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Radical   Discovery 



       ゲッテムハルト
                   CV:飛田展男
  ヒューマンの男性ファイター。
  闘争を求め、力こそが全てと豪語する。
  ゼノとは旧知の仲のようだが、決して
  良い関係であったとは言えないようだ。
  ナベリウスの奥地でダークファルスと接触、
  悪しき思念に侵食され、己を見失って
  ダークファルス【巨躯】へと変貌した。



001. 仮面野郎は何処に居る (火山:マターボード)
002. 不意の遭遇
003. ダーカーは全て殺せ
004. 甘々な戦い方
005. 弱いやつに価値はない
006. ゲッテムハルトの過去は…… (地下坑道:マターボード)
007. 他人は駒
008. 死にたがりの
009. ゲッテムハルトとメルフォンシーナ
010. ゲッテムハルトとゼノ
011. ゼノとオマエ
012. うごめく闇に気付く (遺跡:マターボード)
013. 撒き餌か主食か




 仮面野郎は何処に居る  
 A.P.238/3/4
  ゲッテムハルト : あァ? オマエか……
             今オマエに用はねェんだよ。
             あの仮面野郎は何処だ、アイツを出せ。
           : といっても、オマエは何も
             知らないんだったっけなァ?
           : 因縁つけられた相手の事を知らねェ
             因縁つけられる理由も知らねェとか
             オモシロすぎんだろ、あァ?
 メルフォンシーナ : ……○○様
             何か、隠していませんか?
             無意味な黙秘は身を滅ぼしますよ。
  ゲッテムハルト : やめろやめろ! 無駄だシーナ!
             ソイツを喰うには、まだ早ェ!
 メルフォンシーナ : ……しかし、先日の状況を鑑みるに
             とうてい無関係とは思えません。
             尋問して吐かせたほうが……
  ゲッテムハルト : んん? なんだシーナ?
             テメェ、俺に逆らうのか?
 メルフォンシーナ : い、いえ!
             …………申し訳ありません。
             差し出がましい言葉でした。
  ゲッテムハルト : オマエは好きなように踊っとけ。
             美味しくなったら、食べてやるよ。
 メルフォンシーナ : ……それでは
             ○○様。
             失礼いたします。


 不意の遭遇  
  ゲッテムハルト : んん……? あァ、オマエか。
             まだオマエに用はねェよ
             喰ってもつまらんしな。
           : せいぜい、オレの邪魔にならないよう
             どこぞにひっこんでろ。
             さもなくば、まとめて吹っ飛ばすぜ?
 メルフォンシーナ : ○○様
             唐突な無礼をお詫びします。
           : しかし、今日のゲッテムハルト様は
             若干機嫌がいいようですね。
             わざわざ警告するなんて……
           : ……それでは、失礼します。


 ダーカーは全て殺せ  
  ゲッテムハルト : ……ちッ、オマエか。
             今オマエに用はねェんだよ!
             それよりもダーカーだ!
           : 無尽蔵に湧いて来やがるくせに
             逃げ足だけはむやみやたらに速い……
             ああ……不愉快だ、うざってェ……!
           : 声でも発するなら
             嬲り殺しがいもあるってのに
             ますますもって気にくわねェ……
           : ……オマエもわかってるな。
             ダーカーは見つけ次第殺せ。
             出来る限り、苦しめて、だ。
 メルフォンシーナ : ……貴方様は、ゲッテムハルト様を
             残虐だと思いますか?
             思うかもしれませんね。
           : しかし、ダーカーの処遇については
             私もまったくの同意見です。
           : 殺しますよ。
             私でも、容赦なく殺します。
             あれは絶対的な敵ですから。
           : ……それでは、失礼します。


 甘々な戦い方  
  ゲッテムハルト : よぉう○○
             見させてもらったぜ、オマエの戦い。
           : ゼノなんかとつるんでるだけあって
             甘々で貧弱で、目も当てられねェな。
             だが、それだけじゃねェ。
           : オマエには、絶対的な意志が
             足りてねェんだよ。
             相手をブチ殺す!っていう、意志がな。
           : だから相手はビビらねェし
             余計な手間もかかる。
           : 対峙した相手は殺す、その意志なしで
             戦場に立つのは、ただの大馬鹿だ。
           : ……そういうヤツはな、肝心な時に
             どうしようもないポカをかますんだよ。
           : 常に殺意を持て、それだけできっと
             オマエはもっと美味くなるはずだぜ?
 メルフォンシーナ : ……今のはきっと
             助言というやつですね。
           : ゲッテムハルト様が他人を気遣うなんて
             めったにないことです。
             ……ちょっと、うらやましいです。
  ゲッテムハルト : シーナぁ!
             何ごちゃごちゃ話してやがる!
             さっさと来い!
 メルフォンシーナ : ……余計な話でした。
             忘れてください。では、失礼します。


