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Radical   Discovery 



       テオドール
                   CV:岡本信彦
  ニューマンの男性フォース。
  常に弱気で、任務には消極的。
  ただなんとなくアークスを続けていた。
  適性無しでアークスになれなかった友人、
  ウルクにずっと負い目を感じていたが、
  彼女の職員登用を受けて、ようやく
  前向きになれそうなのだと言う。が……



001. なんとなくアークス
002. それしかなかったから
003. 適性ってなんなんだろう
004. 怒られちゃいました
005. 戦っているふり
006. 無理しないでって……
007. ようやく前を向ける
008. どうして彼女が……
009. すべてをけしてやる




 なんとなくアークス  
 A.P.238/2/21
 テオドール : ひ、ひいっ! ……あ。
         な、なんだ、アークスの人か……
       : ……はぁ、よかったぁ。
         エネミーかと思いましたよ。
       : いや、ぼく、あんまり戦うのは
         好きじゃなくって、ですね……
       : アークスになったのも
         たまたま適性があったのと
         人気があったからそうしただけで……
       : ……正直、怖い事はしたくないんです。
         なんとかなりませんかね……
         ならないですよね……はぁ……
       : ヘンな話をしてすみませんでした。
         それじゃ、ぼくは行きますね……


 それしかなかったから  
 A.P.238/2/24
 テオドール : あ、こ、こんにちは……
         お元気そう……ですね。
       : あの……すみません
         質問なんですけど、どうやったら
         エネミーと戦わずにすむと思います?
       : アークスをやめる……っていうのは
         確かにそうなんですけど
         でも、ぼくにはこれしかなくて……
       : 他には何も出来なかったけど
         なぜかアークスになれる適性だけは
         あったみたいで……
       : ……ほんとうに、他のことは
         何も出来ないんで、アークスのままで
         なんとかエネミーと戦わずに……
       : ……わかってます。
         そんなの無理、ですよね……
         すみませんでした、失礼します。


 適性ってなんなんだろう  
 A.P.238/3/1
 テオドール : あ、あの……こんにちは。
         よく、お会いしますね。
       : あの、貴方はどうしてアークスに……?
         ああいえっ、文句とかではなくて
         ただ単純に興味があるだけで……
       : ……ぼくの知り合い、アークスに
         なれなかったんです。
         その……適性がないそうで。
       : いっつもアークスになるって
         言っていたんですけど……
         ……才能がない、って。
       : ぼくがアークスになっちゃって
         彼女がなれない、って……
         理不尽ですよ。
       : 可能なら、ぼくの適性をあげたい……
         けど、そんなことできないし……
       : ……なんで、ぼくなんでしょう。
         ぼくじゃなくて、彼女のほうが
         よっぽどアークスに向いているのに……


 怒られちゃいました  
 テオドール : はぁ……あ、こ、こんにちは。
         すみません、いきなりため息吐いてて。
         ちょっと、怒られちゃいまして……
       : もっと真面目に戦え、だそうです。
         そんなこと言われても
         最初からやる気なんてないのに……
       : アークスは遮二無二戦うものって
         一体誰が決めたんでしょう。
         どうして、ぼくたちは戦うのでしょう。
       : 戦う力があるから戦うというのは
         あまりにも論理が乱暴な気がします……
       : ……すみません、完全に愚痴ですね。
         まあ、怒られない程度に頑張ります。
         それじゃ……


 戦っているふり  
 A.P.238/3/13
 テオドール : あ、こんにちは。
         ふふっ、今日はちょっと元気ですよ。
         余力が残っている感じです。
       : なにぶん、戦っているふりをするのが
         上手くなってきましたから……
       : 必要最低限といいますか
         求められたこと以外はしないように
         するだけで、楽になってきました。
       : こんなこと、真面目にやっている人に
         言うとすごく怒られそうですけどね……
         でも、ぼくはそういう性格ですから。
       : アークス以外のことが出来ない以上
         アークスの中でできる最低限を
         粛々とこなしていく……
       : 楽しいとかそういうの?
         微塵もないですよ。
         これは、任務ですから。
       : ふふ……彼女にこんなこと言ったら
         めちゃくちゃ怒られそうですけどね。
         もっと真面目にやれー!って。
       : ……まあ、そんなこと言われても
         才能以上に、性格の向き不向きが
         あるんだから、仕方ないですよ……


