Radical   Discovery 



       謎の少女
                   CV:喜多村英梨
  アークス組織の裏で暗躍する始末屋。
  その正体は大人気アイドルのクーナで、
  表向きはアイドルの仕事を続けながら
  隠密業に役立つ情報を収集している。
  暴走龍ハドレッドの始末命令を受け、
  弟同然に過ごしてきた彼との決別に
  戸惑いながらも、送り出す事を決める。



001. 影の捜索者
002. シャドウサーバント
003. 音なき探求
004. うつろな気配
005. 鋭敏すぎる感覚
006. かの龍はいずこに
007. 始末をしなければ
008. ダーカーの気配が濃いのなら (遺跡)
009. 監視か観察か (浮遊大陸)
010. 裏切り者と聞いたから (浮遊大陸:マターボード)
011. 彼女とハドレッド (浮遊大陸:マターボード)
012. ハドレッドの思いは (遺跡:マターボード)
013. 子守歌
014. 命令だからこそ (火山:マターボード)
015. 強き者のジレンマ
016. あいつとわたしの関係 (浮遊大陸:マターボード)
017. 始末屋失格 (浮遊大陸:マターボード)
018. 最後のさよなら (浮遊大陸:マターボード)




 影の捜索者  
 A.P.238/2/23
 謎の少女 : ……ここにもいない。
        くっ、ハドレッド……どこに……!
      : ……ふん。


 シャドウサーバント  
 A.P.238/2/25
 謎の少女 : 質問があります。
        答えてもらえますよね。
      : 頻発している暴走龍の乱入。
        ご存知ですよね。
      : その居場所について……
        特に、その中でも強い固体について
        何か知りませんか?
      : ……そうですか。
      : 無礼を詫びます。
        今あったことは気にせずに
        探索を続けてください。では。


 音なき探求  
 A.P.238/2/27
 謎の少女 : ……怯えさせるつもりは
        なかったんですけどね。
        加減とは難しいものです。
      : しかし、情報を持っていると
        嘘をつく方にも問題はあります。
        いわば、今のは自業自得ですよ。
      : ……では。


 うつろな気配  
 A.P.238/3/1
 謎の少女 : ……っ! 誰!
      : あなたは……
        どうして私の存在に気付けたんですか。
     >隠れていたのか?
      : ……はっきり見えたってことですか。
        気配の消し方が甘くなってる……?
        いや、そんなことは……
     >何を探していた?
      : ……あなたには関係のないことです。
        しかし、ここまではっきりと
        発見されてしまうなんて……

      : ……あなたは、何者ですか。


 鋭敏すぎる感覚  
 A.P.238/3/7
 謎の少女 : ……はぁ。
      : 以前にも言ったと思いますが
        あなたは一体何なんですか。
      : 私は気配を完全に消していたんですよ?
        それなのに、こともなげに
        近寄ってくるなんて……
      : ……まあ、あなたにそうは
        見えていないのかもしれませんが。
      : 他のアークスには見つからないのに
        あなただけは私を見つける。
      : よほど敏感なのか、それとも……
      : その感覚の鋭さは
        もの探しや人探しに
        活かすべきだと思いますよ。
      : ……では。


 かの龍はいずこに  
 A.P.238/3/15
 謎の少女 : ……どうも。
      : なるほど。
        視野外からの接近であれば
        気付かないようですね。
      : あなたの特性について
        理由はわからないけれども
        理解はしました。
      : 用件のある時は、わたしから
        声をかけさせてもらいます。
      : わたし一人の時に声をかけるのは
        なるべく避けてください。
        仕事中かもしれませんので。
      : 早速ですが、質問です。
      : あなたはかの暴走龍の……
        ハドレッドの所在を
        つかんではいないのですか?
      : 本当に、何も感じ取っては
        いないのですか?
      : それだけ鋭敏な感覚を持つのなら
        ハドレッドの所在を掴むのだって
        きっと容易なはず……!
      : ……失礼しました。
        少し、興奮してしまったようです。
     >なぜその龍にこただる?
      : あの龍……あいつは……
        ハドレッドは裏切り者だから。
     >ハドレッドって?
      : ハドレッドとは、暴走龍の中でも
        特に強い力をもつ……
        ……許し難い裏切り者の名です。