 弱いやつに価値はない  
  ゲッテムハルト : よォ、育ってるか?
             ……んん、順調だな、イイ感じだ。
             その調子で美味く育てよ。
           : 弱いヤツに価値はねェ
             居る意味もねェ、唾棄すべき存在だ。
             それを無闇に守ろうとするヤツもな。
           : よく覚えておけよ。
             この時勢、この状況において
             頼りになるのは己の力のみだぜ?
           : 甘ちゃんなごっこ遊びに
             かぶれてるんじゃねェぞ?
           : ……行くぞ、シーナ。
 メルフォンシーナ : ……はい、ゲッテムハルト様。
           : それでは
             ○○様
             失礼いたします。


 ゲッテムハルトの過去は……  
 A.P.238/3/22
 メルフォンシーナ : ……その足音は
             ○○様
             ですか?
           : あ……きちんと挨拶出来ず
             申し訳ありません。
           : 少し、怪我をしただけです……
             放っておいてください。
             ……優しく、しないでください。
           : 私に、そんな資格はないんです。
             十年前のあのときに……
             全部、なくなってしまった。
           : ゲッテムハルト様が
             笑ってくれるまで……
           : いえ……あのひとが、もう一度
             誰かを信じられるようになるまで……
             私は……
  ゲッテムハルト : シーナぁ!
             てめぇ、何くだらねェことを
             ベラベラと喋ってやがる!
 メルフォンシーナ : あ……ゲッテムハルト様……
  ゲッテムハルト : 口を動かす余裕があるなら
             さっさとその身体を動かせ!
           : てめェも余計な詮索するんじゃねェぞ?
             未熟なままで喰われたくなかったらな。
 メルフォンシーナ : ……
             ○○様。
             申し訳、ありませんでした。


 他人は駒  
  ゲッテムハルト : よォ、オマエか……
             ……くふふっ、そう警戒するな。
             いきなり襲いかかったりはしねェよ。
           : シーナも怪我でいねェしな
             おかげで一人自由に動き回れる……
             あぁ、たまらなく気分がいい。
           : 所詮、他人なんてモンは全て駒だ。
             利用するだけ利用して、価値がなければ
             すぐに捨てる、そういうモンだろう?
           : 否定するか? 否定したいか?
             まぁ、好きにするといい。
           : だがな、忘れるなよ。
             アークス自体ただの駒と同じなんだぜ?
             いくらでも代わりはいるんだからな!
           : くふ……くふふっ、ふははははっ!


 死にたがりの  
  ゲッテムハルト : よォ、○○
             見れば見るほど無難な戦い方だなァ!
             死の気配がこれっぽっちもねェ!
           : そんなんで楽しいのか?
             満たされるのか? なァ、どうなんだ?
           : 足りねェんだよ、圧倒的に!
             危機感ってヤツがな、全然足りねェ!
             ひりつくような死の予感がな!
           : オレたちがやってるのは生存競争だぜ?
             殺し殺されの無慈悲な戦いだ。
             そしてそこにこそ、充足がある!
           : むせ返るような殺意が渦巻く中にこそ
             オレたちの存在価値があるんだよ!
           : それを、誰も彼も
             ちっともわかっちゃいねェ!
             認めようとしやがらねェ!
           : 忘れるなよ
             ○○
           : オレたちは
             殺し殺されるためだけの存在!
             それ以外の価値はねェ!
           : わからねェか?
             死ぬために戦っているんだよ
             オレも、オマエも、誰も彼もな!
           : だからこそ死を愉しめよ!
             じゃなきゃあ、こんなクソみたいな世界
             なーんも楽しくないぜ?
 メルフォンシーナ : ……少し、うらやましいですね。
             ゲッテムハルト様が、あれだけ感情を
             あらわにするのは、めったにありません。
           : 私の知る限りでは、貴方様にだけ……
             そう、私にだって、あんなには……
           : ……失礼します。


