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Radical   Discovery 



       アフィン
                   CV:下野紘
  ニューマンの男性レンジャー。
  同期のプレイヤーを「相棒」と呼んで親しむ。
  十年前に居なくなってしまった姉を
  探すため、アークスになったのだと言う。
  数多の惑星を巡って姉の行方を探し続け、
  ついに【若人】としての自我を確立
  していたユクリータを取り戻した。



001-018. EP1
019-020. EP2
021. おれだって負けてられない
022. 【若人】の目的は (シップ:マターボード)
023. アフィンと【若人】その1 (採掘場跡:マターボード)
024. アフィンと【若人】その2 (採掘場跡:マターボード)
025. アフィンとユクリータ (採掘場跡:マターボード)
026. 諦めきれない目 (採掘場跡:マターボード)




 おれだって負けてられない  
 アフィン : よう、相棒。
        今日はあの、マトイって子は
        一緒じゃないのか?
      : いや、最近はいつも一緒の所を
        見るからさ、いないと逆に
        違和感があるんだよな。
      : そういや、あの子を見つけたのも
        おれと相棒が一緒のときだったな。
      : あのダークファルスに……
        姉ちゃんに会ったのも、そうだ。
        ……しかも、二回とも。
      : おれ一人で探し回るより
        相棒に協力してもらった方が
        案外さくっと見つかるのかもな。
      : ……まあ、見つかったところで
        あいつが話を聞いてくれるとも
        限らないんだけどさ。
      : ……あー、ダメだダメだ。
        こういうこと言ってる時点で
        弱気になってるんだよな、おれ。
      : 相棒は、アークス全員敵に回すような
        状況でも諦めなかったんだもんな。
        おれだって、負けてらんねえよ。
      : よーし、なんか元気出てきた。
        ……ありがとな、相棒!
        じゃ、またな!


 【若人】の目的は  
 A.P.239/2/24
 アフィン : フーリエさんは何か知らないのか?
        あの【若人】について。
        どんな小さなことでもいいんだ。
 フーリエ : そう言われましても……
        私もあれ以来、面と向かっては
        会ったこともなくて、ですね。
 アフィン : なあ、ロジオさんは?
        あんた、ずっとリリーパに
        いたんだろ? 何か見てたりは……
 ロジオ : 私もずっと隠れていたので
       ……申し訳ありません。
 アフィン : ……くそっ。
      : ……相棒。
    >らしくないな、アフィン
 アフィン : ……!
        ああ、そうだな、相棒の言うとおりだ。
        おれ、なにをカッカしてんだか……
    >あのダークファルスの話?
 アフィン : ……ああ。リリーパにいた二人なら
        何か知ってるかも、って思って
        がっつきすぎちまった。

 アフィン : 悪い、フーリエさん、ロジオさん。
        ヘンな事聞いちまって。
 フーリエ : いえ、気にしないで下さい。
        こちらこそ、お力になれず
        申し訳ないです。
      : あの子たちは、時々見かけると
        言っていましたけど……
        それ以外の情報は、特に。
 ロジオ : ……しかし、時々見かけるということは
       【若人】は、リリーパに
       何か用があるんでしょうね。
     : 採掘基地への襲撃も、たしかあの
       【若人】が指揮していたはず。
     : 何かを探し求めている……
       にしては、ずいぶんと時間を
       かけてるようですが。
 アフィン : ……見つけられないだけだよ。
        ユク姉は、昔から探し物がヘタなんだ。
        すぐに勘違いもするしな。
 フーリエ : ……あの、アフィンさん!
      : 元気、出してくださいね!
        なによりも、元気が大事です!
      : わたしはアフィンさんに何があったのか
        わかりませんけど、アフィンさんが
        必死だってことは、わかります。
      : 出来ないと思ってたら
        何も出来ないんです!
      : だから、諦めないで……
        元気出して、頑張ってください!

 フーリエ : たはは……偉そうでしたかね?
        これでも、経験にもとづいた
        助言のつもりなんですよ。
      : 一人じゃ、出来ることなんて
        たかがしれている。
        それは、わかってます。
      : でも、元気に明るく、頑張ってたら
        みんなきっと協力してくれて……
        それで、なんとかなるものです。
      : そうですよね。
        ○○さん。


 アフィンと【若人】その1  
 A.P.239/3/9
 アフィン : ……相棒。
        大丈夫だ、おれに任せてくれ。
      : ユク姉……
 【若人】 : ……あたしをその名で呼ぶな。
 アフィン : そうはいかねえよ。
        あんたはユク姉。おれの姉だ。
 【若人】 : あたしは、ダークファルスよ。
        ダークファルス【若人】。
        あんたたちアークスの、敵……
 アフィン : ……なあ、ユク姉。
        もういいだろ、強がらなくても。
      : 自分でもわかってたんだろ。
        【双子】に言われるまでもなく
        何かおかしい、って。
 【若人】 : ……ッ。
 アフィン : 他のダークファルスは、ダーカーを
        使役こそすれ、戦闘時には戦闘形態で
        直々に襲ってきてた、って話だ。
      : でも、ユク姉は……それをしなかった。
        あくまで、ダーカーを使役するだけで
        自分から戦闘参加をしなかった。
      : ……いや、きっと違うな。
        戦闘参加、できなかったんだろ。
        それだけの力が、なかったんだ。
 【若人】 : 知った風なことを……
        あんたに……何がわかる!
 アフィン : わかんねえから聞いてるんだよ!
        違うなら違うって言ってくれ!
        もっともっと……考えるから。

