、考えているんですよ。
     : ダーカーの存在なんてどうでもいい
       アークスの存在も、実はどうでもいい。
       ただ、マザーシップだけを守る。
     : それが、三英雄なんです。
     : もし、それに害をなすと判断されれば
       アークスすら、敵に回すでしょうね。
     : その一人である
       私が言うのもなんですが……
       私達を、決して信じすぎないように。
     : ……ああ、すみません。
       少し勘違いさせたかもしれませんね。
     : あくまで極端な話をしただけです。
       実際に、そんなことはありえませんよ。
     : それに、そういうことにならないよう
       六芒の偶数番がいるわけですからね。
     : だから、いざというときは私たちより
       マリアさんやヒューイを信じなさい。
       ……よろしくお願いしますよ。


 本音と建前  
 A.P.238/6/26
 カスラ : おや、貴方は……
     : 貴方もこの辺りを調査中ですか。
       せいがでますね。
     : 私は……そうですね。
       こそこそ動き回っている者への
       牽制といったところですよ。
     : ふふ……こういう言い回しをすると
       反応で相手がどちら側かわかるのが
       面白いですよね。
     : 一応、建前としては
       深入りするな、と告げておきます。
     : とはいえ、言っても無駄でしょう?
       ですから、やるのであれば
       とことんやってしまってください。
     : ……溜まりに溜まった、うみ。
       それを抜かなければ、やがて病毒が
       全体を蝕んでいってしまう。
     : 何の話か、具体的な言及は避けます。
       私は三英雄のはしくれですしね。
     : ……この近辺、及び奥地に
       調査の必要性はありません。
     : 三英雄カスラの名をもって
       そのように報告しておきますよ。
     : それでもやってくるアークスは
       よほどの酔狂か、あるいは……
       まあ、私には関係ありません。
     : ただ、いざというときの対処は
       ご自身でお願いします。
       そこまでの面倒は見切れませんよ。


 絶対令とは  
 カスラ : おや、こんにちは
       ○○さん。
       よくお目にかかりますね。
     : ああ、別に監視したりしている
       わけではありませんので
       お気になさらず。たまたまですよ。
     : むしろ、私としては嬉しい限りです。
       私、気軽に話しかけられる人が
       あまりいませんので。
     : 六芒均衡と普通のアークスの違いなんて
       そう大したものでもありません。
       もっと気軽に接してほしいものです。
     : まあ、絶対命令権……絶対令をもつ
       こちらに気をつかうというのも
       わかりますけどね。
     : 絶対令……六芒均衡や
       それに準ずる権力者の持つ
       アークスに対する命令権利ですよ。
     : ひとたび発動されれば
       拒否権のない、強制命令。
       打ち消しは同じ絶対令でのみ。
     : まったく、おっかない代物ですよ。
       もちろん私も所持していますが
       自分では使いたくないですね。
     : 命令されるがままに動く。
       それはただの人形です。
     : そんなものには、誰だって
       なりたくないはずですから。


 三英雄の役割分担  
 カスラ : これはこれは
       ○○さん。
       お元気そうで何よりです。
     : 貴方の力は、今後のアークスに
       とって必要なものとなるはずです。
     : 張り切るのもいいですが
       ご自愛もしてくださいね。
     : しかし、このあたりのダーカーが
       増えてきているようですね。
       貴方が出撃しているのが何よりの証拠。
     : 私の目的? 情報収集ですよ。
       もし、殲滅戦闘をするならば
       クラリスクレイスが派遣されるはず。
     : 三英雄も役割分担されています。
       ……誤解を恐れず言うのなら
       彼女は歩く爆弾のようなもの、です。
     : 後先考えずに吹き飛ばせる
       多数相手がもっとも向いています。
     : 火力が高すぎるうえ、制御が下手なので
       すぐに息切れしてしまうのが弱点ですが
       まあ、性質上致し方なしでしょう。
     : 私はまったく逆。コスト重視の
       高稼働率を保つような戦い方ですから
       持久戦や撤退戦に向いているんです。
     : 逆に、一気呵成に来られてしまうと
       私の能力ではどうしようもなくなる
       という弱点もありますがね。
     : レギアスは……そうですね。
       あれは対峙したら終わり、です。
     : 如何に、対峙せずに事を済ますか。
       それを考えて動くのが正解ですかね。
     : それでも強いて弱点を挙げるなら……
       彼は後先考えずに戦うことの出来ない
       立場に置かれている、という点です。
     : ははっ。役割分担というより
       一長一短というべきですかね。
     : 一番強いのはレギアス。
       一番危険なのはクラリスクレイス。
       そして一番面倒なのが、私。
     : だからその通りに
       情報収集とか面倒なことは
       私に押しつけられるんですよ。


