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Radical   Discovery 



       クラリスクレイス
                   CV:佐藤聡美
  女性フォース。
  英雄クラリスクレイスの二代目で、
  ダーカー殲滅のために選ばれた
  シオンの縁者。本名はマトイ。
  十年前、【仮面】によって殺され、
  ダーカー化の寸前で時間転移に
  巻き込まれて、力と記憶を失う。



001. 十年前の、わたし (浮遊大陸:マターボード)
002. 彼女は一人でかしましい (砂漠:マターボード)
003. 殲滅の約束 (遺跡:マターボード)
004. あれがわたしの敵 (地下坑道:マターボード)
005. すごくて、強くて、怖いから (砂漠:マターボード)
006. 孤独の子 (森林:マターボード)
007. ふつうの女の子 (凍土:マターボード)
008. やがて、やりとげるために (海底:マターボード)




 十年前の、わたし  
 A.P.228/7/13
 シャオ : ここが、十年前のアムドゥスキア……
       言うほどの違いはなさそうだね。
       大気成分も、ほぼ同じみたいだ。
     : 君はどうだい?
       身体に違和感とかは……
       ないみたいだね、よかった。
     : いくら時間遡航が出来るといっても
       そう長くは滞在できないはずだ。
       必要なことはさっさと調べて……
     : ……そうそう楽させてはくれないか。
       この時軸だと助けも呼べない。
       十分に気をつけて……っ!?
     : 無差別法撃!?
       誰がそんな無茶苦茶なマネを!
 クラリスクレイス : あれ?
            聞いた話だと、このあたりには
            ダーカーしかいないはずなのに……
          : ……ああ、そっか。なるほど。
            人型をしたダーカーってことは
            あなたが、ダークファルスなんだね?
 クラリッサ : ……観測値の相違を検出。
         クラリスクレイス。
         その人物はダーカーにあらず。
 クラリスクレイス : ……えっ? ええっ!?
            だ、だってあなたがダーカーだって
            言うから、わたしは……!
 クラリッサ : そのような発言の事実はない。
         私は、可能性を論じたのみ。
 クラリスクレイス : あっ、ちょっと、もう!
          : あ、あはは……ええっと……
          : ごめんなさい!
            勘違いでした!
      >気にしないで、クラリスクレイス
          : ……え?
            どうしてわたしの名前、知ってるの?
          : わたし、ほかのアークスと
            話すどころか、会うことだって
            ほとんどないのに……
          : ……もしかして
            さっきの声が、聞こえてた?
      >君が、クラリスクレイス……?
          : ……え?
            どうしてわたしの名前、知ってるの?
          : わたし、ほかのアークスと
            話すどころか、会うことだって
            ほとんどないのに……
          : ……もしかして
            さっきの声が、聞こえてた?

 クラリスクレイス : ああもうっ! 話し中なのに
            このタイミングで命令とかっ!
          : ほんとうにごめんなさい!
            次から間違えないようにするからっ!
 シャオ : ……○○
       わかってると思うけど
       彼女が、そうだよ。
     : 十年前に存在した
       二代目のクラリスクレイス……
       ……彼女こそ、マトイだ。
     : 十年後と同じ年齢に見える?
       ……ぼくにも詳細はわからないよ。
       記録、全部消されちゃってるんだし。
     : でも、消された記録を埋めるように
       残された状況報告には、こうあった。
     : 二代目クラリスクレイスは命を賭して
       ダーカーの侵攻を食い止めた、とね。
     : ……彼女に会えたってことは
       ぼくたちの判断は間違ってなかった。
       十年前について、もっと調べていこう。


 彼女は一人でかしましい  
 A.P.228/7/16
 クラリスクレイス : ……あなた、本当にアークス?
          : だって、ここって
            今、普通のアークスが
            来られない場所なんだよ?
          : あなたも命令受けてるのかなって
            思ったけど、この子はそんなことは
            してないって言うし……
          : だから、もう一度聞くよ。
            あなた、本当にアークス?
      >頷く
          : ……本当にアークスなのー?
            あやしいなー、あやしいなあー。
          : ……それじゃ、こうしましょう!
            わたしに、いろいろアークスの話を
            してくれたら、信じる!
          : 本当にアークスなら
            そのぐらい簡単でしょ。
            さ、たっくさんお話ししよう!
      >押し黙る
          : ……なんてね。
            わたしだってばかじゃないもん。
            あなたに害意がないことは、わかる。
          : それに、あなたのフォトンが
            教えてくれるから……
            あなたはアークスだ、って。
          : それでも、うんと言ってくれないのは
            隠し事があるからなんだろうけど……
          : ま、それはお互い様だし
            べつにいいかな。
          : それよりあなた、アークスなら
            いろいろお話聞かせてほしいな!
            アークスについて、いろいろ!

