Radical   Discovery 




001-006. EP1
007. 研究者とその助手 (シップ)
008. 果てしなき跋扈の終わり (マザーシップ)




 研究者とその助手  
 ライト : ……うわっ!?
       ○○さん。
       なんだ、びっくりさせないで下さいよ。
     : ほら、貴方も隠れて!
       あそこに先生がいるでしょう?
     : あの装備、きっとこれから実地で
       調査に向かうんですよ。
       でも、準備が甘いなぁ……
     : なら、直接言えって?
       そ、そんな、そんなことは……
       今更、どんな顔して会えばいいのか……
     : うわっ、たっ!
       ちょ、ちょっと何をするんですか!
 アキ : おや? 聞き覚えのある声と思ったら
      なんだ、ライトくんじゃないか。
 ライト : あ……先生、ええっと……
 アキ : ようやく出てきたようだね。
      ほら、行くよ。次の調査だ。
      一人だと面倒だったんだよ。
 ライト : え、先生……僕は……
 アキ : ……おいおい。
      何をぼさっとしているんだい
      ライトくん。
    : 君は私の助手なんだろう?
      だったら早く来たまえ。
 ライト : ……はいっ!
     : ああっ、先生、なんですかこの備品。
       また余計なものに研究費使いましたね!
 アキ : 余計とは失礼なことを言う。
      研究者とは、必要と思ったものは
      迷わず即決で用意するものだよ。
 ライト : あーあーあーあー……
       こんな適当に数だけそろえて……
 アキ : うるさいね。
      そういうのを調整するのは
      君の仕事だろう? 居ない方が悪い。
 ライト : ……わかりました、わかりましたよ。
       僕が戻ってきたからには
       好きにはさせませんからね!
 アキ : それは研究者として承伏しかねるね。


 果てしなき跋扈の終わり  
 【敗者】 : ぐ……はあっ、はあっ……!
        力が、削り取られている……
        これは、あのアークスの力なのか?
      : ……おのれ、おのれアークスども!
        これほどの屈辱を、僕に、僕に……!
      : ふふ……だが、まだだ!
        僕が! 僕さえ残っていれば
        全知への道は閉ざされない!
 レギアス : ……いいや、ルーサー。
        お前の道はここで行き止まる。
 【敗者】 : レギ……アス……?
        君が、なぜここに……!
 レギアス : 長い付き合いだ。
        貴様がただやられるだけとは
        思えなかった、それだけのこと。
 【敗者】 : ふ、ふふっ……なら、ちょうどいい!
        協力しろ、レギアス! 協力だ!
        力を貸せ! 僕のため! 全知のため!
 レギアス : すべてを知るため、か……?
        ルーサー、貴様はそれを得て
        いったい何を為す。
 【敗者】 : 科学者に学の価値を問うなッ!
        万事を識ることこそが、我が存在意義
        我が存在の価値そのものだ!
 レギアス : ……そんなことのために、アルマは。
 【敗者】 : アルマ?
        ああ、初代クラリスクレイスのことか!
      : そうだ、そうだなレギアス!
        交換条件だ、彼女を蘇らせてやろう!
      : それだけのデータは揃っている!
        この僕の……ダークファルス【敗者】の
        力をもってすれば、容易いことだ!
 レギアス : ダークファルス……【敗者】。
 【敗者】 : なんだ? 今更驚いたように?
        君だって、薄々感づいていたのだろう?
        その上で、従っていたのだろう?
 レギアス : そうだ、感づいていながらも
        仮初めの平和を保つために
        何もすることが出来なかった、愚か者。
      : とうに失われた過去の幻影に
        しがみついていた、愚者。
        ……それが私だ、それが三英雄だ。
      : ……だが、それでもここまで。
 【敗者】 : れ、レギアス……?
 レギアス : ……ルーサー、貴様は言ったな。
        我が刃はダーカーを滅するためにあると。
        ならば、今がその時だ!
      : ……終えよ、世果。

 レギアス : アルマ……これできっとアークスは
        お前の望んだ形へと、戻る。
      : ……マリア。
 マリア : まったく、年寄りが
       無茶するんじゃないよ。
 サラ : どの口が言うんだか。
    : ここにいても仕方がないわ。
      早くシャオの元に戻りましょう。
 【双子・男】 : ふうん……あれだけいっておいて
          この程度でやられちゃうんだ。
          ぼくたちの真似までしてたくせに。
 【双子・女】 : しょせんは猿真似の敗者、だね。
          だらしないなあ。
          つまらないなあ。
 サラ : な、なに、あいつら……!
      いつからあそこに……!
 【双子・女】 : そうだ。
          真似っこしてあげようよ。
          増やしてあそぼうよ。
 【双子・男】 : そうだね。
          真似っこしてあげよう。
          増やしてあそぼうか。
 サラ : 【敗者】を……食った……?
 レギアス : これは……【敗者】の模倣体……!
        ダークファルスそのものを模倣し
        作り上げたというのか……!
 【双子・男】 : さあ、みんな。
          ちょうどあそこに
 【双子・女】 : いいおもちゃがあるよ。
 サラ : な、なによこいつら……!
      とんでもない力……!
    : きゃあっ!
    : ○○……!
 マリア : 良いタイミングだ!
       レギアス、ここは退くよ!
 レギアス : 承知した!
 【双子・男】 : あーあ、逃げちゃった。
          きみ、なさけないぞ。
 【双子・女】 : あーあ、逃げられちゃった。
          あなた、だらしないぞ。
 【双子・男】 : でも、ここはおもしろそうだね。
 【双子・女】 : うん、十年前のあの子を思い出す。
          透明で、ぎらぎらと輝いていて
          ……とってもきれい。
 【双子・男】 : 透明なら、汚してあげないと。
          みんながもとめてケンカしちゃう。
 【双子・女】 : きれいなら、穢してあげないと。
          みんな欲しがってケンカしちゃう。
 【双子・男】 : ぜんぶ、ぜーんぶ、汚そうね。
 【双子・女】 : みんな、みーんな、穢そうね。
 【双子・男】 : そうすれば、フォトンなくなるもんね。
 【双子・女】 : そうすれば、アークスなくなるもんね。
 【双子・男】 : ぜんぶ汚れて一つになれば。
 【双子・女】 : すべて穢れて一つになれば。
 【双子・男】 : 争わなくて、すむもんね。
 【双子・女】 : 争わなくて、すむもんね。
 【双子・男】 : たのしみながら、汚そうね?
 【双子・女】 : たわむれながら、穢そうね?
 【双子・女】 : ふふっ、あははっ、うふふははっ!
 【双子・女】 : ふふっ、あははっ、うふふははっ!






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