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Radical   Discovery 



       コトシロ
                   CV:杉田智和
  ハルコタンの原生民。
  寡黙で芯の通った人物。
  神子スクナヒメの守人であり、
  神子の社を守る役目を負っているが、
  星の人々からは何故か疎まれている。
  幼いころに戦禍にあって視力を失い、
  孤独の身をスクナヒメに助けられた。



001. 守人コトシロ (白ノ領域:マターボード)
002. 神子の加護 (白ノ領域:マターボード)
003. 白の民、黒の民 (白ノ領域:マターボード)




 守人コトシロ  
 A.P.239/1/8
 白の民 : おお、おお、神子さま!
       神子さまじゃないですか!
 マトイ : あ、ちゃんと翻訳できてる。
       けど、神子さまって、何のこと?
 白の民 : 神子さまは、神子さまでしょう!
       それより聞いて下さい神子さま!
       あの不埒な黒の民どもが……!
 マトイ : いや、えっと、あのっ……
       ごめんなさい!
 コトシロ : 止せ、困っているだろう。
 白の民 : コトシロ。
 コトシロ : 神子さまへの進言は
        神子の守人である私を通す。
        それが決まりのはずだ。
 白の民 : く……わかっている。
     : 神子さま、それでは失礼します。
 マトイ : あの、ありがとうございます。
       でも、わたしたちはその神子さまって
       いうのではなくて……
 コトシロ : わかっている。
      : それより聞きたいことがある。
        あなた方と同じぐらいの体躯をした
        えらそうな女性を見たことはないか?
 マトイ : えらそうな女性……?
       わたしは、見たことないけど……
       ○○は?
    >心当たりはない
 コトシロ : ……そうか。
        そちらに紛れているのかと思ったが
        あてがはずれたか。私も未熟だな。
      : もし見かけることがあったら
        このコトシロが探していたと
        伝えて欲しい。
    >それが、『神子さま』?
 コトシロ : ……そうだ。
        もし見かけたら、このコトシロが
        探していたと、伝えて欲しい。

 マトイ : 行っちゃった。
       コトシロさん、でいいのかな。
     : 他のひととは、なんだか
       雰囲気が違ってたね。
     : うーん、あのひととなら
       お話出来そうなんだけど……


 神子の加護  
 マトイ : あ、○○。
       ちょっと疑問というか
       気になることがあるんだけど……
     : ……ハルコタンの、白の民の人たちって
       ダーカーと戦って、大丈夫なのかな?
     : ほら、時々戦いを手伝ってくれたり
       してるんだけど、あれが原因で
       侵食されたりしないのかな、って……
 コトシロ : ……また、会ったな。
        戦の鎮圧に協力していると聞く。
        白の王に成り代わり、感謝を。
 マトイ : あ、ご丁寧にどうも……
       じゃなくって、あの、コトシロさん。
       聞きたいことがあるんだけど。
     : 白の民の人たちに
       何か変わったこととか、起きてない?
 コトシロ : ……?
        その発言の意図がよくわからないが
        特に連絡は受けていない。
 マトイ : そっか……
       白の民の人たちは、侵食とか
       されないってことなのかな?
 コトシロ : 私には、あなた方の危惧が
        いまいち掴み切れていないが……
        おそらく神子さまの加護のおかげだ。
 マトイ : 神子さまの、加護?
 コトシロ : 然り、この星に住まう民を
        悪意と害意から守る、神子さまの力。
        それが神子による灰の加護である。
 マトイ : 加護、かあ……
       それが、ダーカーの侵食から
       みんなを守ってくれてるのかな?


 白の民、黒の民  
 A.P.239/1/21
 マトイ : あ、○○
       ほら見てあのひと。この前の。
       声、かけてみようか?
 コトシロ : 何か私に用向きか?
 マトイ : えっ?
       な、なんでわかったの?
 コトシロ : 見ずとも、気配でわかる。
        否、見ることはもとより叶わないがな。
 マトイ : あなた……目が?
 コトシロ : その通りだ。
        だが、目が見えぬことも
        不便ばかりではない。
      : あなた方が神子でないことも
        なにもかも感じ取れる。
        私に同情していることも、な。
 マトイ : ……ごめんなさい。
       不愉快だった?
 コトシロ : あなた方の思考は新鮮だ。
        白の民とも、黒の民とも違う。
        穏やかで、暖かい。
      : とかく私のような者を
        排除しようとする、この星の民とは
        まったく違う。面白い。
      : この星を二分する民族。
        白き領域に白の民、黒き領域に黒の民。
        永涙の河を境に、不可侵としている。
      : だが、先日から黒の民が白き領域に
        踏み込んでくるようになった。
      : 掟を破りしものどもに、罰を。
        その号令の元、白の民は待っている。
        ……灰の神子の、降臨を。
 マトイ : 灰の、神子……
 コトシロ : ……社に踏み入るか、黒の民よ。
        外道の道だぞ、それは。
      : 私は、守人の責務を果たしに行く。
        ……さらばだ。
 マトイ : ……守人の責務って
       戦いが起こるってこと?






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