 クラリスクレイス : わたし、普通のアークスとは
            違うから、交流とかしたことないし
            話したこともないの。
          : だから、あなたみたいな人に会うのは
            初めてだし、こうして話すのも初めて。
            だからもっと、お話ししてみたい。
          : わたしには、みんなを守る使命がある。
            けど、そのアークスのみんなのことを
            わたし、あんまりよく知らないからさ。
          : ってまたあ!?
            わたしに自由時間はないの?
            まったくもう……!
          : ねえ、あなた! 次会った時には
            いろいろお話聞かせてね!
            ぜったいに、ぜったいだよ!


 殲滅の約束  
 A.P.228/7/19
 クラリスクレイス : ……うん、やっぱり。
            そろそろ来るだろうなあって
            思ってたんだ。
          : 約束通り、いろいろ話を
            聞かせてもらうからね。
          : 何の話を聞こうかな?
            アークスの任務について?
            シップ内の話について?
          : ふふっ、聞いてみたいこと
            いっぱいあるんだ。
            しっかり付き合ってもらうよ?
          : ……ふうん、警らしたり防衛したり
            アークスもいろいろ大変なんだね。
          : わたしは、一応アークスでもあるけど
            他の人とは目的が違うからなあ。
          : わたしの目的?
            ダーカーを消して、みんなを守る。
            それだけだよ?
          : わたしは、そのためにいるからね。
          : この子が言うんだ。
            すべての歴史を正すために
            ダーカーを消さないとって。
          : このオベリスクはさ、今から30年前
            先代のクラリスクレイスさんが頑張って
            ダークファルスを封印した痕跡なの。
          : ……でも、封印しかできなかった。
            ダークファルスを、封印するのが
            精一杯だったんだ、って。
          : 先代さんはきっと悔しかったはず。
          : ……うん、わたしも悔しい。
            その場にわたしがいれば、って思う。
          : わたしなら、封印だけじゃなくて
            ダークファルスそのものを
            喰らって、消し潰してみせたのに……
          : 大丈夫、心配しないで。
            ダーカーも、ダークファルスも
            全部わたしが消してみせるから。
      >手伝おうか?
          : 手伝うって……わたしを?
            んー……気持ちは嬉しいけど
            わたし一人で十分だよ。
          : わたしの戦い方って
            けっこうムチャクチャだから
            巻き込んじゃうかもしれないしさ。
      >一人じゃ危険だ
          : あっ、ひっどいなぁ。
            わたしの言うことぜんぜん
            信じてないでしょ?
          : 大丈夫だよ、一人で大丈夫。
            いままでもそうだったし
            これからも、ずっとそれで大丈夫。
          : むしろ一人の方が都合が良いの。
            わたしの戦い方はムチャクチャだから
            巻き込んじゃうかもしれないし。

 クラリスクレイス : ダークファルスを消すためとはいえ
            アークスのみんなまで
            消しちゃったら意味ないでしょ?
          : でも、わたしを心配して
            言ってくれたんだよね?
            ……だから、ありがと。
          : んんんーっ……と。
            のんびりしすぎちゃったかな?
            わたし、もう行かなくちゃ。
          : また今度。
            今度もいっぱい話しようね
            ……それじゃ、ばいばい。


