エコー : あっ! おーい!
○○ー。
ゼノ : おっ、ようやくエコー見つけたと思えば
今度は○○
次から次へと奇遇だな。
エコー : あたしがゼノを見つけたの!
ゼノ : はいはいそーだな、そーだったな。
で、○○
お前さんの調子はどうだ?
エコー : ……前から気になってたけどさ
なんかゼノ、すっごく優しいよね。
○○に。
ゼノ : そうかぁ?
先輩が後輩気遣うのは基本だろ。
エコー : 度が過ぎる、って言ってるの。
ねえ、○○
そう思うでしょ?
ゼノ : ……まー、オレは師匠に
そういうこと口酸っぱく
教わって来たからだな。
: 別に悪いことじゃねえんだし
いいだろ?
エコー : そりゃあ、そうだけど……
ゼノ : なんか歯切れ悪いな?
……お、もしかして
エコー、お前、嫉いてんのか?
エコー : ば、ばっかじゃないの!!
: それじゃね
○○!
ほらゼノ、行くよ!
|
A.P.238/2/22
ゼノ : おっ?
○○か?
: 奇遇だな、こんなとこで会うなんてよ。
元気にやってるか?
: こんな森んなかで偶然会ったのも
何かの縁ってやつだな。
よし、ちょっと手伝わせろ。
エコー : ちょ、ちょっとゼノ!
あたしたちも任務中なんだけど!
ゼノ : 細かいことは気にするなって。
: それに、こっちの任務はこっちの任務で
あらかたケリはつけておいたはずだぜ?
エコー : え……?
……あ、あれ、本当だ。
いつのまに?
ゼノ : お前が原生生物にびびって
逃げ回ってる間にだよ。
エコー : ……び、びびってなんかない!
まったくもう! 好きにしなよ!
ゼノ : よしよし、許可も出た。
それじゃ行こうぜ
○○!
|
エコー : あ、○○。
大丈夫? ケガとかしてない?
: うん、大丈夫そうね。
でも、無理だけはしちゃダメだよ。
ゼノを見習ったりしちゃ、絶対にダメ。
: まあ、ゼノはゼノで
あれでもずいぶん大人しくなった方
なんだけどね……
: え、ゼノが探してた?
あたしがどんどん勝手に
先に進んじゃった、って?
: ……べ、べつに
先行なんかしてないわよ!
何かありそうな雰囲気だったから……
: ……もう! あたしは悪くないわよ!
ついてこれないゼノが悪い!
: それじゃ、あたしは行くね。
ありがと!
|
エコー : ○○!
ねえ、ゼノ見なかった?
……見てないか。
: ぐぐぐ……かんっぜんに撒かれた!
ああ、もうっ! やられたっ!
: 危ない任務のときはいつもそう。
あたしには危険って言って
連れて行ってくれないの。
: 本人はそれを優しさと勘違いしてるし
あー、もう、腹がたつなあ!
: そりゃあたしは
役立たずかもしれないけどさ……
: あたしがいないと
ゼノは無理ばっかしちゃって
そっちのほうがよっぽど危ないのに……
: ……ごめんね、愚痴っぽくなった。
ゼノ、帰ってきたら
うんと怒ってやらないと!
: それじゃ、あたしは帰るね。
ばいばい。
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A.P.238/2/28
エコー : だーかーらー、何度言えばわかるのよ!
それじゃなくて、こっち先!
二度手間になっちゃったでしょ!
ゼノ : うっせーな、どうだっていいだろ!
両方とも終わったんだからよ!
エコー : いつもいつもそんなことじゃ
効率が悪いって言ってるの!
ゼノ : へいへいわかりました!
すいませんでしたー!
: ていうか、元はと言えば
お前が思いっきり依頼内容
勘違いしてたせいだろうが!
エコー : うわ、自分で「まあ気にすんなよ」とか
きざったらしい台詞吐いておいて
すぐに翻意とか、かっこ悪っ!
ゼノ : キザとか言うな!
さっきまで泣きそうな顔してたくせに!
エコー : そっ、それは言わないでよ!
