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Radical   Discovery 



       アキ
                   CV:渡辺久美子
  ヒューマンの女性レンジャー。
  アークスでありながら、学者としても活動。
  かつては虚空機関に所属し、造龍の研究に
  関わったが、非道な方法に従えず脱退した。
  現在は龍族との交流に尽力している。
  助手のライトは虚空機関の人間だったが、
  それを越えた信頼関係で結ばれている。



001-018. EP1
019. 一人のアキ (龍祭壇:マターボード)
020. もっとも新しき魂! (龍祭壇:マターボード)
021. 肉体の死、魂の巡り (龍祭壇:マターボード)




 一人のアキ  
 A.P.238/5/15
 アキ : やあ、こんにちは。
      やはりキミもここに来ていたか。
    : これほどの奥地まで招き入れて
      もらえるようになったのは
      キミの尽力あってこそだよ。
    : キミが、龍族の信頼を勝ち取った
      といっても過言ではないだろうね。
    : 私は協力させてもらっただけ。
      褒められるようなことを
      したわけじゃない。
    : そう、そんなこと
      私にできようものか……
    : ……さ、せっかくここまで
      来られるようになったんだ。
      色々調査でもしていくかな。
    : ん? ライト君かい?
      ……彼ならば、最近は忙しそうで
      付き合いが悪いんだよね。
    : あるいは……もう監視する
      必要もないってことなのかもね。
    : 失礼、こっちの話さ。
      それではね。


 もっとも新しき魂!  
 A.P.238/5/19
 コ・レラ : 〔○○よ〕
        〔こんにちは!〕
      : 〔どうだ〕〔アキ〕
        〔ちゃんと先制して〕〔挨拶したぞ〕
 アキ : ああ……うん。
      でもいちいち叫ばなくても
      いいんだよ、レラ君。
    : まあ、見ての通り、今回の
      私の案内役はレラ君というわけだ。
    : この場の……なんというか
      すごさを教えてもらっている。
 コ・レラ : 〔そう〕〔ここはすごい場だ〕
        〔私が生まれた〕〔場でもある〕
 アキ : ん? レラ君も
      ここで生まれたのかい?
 コ・レラ : 〔そう〕〔私はここで〕
        〔カミツ様に〕〔生み出された〕
        〔最も新しき〕〔魂!〕
 アキ : ……道理で。	
 コ・レラ : 〔……少しだけ〕
        〔失礼な気配を感じた〕
 アキ : 気のせいだよ。
      しかしレラ君、そうなるとキミは
      生まれた時からその姿なのかい?
 コ・レラ : 〔もちろん!〕
        〔とはいえ〕〔私は特別だと〕
        〔カミツ様は〕〔仰っていた〕
      : 〔身体は〕〔星より賜るもの〕
        〔魂は〕〔己で磨き上げるもの〕
        〔私たちの神話は〕〔伝える〕
      : 〔だけど〕〔ダーカーに魂を〕
        〔喰われたものは〕〔戻ってこない〕
        〔魂なくして〕〔身体はなし〕
      : 〔カミツ様は〕〔仰っていた〕
        〔ゆえにアークスには〕
        〔感謝せねばならない〕〔と〕
 アキ : カミツ様……か。
      そういえば私はまだ
      一度も会えていないんだな。


 肉体の死、魂の巡り  
 A.P.238/5/17
 アキ : おお、キミか。
      見たまえこの建築物を!
    : ただの石碑ではないぞ!
      微弱な磁力によって発振して
      特徴的な振動数を持つようだ!
    : しかもその振動数は固有ではなく
      タイミングによって変化している……
      物質そのものに変化はないのに!
    : 見れば見るほど不思議なものだ……
      龍の神秘がここに集っていると
      言っても過言ではないぞ!
    : どれ、ちょっと……
 コ・リウ : 〔無闇矢鱈と〕〔触れるな〕
 アキ : ああ、ご無沙汰しているね。
      コのリウ君。
 コ・リウ : 〔我らが〕〔祭壇へ踏み入る〕
        〔許可を得たと〕〔聞いた〕
      : 〔だが〕〔好き放題に〕
        〔調べていい〕〔わけではない〕
 アキ : それはわかってるんだけどね。
      これだけ興味深いものが目の前にあって
      調べるなと言う方が無理な話だよ。
    : それに、私の性質については
      キミが一番よく知っているだろう?
 コ・リウ : 〔非常に遺憾だが〕〔その通り〕
        〔故に我が〕〔ここに来た〕
 アキ : ……つまり、キミが私の
      案内をしてくれるってことかい?
 コ・リウ : 〔不本意ながら〕〔そうなる〕
        〔レラは〕〔まだ経験が不足〕
      : 〔ここは〕〔我らの安寧の地〕
        〔魂の〕〔安らぎを得る場だ〕
 アキ : ……魂の安らぎ?
      つまり、お墓ってことかな。
 コ・リウ : 〔その理解は〕〔正しくない〕
        〔我ら〕〔骸には〕〔敬意を持たぬ〕
        〔持つべきは〕〔魂への尊重〕
      : 〔我らの〕〔魂〕
        〔集い〕〔精錬され〕
        〔高位へと〕〔至る〕
      : 〔我ら龍は〕〔死ぬが〕
        〔その魂は〕〔死なない〕
      : 〔数多の命は〕〔この場へ戻り〕
        〔新たなる血肉へと〕〔宿るのだ〕
 アキ : 数多の意識が混ざり合い
      高位存在へと成り代わる……
      輪廻の一つの形なのか?
    : たしか、そういう類いの話を
      学会で聞いた記憶が……
    : あ、ああ、すまない。
      だいたいのことはわかったよ。
      ありがとう、リウ君。
    : 迷惑ついでに、あちらの
      建築物についても聞きたいんだけど
      どうかな?
 コ・リウ : 〔答えねば〕
        〔勝手に調べるだろう?〕
      : 〔それを〕〔させぬために〕
        〔我は来たのだ〕
 アキ : 話が早くて助かるね。
      ○○くん。
      それでは、私達はこれで。






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