A.P.238/3/31/12:40
ブリギッタ : ダーカーは市街地の各所に
侵入していることが予測されます!
: アークスは各自の判断で進行しつつ
市街地の安全を確保してください!
: 道中に潜んでいるであろうダーカーについては
発見次第、殲滅してください!
メルフォンシーナ : あ……
○○様。
: 私……ですか?
もちろん、緊急指令での出撃です。
私もアークスですから。
: ゲッテムハルト様は、いません。
私は一人……特に問題もありません。
: でも……あの……
○○様が
よければ、共に行かせて貰えませんか。
: ずっととは言いません、途中まで
途中までで、いいので。
……よろしく、お願いします。
A.P.238/3/31/13:00
メルフォンシーナ : ……すさまじいダーカーの数ですね。
およそ、見たことがないほどの
数が集まっているようです。
: どこからこれほどの数が
集まってくるのか……
正直、わかりません。
: それに対し、アークスの
人的被害は今回も甚大……
復元も大変でしょう。
: 私は、時々わからなくなります。
ダーカーを追い詰めているのか
追い詰められているのか……
: どちらにせよ
根を断たねば……負けてしまう。
……そう、思います。
A.P.238/3/31/13:30
??? : おお、ちょうどいいところに。
そこの二人、アークスであろう?
少し手伝って貰えるか。
メルフォンシーナ : ……!
その純白の装具は……まさか
六芒均衡の一、レギアス?
レギアス : いかにも。
私を知っているのなら話は早いな。
メルフォンシーナ : ……ナベリウスに行っていると
聞いていたのですが……
どうして、このような場所に?
レギアス : はっは、よく知っているな。
だが私もアークス、本拠の危機とあらば
馳せ参じるのは当然であろう?
: とはいえ、優秀なアークス諸君の
活躍によって、戦況は安定。
完全に出遅れてしまったよ。
メルフォンシーナ : ……わかりました。
それで、手伝って欲しいこととは?
レギアス : うむ、何のことはない。
一般市民の避難誘導を
手伝って欲しいのだ。
: 自分の工房から離れたくないという
典型的なキャストらしい頑固者も
いたりするのでな、手を焼いている。
: 二人ともとは言わん。
どちらか、手を貸して欲しい。
メルフォンシーナ : ……!
それでしたら、私が手伝います。
実力的にも、それが妥当ですし。
: ○○様は
このまま進撃し、ダーカーの
撃退をお願いします。
レギアス : ……ということ、だそうだ。
昨今の女性は決断が早いな。
メルフォンシーナ : ……さあ、急ぎましょう。
手分けをすればすぐに終わります。
はやく!
レギアス : やれやれ、女性に先導されるとは
私もいよいよ年を実感するな。
……それでは、失礼する。
A.P.238/3/31/14:00
ブリギッタ : アークスシップ第百二十八番艦
『テミス』に侵入していたダーカーの
殲滅が確認されました。
: 安全宣言は損害状況確認後と
なりますが、危機は去りました。
アークス各員、ご協力感謝します。
: 各自、周囲の状況を確認して
適時帰還してください。
|