 殺さないための理由  
 クーナ : あ……
       ○○さん。
 カスラ : どうしたんですか、クーナさん。
       今更怖じ気づいたんですか?
 クーナ : ……気が乗りません。
       またの機会にします。
 カスラ : 彼女の引き下がる理由に
       体よく利用されちゃいましたね。
       ○○さん。
 クーナ : ……それ以上無駄口を叩くようなら
       今すぐにでもその命、断ちますよ?
 カスラ : ははっ、冗談ですよ、冗談。
       ルーサーが消えた今、私が慌てて
       死ぬ必要もなくなりましたしね。
 クーナ : ……どういうことですか?
 カスラ : フォトナーとは、太古の存在。
       たとえ図抜けた超技術があったとしても
       当時の肉体を保持するのは不可能です。
     : さて、そうなるとルーサーの肉体は
       一体どこから調達したものでしょう?
     : ……答えは、ここ。
       アークスの身体を容れ物とし
       利用していたんですよ。
     : 今の身体が壊れたら
       用意しておいた次の身体へ……
       ダークファルスさながらに、ね。
     : まあ、本当にダークファルスだったので
       笑い話にもなりませんけど。
 クーナ : あなたも、わたしたちと同じで
       ……造られた存在、なんですか?
 カスラ : ええ、そうですよ。
       三英雄カスラタイプのクローン。
       その初期実験ロットが、私です。
     : クラリスクレイスのように
       量産されなかったのは……
       まあ、御しにくいからでしょうね。
     : 初代カスラはひねくれてて
       操りにくかったから、直接乗っ取ったと
       ルーサーが言うぐらいでしたから。
     : ああでも、勘違いしないで下さい。
       同じ境遇だから同情を誘おうとか
       そういった気はないですよ?
     : 造龍計画を立案したのは、私。
       つまり、クーナさんの復讐対象は
       私で間違いありません。
     : ルーサーの介入を想定できず
       非道な実験を止められなかった責も
       当然、私にあります。
 クーナ : ……三英雄カスラ。
       なぜ、造龍のことを
       隠蔽しなかったのですか?
     : いつもなら粛々と裏で処理するはず。
       それなのに貴方主導の時に限って
       研究室の所行を含め、一斉に開示……
     : まるで、研究室の暗部を
       解き明かそうとするように……
       ……なぜ、そんなことを?
 カスラ : ……さて、なんででしょうね。
 クーナ : ……私は、貴方の
       そういうところが大嫌いです。
 カスラ : やれやれ。
       また死にそびれちゃいました。
   >今の話は本当なのか?
     : どうでしょうね?
       どこまでが本当で、どこまでが嘘か
       ご想像にお任せします。
   >ふざけすぎじゃないか?
     : そうですかねえ?
       これでもかなり真面目に
       話したほうなんですよ?

 カスラ : しかし、ちょっと話しすぎましたね。
       ……貴方といると、なぜだか口が
       軽くなってしまう。困りものです。
     : 迂闊なことを口走ってしまう前に
       私は失礼させてもらいますね。
       それでは。






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