 アフィン : ……聞いてただろ、相棒。
        あいつ、おれの言ったことを
        何も否定しなかった。
      : まったく、分が悪くなると
        逃げるってのも、姉ちゃん
        そのまんまだよ。


 アフィンと【若人】その2  
 A.P.239/3/17
 アフィン : ユク姉……
 【若人】 : ……ッ!
 アフィン : 相棒、手を出すなよ!
        これはただの姉弟ゲンカだ!
 【若人】 : 姉弟……だって!
        ダークファルスと姉弟なんて
        ……笑わせる!
 アフィン : ……ほんと、笑えるような話だよな。
        けど、事実なんだから
        しょうがないだろ。
 【若人】 : ……黙れ!
        あたしに、姉弟なんていない!
 アフィン : 別に、姉弟じゃなくても、いい。
        忘れられてんなら、そのままでもいい。
 【若人】 : 何?
 アフィン : おれはただ、ユク姉に
        戻ってきて欲しいだけなんだ。
 【若人】 : ッ!
      : ……あんたは! あんたはどうなの!
        あたしを、ダークファルスを
        討とうとは思わないの!
   >首を振る
 【若人】 : ……どうして、あんたたちは
        同じような反応ばかり……!
   >黙って見つめる
 【若人】 : ……どうして、あんたたちは
        同じような反応ばかり……!

 【若人】 : あたしは……ダークファルスとして
        死ぬことすら、許されないの?
 アフィン : 姉ちゃん!


 アフィンとユクリータ  
 A.P.239/3/19
 アフィン : ……ユク姉。
 【若人】 : あたしは……あんたのことなんて
        何にも覚えていない。
        ユクリータなんて名前も、知らない。
      : だってあたしは
        ……ダークファルスだから。
      : あんたたち、アークスの
        絶対的な、敵なんだから。

 【若人】 : ……こいつを殺されたくなければ
        あたしを、撃ちなさい。
      : ……撃て!
 アフィン : 相棒!

    >引き金を引く
      (セリフなし)
    >ためらう
 アフィン : 相棒、大丈夫だ!
        思いっきり、撃ってくれ!

 【若人】 : あたしが、ダークファルスなら
        あいつの攻撃で消えてなくなる……
      : それで、終わり。
        これで終わってくれるはず……
      : ……なのに。

 ユクリータ : ……生きてる?
       : ああ、そうか。
         ……やっぱり、そうなんだ。
       : あたしは……ダークファルスじゃない。
         ダークファルスじゃ、ないんだ……
 アフィン : 痛ててて……
        撃てとは言ったけどよ
        少しぐらい手加減してくれよ、相棒。
      : ユク姉、大丈夫か?
 ユクリータ : ……うるさい!
         あたしをその名で呼ぶな!
       : あたしは何も覚えていない……
         自分の名前も、あんたの名前も
         何もかも……
       : あたしには、もう何もない……
         ダークファルスでもアークスでもない
         あたしは……どうすれば、いいのよ……
 アフィン : あっ、おい、待てよ。
        ユク姉、ユク姉っ!


 諦めきれない目  
 A.P.239/3/30
 アフィン : ……よう、相棒。
        ユク姉なら、あそこだよ。
      : 一応、おれが弟だって
        わかってはもらえたみたいなんだけど
        ……あんまり話してくれないんだよな。
      : ま、前みたいに、会っていきなり
        逃げられたりしないぶん
        まだましだけどさ。
      : あ、この服か?
        この前ので、おれのもユク姉のも
        ボロボロになっちゃったからな。
      : それで、そっちはどうなんだ?
        あの、マトイって子は……
      : ……そっか
        でも、諦めんなよ相棒。
        おれも協力するからさ。
 ユクリータ : ……無責任な言い方。
         【深遠なる闇】を相手にして
         何を諦めるな、という気?
 アフィン : ユク姉、聞いてたのか。
 ユクリータ : ……勘違いしないで。
         ずっと居座られても困るからよ。
       : 大方、あたしにそのマトイって子を
         元に戻す方法を聞きに来たんでしょ?
         でも残念、あたしは知らないわ。
       : あたしが中途半端な例外なだけであって
         ダークファルスが人に戻ることは
         元々、ありえない。
       : それは【深遠なる闇】も同じ。
         努力なんて、するだけ無駄よ。
 アフィン : そんな言い方ってないだろ!
        相棒は、あの子のために……
 ユクリータ : その子のためを思うなら
         さっさと楽にしてあげなさいって
         言ってるのよ、あたしは。
       : でも、あんたは
         諦めきれないって目をしてる。
         ……アフィンと同じ、目を。
       : ……言ったわね、さっき。
         あたしは中途半端な例外だから
         人に戻ってしまった。
       : その、マトイって子も
         同じように中途半端な例外だったら
         あるいは、元に戻せるかもね。
       : どうやるかなんて知らないわよ。
         そんなの自分で考えなさい。
       : ま、きっとあんたたちには
         声をかけ続ける、なんていう真似しか
         思いつかないんだろうけど。
       : 案外、それでも効果があるかも
         しれないわよ? フォトンは感情を
         力に変えるものだしね。
 アフィン : ……ユク姉。
 ユクリータ : 話はそれだけでしょ。
         だったらさっさと去りなさい。
       : 近くをうろちょろされるのが
         二人に増えると、面倒なのよ。






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