      : 裏切り者を許してはならない。
        それは、あらゆる組織での鉄則。
        絶対に、わたしの手で……
      : ……いえ、なんでもありません。
        忘れてください。
      : かの龍の所在、もし発見されたなら
        わたしにお伝えください。では。


 始末をしなければ  
 A.P.238/3/26
 謎の少女 : ……くっ、待て、逃げるな!
        ハドレッド! くそっ!
      : ぐっ……はやく……!
        あいつを追わないと……!
      : あなたは……
        邪魔をしないでください。
        わたしの治療なんていいんです。
      : それよりも、わたしは……!
        あいつを……ハドレッドを
        始末しなければいけないのに……!
      : ……すみません。
        冷静さを欠いていました。
      : ……付近にも気配はありません。
        これ以上探しても、無駄ですね。
      : わたしは、先に撤退します。
      : ……すみません。


 ダーカーの気配が濃いのなら  
 A.P.238/3/30
 謎の少女 : どうも。
        あなたも警戒中ですか?
      : この近辺は、現在アークスの
        警戒区域に指定されていますからね。
        責務を全うしてください。
      : ただ、その最中であっても
        暴走龍……ハドレッドを見かけたら
        即時報告と殲滅をお願いします。
      : ダーカーの気配が濃いここになら
        姿を見せるかもしれません。
      : あいつは、ダーカーを倒すことを
        なによりの目的としていました。
      : だから、もしかしたら……
      : ……とはいえ、もうあいつは
        裏切り者ですから
        正直なところはわかりませんね。
      : それでは、わたしは
        あの裏切り者を探しますので。


 監視か観察か  
 A.P.238/4/5
 謎の少女 : ……あ、おかまいなく。
        戦闘機動の参考になればと
        観察していただけですから。
      : しかし……なるほど。
        感覚の鋭敏さだけでなく、その他の
        能力も非常に高くまとまっている……
      : 同じアークスとしては心強い
        ですが……
      : ……あ、申し上げていませんでしたね。
        わたしも一応アークスです。
      : 基本的には、わたしとあなたは
        仲間という枠に入ります。
        ですから、警戒は無用ですよ。
      : 観察はもう十分です。
        では。


 裏切り者と聞いたから  
 A.P.238/4/8
 謎の少女 : ……どうですか?
        ハドレッドの足取りは……
      : ……って、つかめていないですよね。
      : 顔を見ればわかります。
        気にしないで下さい。
        わたしも似たようなものですから。
      : ……でも、諦めはしません。
        あの裏切り者を、この手で
        始末するまでは、絶対に……!
      : わたしたちを……
        わたしを裏切り、去っていった
        あいつは……絶対に許さない!
      : ハドレッドが何故裏切ったのか?
        理由があったんじゃないか、って?
      : ……っ! 知りません!
        わかりませんよ!
        わたしはそこにいなかった!
      : 裏切り者は、裏切り者なんです!
        ハドレッドは裏切ったと
        そう、伝えられたから……
      : 結局、わたしはあいつのことなんて
        何もわかっていなかった!
        それだけのことなんですよ……!


 彼女とハドレッド  
 A.P.238/4/10
 謎の少女 : ……ん? あ……!
      : あ、いや、えっと、これは……!
        なんというか、なんていうか!
        そ、そのっ、違うんです!
     >危ない!
      : ……きゃあっ!
     >逃げて!
      : ……きゃあっ!

      : は、ハドレッド……!?
        う、裏切り者が何をしに!
      : いまさらダーカーから
        わたしを助けるなんて……!
      : 恩でも売ったつもりですか!?
        許しを請うつもりですか!?
      : でも、もう遅い、全て遅いんですよ!
      : なぜ裏切ったんです!
        なぜ……なんで、あなたが……!
      : ま、待ちなさい!
        ハドレッド、ハドレッドっ!
      : 逃げるな! わたしと戦え!