 あれがわたしの敵  
 A.P.228/7/24
 クラリスクレイス : ……だめ、まだ来る。
            気は抜いちゃ、だめ。
 【若人】 : ……なるほどね。
        最近ウチの子達の反応が弱いと
        思ったら、アンタの仕業かぁ。
      : ずいぶんとウチの子達を
        可愛がってくれるじゃなぁい?
        ……アークス風情が、ナマイキに。
 クラリスクレイス : この子の言うとおりだった。
            眷属のダーカーを倒していれば
            そのうち出てくる、って。
 【若人】 : ……誘き出されたってワケかしらぁ?
        小娘、あなたアタシが誰か
        わかって言ってるのぉ?
 クラリスクレイス : もちろん。
            ダークファルス【若人】でしょ。
          : 蟲系のダーカーを統べ、操り
            大群での制圧戦闘を最も得意とする
            ダークファルス、何か補足ある?
 【若人】 : ふふっ……あははははっ!
        そうよそうよぉ、その通り!
      : でも小娘。
        あなた本当にわかってるのかしら?
        ダークファルスが、どういう存在か。
 クラリスクレイス : もちろん。
          : わたしの敵ってことでしょ。
          : ……ちぇっ、ちょっと遠いか。
 【若人】 : ……問答無用で攻撃なんて
        ずいぶんと暴力的ねぇ、アークスさん?
 クラリスクレイス : そっちはずいぶんと臆病なんだね
            ダークファルスさん?
            かかってくるなら、早くしてよ。
 【若人】 : ……今は、やめとくわぁ。
        小娘、あなたにはもっとふさわしい
        殺し方があるはずだからねぇ。
 クラリスクレイス : ……どっか行っちゃった。
            ずいぶんおしゃべりな
            ダーカーだったね。
      >大丈夫か?
          : 心配してくれるの?
            ふふっ、ありがとう。
      >一人で無茶しすぎだ
          : 心配してくれるの?
            ふふっ、ありがとう。

 クラリスクレイス : でも安心して、大丈夫だよ。
            なんにも心配いらないから。
          : 挑発したのだって、わざと。
            あの様子なら、今後はずっと
            わたしを狙うはずだしね。
          : あっ、でも、そうだ!
            あいつ倒すまでの間は
            わたしのそば、危ないかも……
          : それってつまり、お話しする時間が
            減っちゃうってことになるよね?
            ……うう、しくじったなぁ。
          : よし! あのダークファルスは
            さっさと倒しちゃおう、そうしよう!
          : そうと決めたら善は急げ!
            それじゃ、またね!


 すごくて、強くて、怖いから  
 A.P.228/7/25
 クラリスクレイス : ……これで終わり?
 【若人】 : ちっ……調子に乗るな、小娘ぇッ!
      : な、なによこれ……
        アタシの力が、身体が……
        失われていく……?
      : ああ……あああ……
        アタシの身体が、アタシの力が……!
        ああ、あああああああっ!?
      : 何を、した……!
        アタシに何をした、小娘ぇッ!
 クラリスクレイス : どうして敵にそんなことを聞くの?
            教えるわけないじゃん。
          : あとは、あなたを喰らうだけ。
          : あ、来てくれたんだ。
            ちょっと待っててね
            すぐに終わらせるから。
 【若人】 : すぐ、に……?
        すぐに、って言ったのぉ……?
      : アタシを……この【若人】を
        どこまで馬鹿にする気よぉ……
        ……この、アークスの小娘がぁっ!
 クラリスクレイス : ……クラリッサ。
          : あれ、逃げられちゃった。
            うーん、残念。
          : ……まあ、いいか。
            力の大半はこの場に封じておいたし
            今度会ったときに、殺せば。
          : ……ねえ、あなたも
            わたしのこと、怖いって思う?
      >そんなことはない
          : ……ほんと?
            ほんとうに、ほんと?
      >……正直、怖いと思う
          : ……そう、だよね。
            それが普通の反応だと思う。

 クラリスクレイス : わたし、一度だけ他のアークスに
            戦ってるところを
            見られたことがあるんだ。
          : わたしは助けたつもりだったけど……
            あのときの顔は、忘れられないなあ。
          : ……うん、忘れもしない。
            自分とは違うものを、見る顔。
          : ……ああ、わたしは普通の人とは
            違うんだなって、あのとき自覚した。
          : 何も言わずに逃げていったその人に
            わたしは声すらかけられなかった。
            怒ることも、悲しむことも。
          : そしてそれ以降、絶対に誰とも
            出会わないように、動いてきた。
          : わたしが守るべきみんなから
            嫌われたく、ないからね。
          : ……もっとも、あなたには
            会っちゃったけど。
          : でも、見てのとおり。
            わたしはすごくて、強くて
            とーっても怖いんです。
          : ダーカーも、ダークファルスも
            この身に喰らい、消し潰す。
            ……そのために、いるから。
          : だから……もしも怖いのなら
            もう、会わない方がいいと思う。
          : わたしなら、大丈夫だよ。
            わたしは、そういう役割だから。
          : みんなが笑って暮らせるように
            わたしは戦う。一人で。最後まで。
            ……みんなの、ために。
      >なんで、そこまで……
          : なんで、って……
            わたしはそのためにいるからだよ。
            当たり前でしょ?
      >みんなって……
          : みんなは、みんなだよ。
            みんなを守って、ダーカーを殺す。
            それが、わたしの存在意義だから。

