A.P.238/2/24
ウルク : おおっ、いいところに!
ちょいと一つ教えてほしい
ことがあるんだけど、いいかな?
: ぶっちゃけ、フォトンを使うって
どういう感じだったりするの?
: 生地を練るような感じ?
流水を抑えるような感じ?
んー、えーっと……
: ……いやさ、なんか感覚的にでも
わかれば、わたしにも使えるように
なったりしないかなーって……
: ……ああいや、気にしないで。
他の人もみんな、なんとなくで
使ってるって言ってたしね。
: たぶん、その『なんとなく』が
わからないってのが、才能がないって
ことなんだと思う。
: ……うー、残念だなぁ。
とーっても残念。
: まー、ぐちぐち言っても
しょーがないよね。
: わたしはわたしで
別に出来ることを探しますか。
|
A.P.238/3/1
ウルク : おっ、こんにちは!
元気そうでなによりだね。
: アークスって危険と隣り合わせだから
すーぐケガしたりするからさ。
: こうして無事に話が出来るのは
それだけでいいことなんだよ?
: まあ、安全圏にいさせてもらってる
わたし達が言えた言葉じゃないけど……
: うにゃ、それも言い過ぎか。
: アークスが戦い、わたしたち一般員が
生活圏の維持を行う。
そういう役割分担だもんね。
: ……わたしは、何をしようかなあ。
食物管理……は向いてなさそうだし
製品開発……もなんだか微妙だな。
: ああ、そうだ。
いっそのこと、アークス関連の
職員なんかいいかも。
: 未練がましいって思われるかもしれない
アークスとして戦えない分
辛いかもしれない。
: でも、ずーっと憧れてたんだ。
少しでも関わりたい、って思うのは
自然なことよね?
|
A.P.238/3/7
ウルク : よーっす、こんにちは!
やけに元気、って? まあ、わたしは
いつも元気ありあまってるからねー。
: やる気が空回り、とか
よく言われてたけど、やる気がないより
いくぶんかマシだと思うんだ。
: いやさ、アークスやってるわたしの友達
ぜんっぜんやる気なくてねー。
ほんと、見ててかわいそうなぐらい。
: 可能なら代わってあげたいけど
そういうわけにもいかないし……
: だから、わたしに出来ることといえば
アークス関連の職員になって
バックアップしてあげること、ぐらい?
: それになるための審査も
これまたアークスに負けず劣らず
高い壁なんだけどね……
: ま、やると決めたからには頑張るよ。
やる気は才能を凌駕するってところ
見せてやりたいからね。
|
A.P.238/3/13
ウルク : ……あ、こんちはっす。
たはは、面目ない。
今日はちょっと元気がないのです。
: やっぱねー、関連職員であっても
才能なしのメンバーはきつい、って。
: いざというとき緊急招集されるのが
アークス職員のつとめでさ。
予備役みたいな感じ?
: だから、戦う才能が微塵もない人は
ちょーっと厳しいかも、って
言われちゃったのさ。
: 正直、堪えるわよね。
せっかく目標見え始めたのに
また同じ理由で閉ざされるなんて……
: ……いや、まだだ。
まだだよね。
: なるのが難しいってだけで
まだダメだったわけじゃないんだし。
: うん、そーだ、そうだよ!
諦めるにはまだ早い!
: わたしがこんな風にやる気なくしたら
まったくこれっぽっちも示しが
つかないもんね、うん!
: 最後まで諦めないこと!
わたしに出来ることはそれだけ!
|
A.P.238/3/28
ウルク : ういっす、こんちはー!
なんだか機嫌良さそうって?
へへ、わかる? わかっちゃうかな?
: なんとわたし、アークス職員に
特別枠で合格もらっちゃいました!
: 才能ない人の採用って
特例も特例らしいんだけどね。
: なんでも、すっごく偉い人が
たまたまわたしの頑張りを見てて
許可を出してくれたとかなんとか。
: これ、わたしにとってもびっくりでさ。
今こうして話してて、ようやく
事実を受け入れてきた感じ。
: うん、うんうん!
あたし、やったんだ。
よかった、よかったよ!
: これでようやく胸張って
あいつと話ができそうだ。
長かったなぁ……
: あなたにも感謝してる。
今までずっと話を聞いてくれて
ありがと。すごい助かった。
: これからは、同じアークスとして
仲良くしてね! それじゃ!
|