マトイ : あ、○○。
こんなところで奇遇だね。
: わたしは、リリーパ族と交流したくて
フーリエさんに協力して
もらってるんだけど……
リリーパ族 : りりりっ! りりりっ!
フーリエ : ああ、大丈夫ですよ。
マトイさんはアークスですから
貴方たちの敵じゃありません。
リリーパ族 : りーっ! りーっ!
フーリエ : ……ダメです。
理由はわかりませんが
かなり警戒されてしまっています。
マトイ : ……何か怯えさせるようなことを
しちゃったのかな、わたし。
フーリエ : いえ、最初からずっと私と
一緒でしたから、そんなことは
ないはずなんですけど……
リリーパ族 : りーっ! りりっ! りりりーっ!
フーリエ : うーん……反応としては
嫌われてるというより
制止している感じなんですよね。
: マトイさんにだけ
強くアピールしているみたいですし……
何か心当たりはありませんか?
マトイ : うーん……そういわれても……
わたし、ここでは何もしてないはず
なんだけどなあ……
>過去に何かあったのかも……
マトイ : ……それだとますますお手上げだね。
わたしが、覚えてないもん。
>気にしすぎてもしょうがない
マトイ : ……うん、そうだね。
もしかしたら、忘れてしまった過去に
なにかあったのかもしれないし。
マトイ : ……フーリエさん、ありがとう。
これ以上リリーパ族を困らせたくないし
わたし、今回は帰ることにする。
フーリエ : ……マトイさん、ごめんなさい。
あまりお力になれなくて。
マトイ : そんなことないよ。
こうしてリリーパを案内して
くれただけで、十分。
: 今までは、話に聞くことしかできなかった
ここに来ることができただけで
わたしは十分、嬉しいから。
フーリエ : ……また、一緒に来ましょうね。
その時は、この子達も必ず
歓迎してくれるはずですから。
マトイ : うん、必ず。
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