 ハドレッドの思いは  
 クーナ : あ、どうも、こんにちは。
     : え……またハドレッドのこと?
       ○○さん
       あいつのことをよく気にかけますね。
     : あいつは裏切り者です。
       それ以上でもそれ以下でも
       ありません。
     : ……だから
       もう話すことなんてないですよ。
     : あいつにも過去はなく
       ただ命令に従うだけだった。
       そう、わたしと同じように。
     : 話があるとしたら、この程度です。
       何の参考にもなりません。
    >逆に考えてみよう
     : 逆に、ですか?
       わたしだったら、どういうときに
       裏切るか、ってことですか?
    >裏切った理由を考えてみよう
     : 裏切った理由を考える、ですか?
       自分に置き換えてみて
       裏切るような状況って……

     : そうですね……
       とても従えないような命令が出た?
       裏切らなければ達成できない命令?
     : あとは、あるいは……
     : 裏切れ、という命令が出た場合。
     : ……待ってくださいね。
       わたしに始末の命令を下した連中は
       ハドレッドが裏切ったと言いました。
     : あの必死さから考えれば
       彼らの中では裏切ったという
       認識で違いないのでしょう。
     : だとすると……誰の命令?
       管理者である研究室を飛び越えて
       強権を振るえるような相手は……
     : ……推論だけでは、これ以上の
       答えは見えてきませんね。
     : でもあのとき、ダーカーと一緒に
       わたしを喰わなかった理由が
       見つからない。
     : ただ裏切っただけならば
       追撃者のわたしを
       見逃すことはないはず……
     : ハドレッド……
       何を考えているの。
       ううん、何があったの……?


 子守歌  
 A.P.238/4/14
 クーナ : ……あ
       ○○さん。
     : すみません、呆けていました。
       少し、ハドレッドのことを
       考えていたので……
     : 以前、あいつがわたしの危機を
       救ってくれた時、何を道しるべに
       現れたのか、わかりませんでした。
     : でも、もしかしたら……
       助けるため、ではなく、歌を
       聴くために来たのかもしれません。
     : 子守歌のような、優しい歌。
       あいつはあれを聴いている時に
       一番嬉しそうな顔していましたから……
     : 意志を失い、空間を隔ててなお
       わたしの歌を聴きたいと
       あいつが願うのなら……
     : あいつを手向けるために
       わたしは歌い、そして始末をつけます。
     : 命令とか、任務とかは関係ありません。
       わたしが、やるべきこととして……


 命令だからこそ  
 A.P.238/4/16
 クーナ : どうも、こんにちは。
       ハドレッドの足取りは未だ掴めず
       といった感じですね。
     : こちらも同じようなものです。
       暴走龍やハドレッドを追うこと以外にも
       任務は存在しますし。
     : 任務の内容は……
       聞かない方がいいですよ。
       褒められたものではありません。
     : わたしはただ、与えられた任務と
       役割を常に全うする。
       ……それだけですから。
     : だから、自主的に調査へと動き
       他者のために独自に考える
       あなたが不思議でなりません。
     : 命令もなしで
       どうしてそこまで……
     : いえ、詮無き質問でした。
       忘れて下さい。それでは。


 強き者のジレンマ  
 A.P.238/4/17
 クーナ : ……こんにちは。
       本日も探索ですか。
     : 優秀なアークスの噂というのは
       放っておいても入ってくるもの。
       その中でも、あなたは特別でした。
     : 図抜けた行動力と洞察力。
       過程においても結果においても
       その影響を発揮している、と。
     : おそらくその噂は
       アークスに留まらずに
       広まっているはずです。
     : だからこそ、わたしは
       あなたに進言します。
       気をつけてください、と。
     : 出すぎた杭は打たれます。
       優秀すぎるものは、時に規律を
       定めるものから疎まれる。
     : わたしがあなたと対峙することに
       ならないことを、祈ります。
       折角、知り合えたのですし。