 クラリスクレイス : ……ヘンな話しちゃったなあ。
            こんなんだからトドメも
            刺しそこねちゃうんだよね。
          : ……それじゃ、さよなら。

 【若人】 : はっ、はあっ……ぐっ、くそっ……
        小娘、あの小娘ッ!
      : アタシの力を、美しさを……
        おのれ、おのれぇッ!
        この屈辱、この恥辱……忘れるものか!
 ルーサー : おやおや、ずいぶんと
        化けの皮を剥がされちゃって
        大変だねえ、【若人】?
 【若人】 : 【敗者】……
        負け犬が、何の用?
 ルーサー : ははっ、よく吠えるねえ。
        僕が助けてあげなければ
        今ので君は死んでいたはずだよ?
      : 命の恩人への挨拶にしては
        言葉が過ぎるんじゃないかな
        ウジ虫?
      : 君が望むなら、この場で
        踏みつぶしてあげても
        構わないんだけど?
 【若人】 : ……やってみなさいよぉ。
        足元から貪り喰らって
        糧にしてあげるわぁ。
 ルーサー : ……やめようか。
        不毛な会話は知能を低下させる。
 【若人】 : ……ふん、それで
        アークスに与する爪弾き者が
        アタシに何の用かしらぁ?
 ルーサー : 僕はアークスに与してなどいないよ。
        彼らも、ダーカーも、世の中の全ては
        僕のコマに過ぎないんだからね。
 【若人】 : ご託は聞き飽きてるわ。
        何の用か、と聞いてるのよぉ?
 ルーサー : 何、悪い話じゃないさ。
        君に是非とも協力したくてね。
      : アークスの支配は着々と進んでいるが
        君が先程交戦した彼女についてだけは
        ガードが堅く、調べがつかない。
      : 三英雄は僕の好き勝手に動かせるもの。
        なのに、アレにだけは手が出せない。
        シオンに邪魔されてしまうんだよね。
      : わかるかな? 情報が欲しいんだよ。
        とびっきりの、生の情報がね。
        そのための準備もしてある。
      : 君は復讐を、僕は情報を。
        共に目的を果たすために、ここは
        ひとつ、手と手取り合ってみないかな?
 【若人】 : ……アタシすらも
        あなたのコマってわけかしらぁ?
 ルーサー : 否定はしないよ。
        言っただろう? 世の中の全ては
        僕のコマに過ぎない、ってね。


 孤独の子  
 A.P.228/8/1
 クラリスクレイス : ……ううう、なんであんなこと
            言っちゃったんだろう。
          : お話ししようって誘ったのは
            わたしなのに、自分から会話を
            拒否するって、なんなんだろう。
          : 言ってることとやってること
            ぜんっぜん反対じゃん……
          : 絶対嫌われたよ
            もう会ってくれないよ
            あーあ、あーあー……
          : 怖いのは事実だからしょうがない?
            時折わたしもぞっとする?
          : うるさいばか、せめて励ましてよ!
            そういう風に作ったのあなたじゃん!
          : ………………はぁ。
          : ……えっ?
          : ああっ、うわわわっ!?
            え、あれ、なんで、どうして?
      >君に会いに来た
          : わたしに会いに来たって……
            あんなこと言っちゃったのに
            なんで……?
      >たまたま通りかかった
          : たまたま通りかかったって……
            ここ、奥地も奥地な場所だよ?