……間違えちゃったのは事実なんだし。
ゼノ : あのなあ。
俺は別にそんなことを
責めたりしないっての。
: ガキのころからの付き合いなんだから
わかるだろ?
エコー : ……わかってる、けど。
ゼノのお荷物になるのは、いやだし……
ゼノ : ……あ。
……○○。
エコー : ……あ。
ゼノ : ……さ、さあ、エコー!
任務の続きと行こうじゃないか!
エコー : そ、そうね、任務残ってるもんね!
効率悪いやりかたしてるし
急いで終わらせないとね!
ゼノ : そうだな!
誰かさんが勘違いしてなければ
もっと早く終わってたけどな!
エコー : ……ねえ、ゼノ。
ゼノ : ……おい、エコー。
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A.P.238/3/3
ゼノ : おう、○○
なんか、お前さんとは
色々なところで会うな。
エコー : きみ、ちょっと噂になってるわよ。
いろんなお願いをどんどん聞いて
叶えてくれるルーキーがいる、って。
ゼノ : しっかし、そうして他人のために
奔走してる姿を見てると
なんだかちょっと師匠を思い出すな。
: あの人も、無茶な依頼を聞きまくって
あっちこっちに出向いてたっけな……
エコー : うわ、はじまった、ゼノの師匠語り。
これ長くなるから気を付けて。
ゼノ : こんなところで長話はしねーよ!
師匠は師匠、こいつはこいつだ。
: でも、お前さんの持つ雰囲気は
師匠に似てるんだよな。
: あの人は、他人のために頑張りすぎて
ずいぶんと貧乏くじ引いてたぜ。
お前さんも、気をつけな。
エコー : さ、ゼノ、そろそろ行こう。
ゼノ : おう。
それじゃな
○○。
|
ゼノ : うーっす
○○。
元気にやってるかー。
: 元気ならちょっくら
エコー引き取ってくれー。
エコー : ちょ、ちょっと、ゼノ!
いきなり何言ってんのよ!
わたしも一緒に行くんだからね!
ゼノ : ……お前さっき「行きたくない!」って
言ってたところじゃねえかよ。
分単位で発言覆すなよな……
エコー : なるべく行きたくないって意味よ!
ゼノがどうしても行くっていうのなら
……仕方がないでしょ。
ゼノ : いやだから
無理してついてこなくても
しばらく待っててくれれば……
エコー : ダメ! 一緒に行くの!
そうしないと、どれだけ無茶するか
わからないんだから!
ゼノ : ……へーいへい。
: ○○
スマンな、なんかそういうことらしい。
: 見栄はってんだかなんだか知らんが
面倒くせえなぁ……
本気でお前さんに押しつけたいぜ。
エコー : ほら、ゼノ、行くわよ!
あんまりその子に
迷惑かけちゃダメ!
ゼノ : ……どの口が言うんだか。
|
エコー : だ、誰っ!
……って、○○
あんまり驚かせないでよ。
: あたし? 何してるって?
も、もちろん、調査中よ。調査中!
: 一人で、って?
そ、そんなのあたしの勝手でしょ!
何? あたしが一人だったらおかしい?
: じゃ、じゃああたしは
早くゼノを……じゃなくて
調査しないといけないから、これで!
|
エコー : あ……○○。
今日は別にゼノを探してるわけじゃない
一人でちょっと出てきただけ。
: ……ねえ、あなたはさ
ダーカーと戦うのって、怖い?
: ……あたしは怖いよ
すっごく怖い。
: でも、自分の大切な人が
自分の知らないところでいなくなるのは
もっと怖いから…………
: ……あーあ、早くダーカー全部倒して
平和に安全に暮らせるように
なるといいよね。
: それじゃ、あたしは帰るから
この先も気を付けてね。
|
エコー : あ、○○。
ゼノと一緒じゃない、よね?