 あいつとわたしの関係  
 A.P.238/4/19
 クーナ : ○○さん。
       どうもこんにちは。
       わたしに話でもあるんですか?
     : ハドレッドとの関係……ですか。
       どうしてそんなことに興味を?
     : その詮索癖は、いずれあなた自身の
       身を滅ぼすかもしれませんよ。
       ……まあ、いいです。話しましょう。
     : ……ハドレッドとわたしは
       共に任務に従事していました。
     : つまり、もともとは
       ハドレッドもアークスにいたと
       いうことになりますね。
    >龍族がアークスに?
     : わたしにはそれが普通でしたから
       違和感はとくになかったのですが……
       他には見られませんね。
     : でも、ハドレッドは幼生体のころから
       アークスにいたはずです。
       ずっとわたしと一緒でしたから。
    >ハドレッドは何者?
     : 何者と言われても……
       見たままの姿が答えです。
     : 幼いころからわたしと共に育った龍。
       それがわたしの知っている
       ハドレッドの全てです。

     : ハドレッドは喋りません。
       だから、ずっと一緒でしたが
       わたしにもその心中はわかりません。
     : 裏切った理由もわかりません。
       なにもわからないんです。
     : あいつにとって
       わたしは一体なんだったのか。
       それすら、わかりません。


 始末屋失格  
 A.P.238/4/20
 クーナ : ○○さん
       こんにちは。
       また何かと聞きたそうな顔ですね。
     : わたしがこんな風に色々と
       喋ってしまうことが不思議?
       どうしてそんな仕事をしてるのか?
     : ……確かに、裏で暗躍する立場の
       人間としては失格な振る舞いですね。
       機密もなにもありませんし。
     : でも、それでいいんですよ。
       わたしは元々、失格の烙印を
       押されていたのですから……
     : 見てくれが良くなければ
       それこそ即座に始末されてても
       不思議ではありませんでした。
     : あなたなら気付いているでしょう。
     : わたしはこの仕事に向いてません。
       はっきり言えば、適性がないです。
     : 表舞台で偶像の振る舞いをし
       同時に情報を集めるという役割の方が
       間違いなく向いているでしょう。
     : でも、今はわたし以外に人がいない。
       ハドレッドが全て壊してしまったから
       ……わたし以外の誰にも出来ない。
     : だから、わたしはここにいるんです。
       誰よりも向いていない責務に
       ひたむきに準じているんです。
     : ……それが、命令ですから。


 最後のさよなら  
 A.P.238/4/22
 クーナ : ハドレッド……
       姿を見せなくてもいい。
       ただ、少しだけ聞いて。
     : あんたは本当に昔っから身勝手で乱暴で
       向こう見ずで馬鹿で言うこと聞かなくて
       生意気で強情で唐変木で朴念仁で……
     : だから、やってしまったのでしょう?
       わたしのために、と考えて
       相談もせずに勝手にやったんでしょう?
     : ばか! ばぁーか!
       ハドレッドのばか!
     : 誰が望んだ、そんなことを!?
       誰がやって欲しいって言った!?
     : あたしが一度でも音を上げたか?
       あたしが一度でも嫌と言ったか?
       勝手に解釈するんじゃない!
     : たとえ死に繋がるような命令を受けても
       あたしなら、もっともーっと
       うまく立ち回れるんだよ! ばか!
     : あたしはお姉ちゃんなんだぞ!
       なに弟が出しゃばってるんだ!
       身体がでかいからって調子に乗るな!
     : 結果、アークスにもフォトナーにも
       追われるようになって……
       本当にあんたは……っ! ばか!
     : ……終わりにするよ、ハドレッド。
       裏切り者の始末は、あたしの仕事。
     : 最後はあたしがきちんと
       あんたを始末してあげる。
       それが、あたしの任務だからね。

     : 長々とお騒がせしました。
       次で、全てを始末します。
       ……よろしく、お願いします。






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