A.P.238/4/15/10:00
クーナ : 来ましたね。
○○さん。
: わたしがこの場にいるのは
そんなに不思議なことですか?
: ……冗談ですよ。
わたしがここにいるということは
自ずと答えは一つでしょう。
: ダーカーが大量に現れる場所に
ハドレッドは現れる。
: ならばきっと、ここにも……
: 行きましょう
○○さん。
ここで、始末をつけてみせます。
A.P.238/4/15/10:30
カスラ : ……おや、貴方は。
クーナ : ……六芒均衡、カスラ。
どうしてここに。
カスラ : ご挨拶ですね、クーナさん。
私も貴方と同じく任務の遂行中。
ただそれだけのことですよ。
: しかし、貴方が誰かと組んで
動くなんて、珍しいことも
あるものですね。
: しかもそのお相手が
○○さん。
何か運命的なものすら感じますよ。
>知り合い?
カスラ : ああ、警戒は無用ですよ。
私は職務上、彼女と顔をあわせる
こともあるだけです。
>どうしてここに?
カスラ : いえ、そんな警戒しなくても
大丈夫ですよ。これはただの
アークスとしての責務です。
カスラ : それより、貴方たちも
かの暴走龍を仕留めるため
ここに来たのでしょう?
: 市街地中心部、スフィアアリーナの
内部でそれらしきパラメータが
確認されたそうです。
クーナ : っ!
なんでそんなところで……!
カスラ : ええ、不思議ですよ。
: あそこは今、かのアイドルさんの
プロモーションの場として
利用されているだけですしね。
: ダーカーが群れている場所ではなく
そんな場所に唐突に出現。
正直、意図が読めませんね。
クーナ : ○○さん。
もしかして……
>……目的は、歌?
クーナ : ……そうかもしれません。
以前、出現したときの行動を
鑑みるならば……
: スフィアアリーナに
歌を流しておけば……
しばらく足止めできるかも。
カスラ : ……歌、ですか。
: ふむ……何とも詩的な話ですが
○○さんの
提案でもありますし……
: ……わかりました。
そちらの都合は私がつけましょう。
: 貴方たちは早急に現場へ。
さあ、早く。
クーナ : ……恩に着ます。
六芒均衡、カスラ。
カスラ : いえいえ、貴方には
恩を売っておいた方が
何かと楽ですからね。
>THE FIRST DIVINE 偶像のシュプレヒコール
>……急ごう
クーナ : ……急ぎましょう。
今度こそ取り逃がすわけには
いきませんから。
カスラ : では、微力ながら私も
協力させていただきますよ。
クーナ : ……わたしを監視するつもりですか。
カスラ : おや、ヘンなことをおっしゃる。
監視されるようなマネを
しているのですか?
クーナ : ……好きにしてください。
>THE UNCONTROLLABLE BEAST 筋違いのカーテンコール
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| THE UNCONTROLLABLE BEAST ▲ |
A.P.238/4/15/11:00
カスラ : クーナさん、一つ質問があります。
: ○○さんと
共に行動しているということは
大体のことは説明したのですか?
クーナ : ……問題があるなら
いずれ対処します。
カスラ : いえいえ、問題だなんてそんな。
それに貴方のいう対処とは
始末のことでしょう? ダメですよ。
: では、一通りの事は話したと仮定して
私も話をさせてもらいますね。
: 当事者である、貴方たちには
知る権利もあることですし。
クーナ : ……何の話ですか。
カスラ : 私が独自に内偵を進めていた
研究室の暗部の話ですよ。
: 被検体……失礼、造龍の
暴走理由について、といったほうが
要領がつかみやすいですか?
クーナ : っ!?
