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Radical   Discovery 



       クラリスクレイス
                   CV:悠木碧
  ヒューマンの女性フォース。
  六芒均衡の「五」を司る、三英雄の一人。
  英雄クラリスクレイスの三代目で、
  強大な力を移植して作られたクローン。
  自分がクローンであることを知って
  自暴自棄になっていたが、ヒューイに
  よって救われる。



001-010. EP1
011. おかしいと思うから……
012. 私じゃなくても座れた椅子 (遺跡:マターボード)
013. お前はお前だ (遺跡:マターボード)




 おかしいと思うから……  
 A.P.238/6/3
 クラリスクレイス : あっ、貴様は!?
          : ……き、貴様!
            何故ここにいる! いやそれより!
            私の姿を見たな、貴様!
      >見た
          : ぐぐぐ……まずい、まずいぞ……!
          : こっそり出てきたのに
            こんなすぐにばれちゃうなんて……!
      >見ていない
          : なんだ、そうか、見ていないか。
            なら安心だな。
          : 貴様以外には見られていないから
            貴様も見ていないのであれば
            出撃がばれることもない……ってあれ?
          : おい貴様! 私をおちょくってるのか!
            思いっきり見ているじゃないか貴様!

          : かくなる上は、貴様を爆破して
            全てを忘れさせて……っ!
          : 何? 誰にも言わない、だと?
            ……本当だろうな、貴様。
            嘘ついたら針千本飲ませるぞ!
          : 私が何をしているのか
            ……絶対に内緒だぞ。
          : ……私は自主的に
            警らに来たのだ。
            皆と同じことを、やりにきた。
          : 私達には待機勧告が出ている。
            本来は出撃すべきではないのだが
            ……私が、そうしたいと思った。
          : ……だ、だって
            私達だけおかしいだろう?
            私達は、三英雄なのに……
          : 三英雄なのに……えらいのに……
            そんな私達が動かないなんて……
            ……おかしいと思う。
          : って、何を話しているんだ私は!
            今のはなし、今のも忘れろ!
          : いいな貴様!
            絶対に、ぜーったいに
            他の誰にも言うんじゃないぞ!


 私じゃなくても座れた椅子  
 クラリスクレイス : ヒューイ!?
          : ……なんだ、貴様か。
            ……よかった。
          : 私に用……なんてあるわけないか。
            倒しに来たって言われた方が
            しっくりくるぐらいだ。ははっ……
          : 貴様も見たんだろう……?
            私そっくりの、あいつらを。
          : 私も、あれと同じ。あれの中の
            一つが運良く選ばれただけだ。
          : 今なら私にだって、わかる……
            私の力は模造され、複製されたもの。
            代わりはいくらでもいたんだ。
          : すべては、用意されただけの椅子。
            私じゃなくても、座れた椅子。
          : それなのに、そんなことも知らずに
            私は……六芒を継ぎ、名乗り
            三英雄として振る舞っていた。
          : クラリッサだって
            もう何も言わない。
          : 聞こえていたのは、あの人の……
            ルーサーとかいうやつの言葉で
            私は、いいように操られていただけ……
          : 滑稽だ、ほんとうに滑稽……
            ……これを笑わずに
            何を笑えばいいんだ。
          : ……私はこれから
            どうやって笑えばいいんだ。
          : こ……この感じ!
            ヒューイだ、ヒューイが来る!
          : お、おい貴様!
            私が居たことは内緒だぞ!
            絶対に、絶対だからな!
 ヒューイ : 泣きそうなフォトンを感じ取り!
        オレ、ただいま参上!
      : ……ってくそ、また逃げられた!
        なあ君、さっきまでここに
        クラリスクレイスがいただろう?
      >いなかった。あっちに逃げた
      : 恩に着る!
        では、また会おう!
      >内緒だけど、あっちに逃げた。
      : 恩に着る!
        では、また会おう!


 お前はお前だ  
 クラリスクレイス : わぷっ!
            ……き、貴様は!
 ヒューイ : ○○!
        いいタイミングだ!
        そのまま離すんじゃないぞ!
 クラリスクレイス : そ、それ以上近づくな、ヒューイ!
            近づいたら、爆破するぞ!
 ヒューイ : なら聞かせろクラリスクレイス。
        なんでお前は逃げる。
 クラリスクレイス : ヒューイが追ってくるからだ!
            放っておいてって、言っただろ!
          : 私のことなんか、もういいだろ!
            私の、ことなんか……!
            私……なんて……!
 ヒューイ : 馬鹿野郎!
        オレを誰だと思ってる!
      : そんなこと言うヤツを、このオレが!
        放っておけると思っているのか!
 クラリスクレイス : でも、私は……しょせん私は
            作られただけの、模造品で……
            できそこないで……
          : この杖も、名誉も、力もぜんぶ……
            ぜんぶ与えられただけの偽物で……
            ……私に、価値なんてないんだ。
          : ……貴様だって、そう思うだろう?
            ただの模造品の私に
            価値なんか、ないって……
      >そんなことない
 ヒューイ : ははっ、随分細かいことに
        こだわってるな、クラリスクレイス。
        お前らしくもない。
      : 否定したくなる気持ちもわかるが
        オレもこいつと同じく
        そんなことはないと言わせてもらおう!
      >……そうかもしれない
 ヒューイ : ……確かに、そうかもしれないな。
        今のお前に、価値はないだろう。
      : なぜなら、自分で
        そう決めつけているからな!

 クラリスクレイス : でもっ……!
 ヒューイ : ……いいか、クラリスクレイス。
        今からオレの言うことを、よく聞け。
      : あれはな……
      : お前のそっくりさんだぁッ!
 クラリスクレイス : そ……そんなわけあるかぁ!
          : ヒューイだって見ただろ!
            あれはどうみても、わた……私……
            私の、クローンだったじゃないか!
          : 私だってそうだ!
            私だって、クローンなんだ!
          : ……ぜんぶ調べた。ぜんぶ、知った。
            私には意味も、価値も、ないんだ。
            私も、クローンのひとつなんだから……
 ヒューイ : なんだ、クローンってわかってるのか。
        だったら最初からそう言えよ。
        そして、その事実から目を逸らすな。
      : その上で、オレはもう一度言おう!
        あれは、お前のそっくりさんであって
        ……断じて、お前ではない!
 クラリスクレイス : え……?
 ヒューイ : だってそうしないと、オレは
        お前をたくさん殺したことになる!
        そんなのは、絶対に嫌だ!
      : だからあれはお前じゃない!
        ルーサーの生み出した
        オレとお前の、共通の敵だ!
      : さて、クラリスクレイス。
        あの時のお前はオレの敵だった。
        ……じゃあ、今はどうなんだ?
 クラリスクレイス : ……私は、敵対したんだぞ?
            あんな、ひどいことしたんだぞ?
          : ひどいこと、言ったのに……
          : ……それでもヒューイは
            こんな私を……許してくれるのか?
 ヒューイ : 愚問!
 クラリスクレイス : ははっ……あははっ……
            ほんと、ヒューイはバカだな。






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