 ゲッテムハルトとメルフォンシーナ  
  ゲッテムハルト : ……あァ? ちッ、オマエか。
             とっとと失せろ、用はねェ。
 メルフォンシーナ : はっ……はっ……!
             ゲッテムハルト様、遅くなりました!
  ゲッテムハルト : ……ふん、それだけ走れるなら
             もっと早く追いつけるだろうが!
             とろとろしてんじゃねえ! 行くぞ!
 メルフォンシーナ : は……はい!
             ○○様
             それでは失礼します。


 ゲッテムハルトとゼノ  
  ゲッテムハルト : あァ、オマエか……
             んん、ん? オマエでもいいか?
             ……いや、まだ早いな。
           : おい、ゼノは何処だ。
             一緒じゃないのか。
             アイツとなら、楽しい闘いが出来る。
           : ……ちッ、こういうときに
             しゃしゃり出てこなくてどうする。
             つまらねェヤツだ。
           : 肝心な時に役にたたねぇとは
             変わらねェなぁ……くふ、くふふっ!
           : あまりにも変わらなさすぎて
             可笑しくて腹がよじれそうだ。
           : オマエはどうなるんだろうなあ?
             ゼノみたいになるのか、オレみたいに
             なっちまうのか……楽しみだぜ。
           : 行くぞ、シーナ!
 メルフォンシーナ : ……私に聞かれても無駄ですよ。
             ゲッテムハルト様とゼノ様の間に
             何があったのか、興味ありませんから。
           : それでは
             ○○様
             失礼します。


 ゼノとオマエ  
  ゲッテムハルト : よォ……そろそろ死んどくか?
             くふ、くふふっ、冗談だよ。
             そう怯えるな。
           : だがホント、オマエはゼノに似てるな。
             オレの気にくわない事ばかりしやがる。
             そっくりすぎて、殺したくなるぜ……
           : ……いや、違うか?
             アイツのは上っ面だけ……
             だが、オマエはそうじゃねえ気がする。
           : 根っからのイイ子ちゃんだとしたら
             救いようがねえな。
             悪ぶってるとしても限界があるぜ?
           : 一度、境を超えてしまえば
             あとは楽だってのに……
             わからねぇ、わからねェなァ。
           : ああ、意味わからん、理解不能だ……
             だからつい、殺したくなってくる。
             ……チッ、行くぞ、シーナ。
 メルフォンシーナ : はい、ゲッテムハルト様。
             それでは、失礼します。


 うごめく闇に気付く  
 A.P.238/3/30
  ゲッテムハルト : よォ
             ○○……
             どうだ、てめェも感じねェか?
           : わからねェとは言わせねえよ。
             今わからなくても、いずれわかるぜ。
           : にしてもよォ……くふ、くふふっ!
             これを遺跡とは、よく言ったモンだぜ。
           : アークスお得意の優しい嘘ってヤツか?
             反吐が出るほどめでたい話だ。
           : んァ? シーナは何処か、だと?
             見りゃわかんだろ、ここには居ねェよ。
           : しかし、この状況で
             他人様の心配たァ、ずいぶん余裕だな?
           : ……くふ、くふふっ、ふはははっ!
             オマエ、ずいぶんと美味そうに
             なってきたじゃねェか。
           : いや、いやいや、まだ、まだだな。
             急いちゃいけねぇ
             ちったァ我慢もしねェとなァ。
           : なにせ、これからは
             もっと楽しいことが起こるんだしな。
           : 何が起こるか? そんなの気にすんな。
             テメェはテメェ自身が美味くなるように
             動いてりゃいいんだよ。
           : くふ、くふふっ!
             楽しくなってきやがったなァ……!


 撒き餌か主食か  
  ゲッテムハルト : おい、オマエ。
            質問がある、一言で答えろ。
            あの仮面野郎は何処だ?
          : ……ちッ、その様子。
            未だ正体不明ってことか。
            スカしやがって、つまらねェな。
          : いいか○○
            さっさとヤツを誘き寄せろ、捕捉しろ!
            そしてオレに捧げてみせろ!
          : わかるか? わからねェのか?
            アイツはな、久々に見つけた
            とっても美味そうなヤツなんだよ。
          : ……だがまあ、こうして焦らされるのも
            悪かない、悪かないな……くふっ!
            溜めた分だけ結末が気持ちよさそうだ。
          : まあ、あの仮面野郎じゃなくて
            オマエがさっさと熟れちまうのでも
            オレは一向に構わないんだぜ?






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