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Radical   Discovery 



       マールー
                   CV:門脇舞以
  ニューマンの女性フォース。
  フォースを目指すプレイヤーに
  その特長や心得の数々を教えてくれる。
  彼女は子供のころに大きな事故にあい、
  知らない男の子に命を救われた事がある。
  気絶したその男の子に祈り願ったとき、
  彼女はフォースの適性を自覚した。



001-011. EP1
012-016. EP2
017. もう、手遅れなのかしら
018. 互いをよく知るために
019. 貴方はひとりじゃない (黒ノ領域:マターボード)




 もう、手遅れなのかしら  
 A.P.239/1/8
 マールー : ……あ、貴方。
        あの、よければ、ちょっと話を
        聞いてもらえないかしら。
      : ……あのハンターの男……
        オーザから、私のことを
        何か聞かれたりしてないかしら?
      : ……一緒だった、と言えるのは
        あのマザーシップの時ぐらいで
        その後は、ほとんど会ってなくて……
    >特に何も聞かれていない
      : ……そう。
        ううん、別になにか特別なことが
        あったというわけでも、ないの。
    >何かあったのか?
      : ……何かがあった
        というわけではないけど
        ちょっと、気になって。

      : ……話せない、ってわけじゃないの。
        ただ、どうしても距離をとってしまって
        気まずくなっちゃって。
      : ……だって
        こっちの気持ちもおかまいなしに
        どんどん近づいて来るんだもの。
      : だから、私はハンターが嫌い。
        暑苦しくて、無遠慮で……
      : ……そんなことばかり言ってたら
        敬遠されても、当然よね。
      : ……私はハンターが嫌い。
        だけど、彼のことを嫌っている
        わけじゃないわ。
      : いろいろ話したいこともある。
        でも……もう手遅れなのかも。
        ……全部、私が頑固だったから。
      : ……ごめんなさい。
        ヘンな話に付き合わせちゃって。
        それじゃあね。
 アザナミ : ……ふむ、こっちはこっちで
        あと一押しが必要って感じだね。
      : 背中を押したつもりが
        半年間もまごまごされ続けるなんて
        思ってもみなかったなあ。
      : まー、こうなっちゃったのは
        わたしの責任でもあるし
        もう一肌脱がなきゃダメかな?
      : そのときは、貴方も協力してね?
        それじゃっ。


 互いをよく知るために  
 オーザ : おう、お前か。
       この前は迷惑をかけたな。
     : 元はと言えばアザナミのせいだが
       巻き込んで悪かった。
 マールー : ……よく言うわ。
        抱きつかれて、鼻の下
        伸ばしていたくせに。
 オーザ : だからそういうのではないと
       何度も説明したじゃないか。
       お前も納得してくれただろう?
    >付き合い始めたの?
 オーザ : 付き合うって……ちっ、違うぞ!
       まだそういうのではない!
 マールー : ……そ、そう!
        そういうのではないの!
    >仲直りできたんだね
 オーザ : ああ、おかげさまでな。
 マールー : ……二人できちんと話し合えて
        誤解だって、わかった。

 マールー : ……お互いのことを
        もっとよく知らないといけないって
        話し合っただけ。
 オーザ : そうそう、そうだ!
       オレはフォースのことを、マールーは
       ハンターのことをもっと知る!
     : そうすることで、アークスという
       組織は磐石になっていく!
       そうだろう? そうだろう!
     : 決して他意はない!
       そこを勘違いするなよ!
 マールー : ……そうはっきり言われると
        それはそれで、腹が立つわ。
 オーザ : あっ、おい、マールー。
       前に出るんじゃない、危ないぞ!
       ……では、またな!


 貴方はひとりじゃない  
 オーザ : よう、○○
       大変なことになったな。
 マールー : ……事情はだいたい、聞いているわ。
        私たちにも、協力させてね。
 オーザ : オレとマールーは
       お前のために力を尽くす。
       アークスの方針がどうなろうと、な。
 マールー : ……貴方には
        ずっと迷惑をかけてきたから……
        その恩を、返させてほしい。
 オーザ : 迷惑をかけただけじゃない。
       お前には、何度も世話になった。
       ……本当に何度も、何度もな。
 マールー : ……だから今度は、私たちが返す番。
        貴方のために、力を使わせて。
 オーザ : オレたちの力がどこまで役立つかは
       わからないが……露払い程度なら
       出来るはずだ。
 マールー : ……○○。
        忘れないでね。
        貴方はひとりじゃない。
 オーザ : オレたちの心も
       お前と同じように、ある。
       ……決して、諦めるな。






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