 無理しないでって……  
 A.P.238/3/16
 テオドール : …………。
         ……あ、す、すみません。
         ちょっとボーッとしてました。
       : いえ、ケガとかじゃないんです。
         ちょっと考え事をしていただけで……
       : ……知り合いに、アークスの仕事を
         さぼっていたり、手を抜いているのが
         ばれてしまいまして。
       : 怒られるかなーって、思ったんですよ。
         でも彼女は、なんだか妙に優しくて……
         「無理しないで」って。
       : ああ、許してくれた、と思ったけど
         なんか、すごくその言葉が
         ぐさりときて、ですね……
       : 彼女はなりたくてもなれない。
         だからぼくが、かわりに
         頑張らないといけないのに……
       : ……なんだか、悔しいですね。
         ぼくの怠惰を、彼女が彼女のせいだと
         感じているのが、とても歯がゆい。
       : ……そんなこと、ないのに。
         悪いのは、ぼくなのに……


 ようやく前を向ける  
 テオドール : こ、こんにちは。
         ぼく、元気そうに見えます?
         そうですか? そうなのかなぁ。
       : まあ、理由は自分でもわかってます。
         知り合いが久々に笑っていたので
         それにつられて、ですね。
       : ずいぶん迂回しちゃったけど
         やっと追いついた、とは彼女の弁です。
         いろいろからかわれたりもしました。
       : でも……そのときの彼女は
         なんだか無理していない、昔のような
         感じがして、ほっとして……
       : ……ああ、いや、違う。
         そうか、無理をしていたのは、ぼくか。
         彼女になろうとして、ずっと……
       : だから彼女も、無理をするなって……
         ああ、なんだ、そういうことか。
       : あ、すみません。
         なんだか一人で納得してしまって。
       : つまりですね
         ぼくがバカだったってことなんです。
       : でも、これからは大丈夫だと思います。
         ぼくがバカでも、彼女がいれば
         たぶんいさめてくれますから……


 どうして彼女が……  
 A.P.238/4/7
 テオドール : ……どうも。
       : アークスの催し物……ああ、さっき
         モニターから聞こえてたやつですか。
         ぼくは興味ないですよ。
       : ぼくの興味はただひとつ……
         どうやったら、もっと強くなって
         ダーカーを消せるか、だけです。
       : ……ダークファルスだって
         歯牙にもかけないほどの力があれば
         ぼくにそれだけの力があれば……
       : ……彼女は、死なずに済んだんだ。
       : ……教えてください。
         どうして、彼女が死ななければ
         ならなかったんですか。
       : どうして、彼女だったんですか……
         彼女は、才能はないけど努力して
         必死に頑張ってきていたのに……
       : ようやく夢を叶えようとしていた
         それなのに……
       : ……すみません。
         意味のない質問でした。
       : 何も考えず、すべてのダーカーを
         消せば、それで終わりですよね。
       : うん、わかっていました。
         それがぼくに出来る唯一のことで
         無二のことのはずですから。
       : では、ぼくは行きますね。
         皆さんが催し物に参加しているうちに
         もっとたくさん消してこないと……


 すべてをけしてやる  
 A.P.238/4/8
 テオドール : ……あ、どうも、こんにちは。
         何か用でしょうか?
       : 何も用がないのであれば
         ぼくは行きますね……
         感覚を忘れたくないですから。
       : やっとコツが掴めてきたんです。
         ダーカーの消し方っていうのが。
       : ……そう、ぼくのこの力は
         より多くのダーカーを消すために
         与えられたものですからね。
       : 邪魔をするものも、目障りなものも
         全て消し飛ばしてしまえばいい。
         そう、そうだったんだ……
       : なんでこんな簡単なことに
         ぼくは気付かなかったんだ……
       : ぼくが気付かなかったから
         彼女は……彼女、は…………






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