 クラリスクレイス : ううん、そうじゃない!
            理由は何にせよ、会えたんだから
            きちんと言わないと、わたし!
          : ごめんなさい。
            この前はあんなひどいことを
            言っちゃって……
          : いい思い出だけを残したまま
            お別れした方が、きっと楽だって
            ……そう、思ったから。
          : 嫌われたり、怖がられたり
            したくなかったから……つい……
          : ……だから、また会えて嬉しい!
            うん、本当に嬉しいよ、わたし!
            しかも、ここで会えるなんて!
          : ここ、わたしのお気に入りなの。
            静かで、きれいで……
            なぜか、すごい落ち着くから。
          : こんなへんぴな場所には
            誰も来ないと思ってたんだけど
            ……あなたは、来てくれたね。
          : ふふっ……
            次からも何かあったら
            ここで待ってようかな?
      >わかった
          : よーし、約束だよ!
            約束だからね!
      >他の場所にしない?
          : えー、いいじゃんここで!
            わたしはここがいいのー!
            はい決まり! 約束だからね!

 クラリスクレイス : ああもうはいはいわかってる!
            やるよやるよやりますよー!
            がんばっちゃいますよー!
          : ……あ、そうだ。
            あなたの名前、わたしまだ聞いてない。
      >○○
          : ○○……
            ○○か……
            いい名前だね、ふふっ。
          : わたしも、名前があるんだ。
            クラリスクレイスじゃない
            本当の名前……
          : 今のわたしはクラリスクレイスだけど
            いつか、それを言えるような未来が 
            来るといいな。
          : ○○。
            ……それじゃ、またね。


 ふつうの女の子  
 A.P.228/8/4
 クラリスクレイス : ……きれいだよね、ここ。
          : 澄んだ空に、一面の銀世界。
            つん、と刺さるような
            冷たさも、かえって心地良い。
          : ……あ。
            わたしらしくない、って顔してる。
            いいじゃん、たまにはこういうのも。
          : わたしだって女の子なんだから
            景色に感動したりもするよ。
            ……まあ、ふつうではないけどさ。
          : それにしても、ふつうの女の子って
            どういう感じなんだろう。
      >もっとおしとやかな感じ
          : おしとやか、おしとやか、かぁ……
            静かーな感じで振る舞っていれば
            普通の女の子っぽくなるのかな?
      >そんなに変わらない
          : 気をつかってくれてありがと。
            でも大丈夫だよ。
          : わたしは、わたしが普通じゃないって
            よーくわかってるし、それが
            嫌だと思ったこともないからさ。
          : もしかして、今のわたしと逆の……
            おしとやかな振る舞いをしたりすれば
            普通の女の子みたいに見えるかな?

 クラリスクレイス : あ、○○。
            ……わたしは、元気だよ。
            いろいろお話、聞かせて欲しいな。
          : ……そんなに驚くこと?
            失礼しちゃうなあ。
            わたしだってこういうのできるんだよ。
          : ……でもまだ、いいかな。
            あんな風にほんわかしてると
            戦えなくなっちゃいそうだし。
          : それに、わたしがああいう風に
            振る舞える時っていうのは、きっと
            平和になった時のはずだからさ。
          : 平和になるそのときまで
            ふつうの女の子はお預け。
            ……それまで、とっておく。


 やがて、やりとげるために  
 A.P.228/8/7 9:00
 クラリスクレイス : ……○○?
            どうしてこんなところに?
            ここも普通は来られない場所だよ?
          : ……って、あなたには
            いまさらな指摘だったかな。
            お互いに、まっとうじゃないんだね。
          : わたしはね、この子のお願いで
            ここまで来てるんだ。
          : なんでも、ここにはフォトナーの
            遺跡があるんだって。
            その調査というか、利用というか……
          : ……この子が何なのか?
            さあ? わたしも知らない。
            それは、知らなくていいことだから。
          : この子の命令はいつも正しくて
            わたしはいつもそれで助かってきた。
            だから、別に知らなくてもいい。
          : それで困ったことがないから
            他のことは、知らなくていいこと。
            必要のないこと。
          : ……って、いままでの
            わたしなら言ってたと思う。
            でも、今は違うんだ。
          : わたしはずっと
            話し相手なんて必要ない
            ずっと一人で大丈夫って、思ってた。
          : でも○○と
            出会って、話すようになってから
            そうじゃないって、わかったんだ。
          : ……わたしはきっと
            知ろうとしていなかっただけ。
          : アークスのことも、この子のことも
            わたし自身のことも……
          : だから、全部終わったら
            まずはいろいろ勉強してみたい、かな。
          : 読んで、話して、見て、歩いて
            わたしが、どれだけのことを
            知らないのか、知りたい。
          : はいはい、今度は何?
          : ……え?
            アークスシップに……?
          : ごめん○○
            ……わたし、急がなくちゃ。






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