カスラ : 結論から申し上げましょう。
研究室には、非常に非人道的な実験を
行っていた痕跡がありました。
: 最初は造龍を対象にしていたようですが
ロクに制御できず、暴走してばかり……
: 次第に実験の対象は、制御の容易な
人体となっていったようです。
これだけでも由々しきことですが……
: ……さらに実験は続き
人や造龍などの被検体に課される
実験は過酷なものになっていった。
: その実験の仔細については
さすがに失われていましたが
……大まかな情報だけで十分でしょう。
: しかし、研究は進展しない。
造龍は容易に暴走し、人は限界を
なかなか超えることが出来ない。
: そして、一つの事故が起こります。
: 人に行う予定だった新たな実験が
かの龍……ハドレッドを対象として
行われたのです。
: 結果は当然。
ハドレッドは、元より持っていた
その力を暴走させ、研究室を……
クーナ : ……人に、行う予定だった。
カスラ : ……なぜ、そのような事故が
起きたのかまでは
私には判断できません。
: 研究者が先走った結果なのか
かの龍が身を捨てた結果なのか……
私には、わかりませんよ。
クーナ : ……六芒均衡カスラ。
どうして貴方はそこまで
知っているのですか。
カスラ : もちろん、私が六芒均衡だからです。
: 統べる力を持つ者は、その責務として
万事の因由を把握しておかねば
ならないのですよ。
クーナ : ……行きましょう。
ハドレッドを、始末しないと。
A.P.238/4/15/11:30
クーナ : ハドレッドッ!
待て! 行くな、行かないで!
: あの時あの場所で、何があった!
あんたは何をしようとしてたの!
: くっ、待って……!
待ちなさい! ハドレッド!
ハドレッド!!
カスラ : 感傷に浸っているような
暇はないようですよ。
: かの龍に追い立てられた
ダーカーですかね。
なんとも迷惑なことだ。
カスラ : 市街地に侵入していたダーカーは
今ので最後のようです。
各員に帰還命令が下りました。
: あとは後詰めの役割です。
私達も帰還しましょう。
クーナ : …………
: ○○さん。
……大丈夫です、帰りましょう。
: もっと調べなければいけない。
それがわかっただけでも
十分な収穫ですから……
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A.P.238/4/15/11:00
カスラ : ○○さん
クーナさん、聞こえますか。
: 狙い通り、かの暴走龍は
スフィアアリーナ内に
留まっているようです。
: いつまで効果があるかは
わかりませんが……
クーナ : ……大丈夫です。
歌が聞こえているうちは
あいつは動きません。
カスラ : ……それと、もう一つ
当事者のお二人には伝えておきたい
お話があります。
: 謎の暴走龍がどんどんと数を増し
かのハドレッドが暴走した
その原因について……
クーナ : いえ、説明は不要です
六芒均衡カスラ。
: わたしは知っている……いえ
聞いたことがある。覚えている。
: 研究室の崩壊……ハドレッドの暴走……
非人道的な人体実験……
: ううん、そんなことはどうでもいい。
: ハドレッドが……あいつが
わたしを守るために、己の身を
捨てたということを……!
カスラ : そう……ですか。
では、奮戦を期待していますよ。
クーナ : 行きましょう
○○さん。
ハドレッドが待っています。
A.P.238/4/15/11:20
クーナ : ハドレッド……
: ……苦しそうな声。
正直、もう聞いていられません。
: だけど、最後に教えなさい。
研究室で、一体どんなことが
行われようとしていたのか……
: 始末屋として不適合者のわたしに
次はどんな任務が
課されようとしていたのか……
: ……ううん、そうじゃないわね。
それだけじゃ、あんたは怒らない……
: だから答えなさい、ハドレッド!
: あたしは……
あたしは、何をされそうだったの!?
ハドレッド : ……!
クーナ : ほんと、あんたはどこまでも
秘密主義で、身勝手で……バカな子。
A.P.238/4/15/12:00
>逃げられた?
クーナ : ……そうですね。
逃がした、という表現の方が
正しいでしょうけど。
: でも安心して下さい。
取り逃がすつもりはありませんよ。
: 始末屋が標的を取り逃がしたりしたら
また、あいつに余計な心配を
されてしまいますから。
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