……よかった。
: ……ゼノには内緒だよ。
あたし一人で特訓中なんだ。
: いっつも足手まといって言われるし
少しでも役に立てるように、ね。
: とはいえ、自分でもよーくわかるんだ。
あたしはこういう戦い全般が
向いてないんだ、って。
: フォトンの適正やそういうのもだけど
何よりも、動機が薄いんだと思う。
強くなろうって、気概がね。
: そう、あたしはただ
側にいられればそれでいいって
思ってるから……
: あー……だめだめ
こういうネガティブな思考も
きっと良くないんだよね。
: さ、特訓の続きをしないと。
: ○○も
がんばってね。それじゃ。
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A.P.238/3/30
ゼノ : お、○○。
お前さんもとうとうここまで
来るようになったか。
: よく頑張ってるな、と
労いたいところなんだが
ちっとタイミングが良くないな。
エコー : タイミング?
何かある頃合いだったっけ?
ゼノ : お前は感じないのか、エコー。
ぴりぴりした、この空気を。
: ○○。
お前はどうだ?
なんとなしにでも感じないか?
: こういう空気の時は、危ないんだ。
: 十年前の……あの時も
こんな感じの空気だった。
……嫌な予感がするぜ。
エコー : 十年前って……?
ゼノ : あ、いや……独り言だ、忘れろ。
: とにかく、ただでさえ怪しい場所なのに
さらに不穏な空気と来たもんだ。
お互い、十分に注意していこうぜ。
エコー : あ、ちょっとゼノ!
……もう、その話題になると
いつもすぐ逃げるの、やめてよね!
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A.P.238/4/3
エコー : あ……○○。
カスラ : ……ちょうどいいですね。
貴方も聞いていただけますか。
: ご報告したいのは
ゼノさんの行方について、です。
: かのダークファルスと後退戦闘を
続けていた私たちは、次第に
追い詰められていきました。
: そこで彼は賭けに出たのです。
私と別れ、ダークファルスを
引きつけるように奥地へ……
: その後の消息はつかめていません。
必死で捜索していますが
痕跡もほとんど……
エコー : そう……ですか……
カスラ : 【巨躯】と名乗るダークファルスは
明らかに彼を狙っていました。
彼はそれを利用したのでしょう。
: どうしてあそこまで彼に対し
固執していたのか、理由は
わかりかねますが……
エコー : ……理由は、わかる。
もとの身体がゲッテムハルトだから
ゼノを執拗に狙ってたのよ。
: ゼノもそれをわかってたから
自分が囮になるような真似を……
カスラ : ……申し訳ありません。
私がついていながら、このような
事態になってしまうとは……
エコー : いいんです、ゼノなら
きっとそうするってわかってました。
: それに、まだ帰ってきてないだけで
そのうちひょっこり帰ってきますから
大丈夫……大丈夫ですよ。
カスラ : ……はい、そうですね。
私も、そう信じています。
: すみません。
私はまだ方々への連絡がありますので
これで失礼させていただきます。
エコー : ……ん? どうしたの?
あたしの顔になにかついてる?
: 大丈夫、あたしは大丈夫だよ。
待たされるのには、慣れてるしね。
: それよりも、ゼノが留守の間は
あたしがそのぶんきっちりしないと!
もちろん、きみも協力してね!
: ……よーし、がんばっちゃうぞ!
|
エコー : あっ、○○
元気にやってる?
: あたしはね、特訓中だよ。
何の特訓かは……秘密!
: しばらくはゼノが留守なんだし
その代わりに、みんなの依頼なんか
あたしが受けないといけないしね!
: 大丈夫、ゼノに出来てたんだし
あたしにも出来るって!
: それじゃ、あたしは行くね。
もっといろいろなことに
慣れておきたいからさ。
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A.P.238/4/5
エコー : あ、○○。
……ごめん、ぼーっとしてた。
: さっきの連絡、見た?
アークスの大々的な催し物だってね。
きみも参加するんでしょ?
: あたしは……あたしはちょっと
まだそういう気分にはなれないかな。
: ふふっ、ゼノがいたら一も二もなく
参加する! って言い出すだろうな。
早く戻ってくればいいのに。
: ……あ、ごめん。
しんみりさせるつもりはなかったの。
気にしないで。それじゃあね。
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