マトイ : あ、おかえりなさい。
今度はどんなところに
行けるようになったの?
: ……一面水だらけの惑星、かあ。
波打ってるってことは、海の惑星かな?
: アークスシップの中にも
人工の海洋ならあるけど
自然の海ってどんな感じなんだろう。
: ……海って、なんだか素敵だよね。
あの波のさざめきを聞いてると
すごく、心が落ち着くの。
: 波の音も映像もデータでしか
見たことないはずなんだけど
これって、懐かしさ、なのかな?
: 海は生命の起源とまで言われるし
もしかしたら、そういう縁で
懐かしく感じてるのかも。
: 世界が平和になったら
一度、その自然の海を
泳いでみたいな、なんて……
: ……あ、ごめんなさい。
遊びに行ってるわけじゃないもんね。
: でも、そういうものを
真っ先に見られるのは
アークスの特権だよね。
: ……ちょっと、羨ましいな。
わたしもあなたと一緒に行けたら、って
時々、思うから……
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マトイ : あ、○○。
おかえりなさい。
: ふふっ、わたしね、最近身体の
調子が良いんだ。
身体が軽い、っていうのかな。
: 頭痛もすっきり治まったし
今ならなんでもできそうな気がする。
: ……なんてね。
調子に乗ってたら、この前
フィリアさんに怒られちゃった。
: そう言って倒れる人がいるから
私たち看護官がいるんです、って。
: でも、調子がいいのは本当だよ。
どのくらいかって
フォトンの流れを感じちゃうぐらい。
: なんでかは、ちょっとわからないけど
元気がないより、元気な方が
いいはずだよね、きっと。
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A.P.238/6/12
マトイ : あ、○○。
おかえりなさい。
いつもいつもごくろうさま。
: この前あなたが話してくれた
惑星ウォパル、新しい場所が
見つかったって聞いたよ。
: どんな風だった?
聞かせてくれると、嬉しいな。
: 海底に残された謎の施設、かあ。
いったい何のために作られた
施設なんだろう。
: リリーパの坑道みたいに
発掘目的、といった感じでも
ないんだよね?
: うーん…………
: って、ごめんなさい。
わたしばっかり話してて……
: アークスでもないわたしが
ここまで話を聞いちゃって。
あなたに迷惑がかかったり……
: 大丈夫、かな。
大丈夫なら、いいんだけど。
: ……でも、余計なことに気づいて
ちょっと前に話題になってた
始末屋さんに狙われちゃうかも?
>それはない
: あるかもしれないよ?
きっとあるはずだよ?
……あると思う。
: むう……どうしてそんな
自信満々に否定できるの?
: まるで始末屋さんを
知っているような口ぶり。
へんなの。
: ……まあ、でも
○○が
そう言うのなら、そうなんだよね。
>狙われたいの?
(編集中)
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フィリア : ……まったく!
いくら調子が良いからって
やっていいことと悪いことが……!
: ……ああ、ちょうど良いところに。
○○さん
貴方も言ってあげてください。
マトイ : うう……二人がかりはやめて……
本当にごめんなさい、反省してます
反省してますから……
フィリア : 何をしたのか、って?
……シティ内でのテクニック使用です。
: 調子が良いから見てて、って
言ってくるから、何かと思えば
いきなりテクニックを使って……
マトイ : ご、ごめんなさい……
できるかな、と思ったら
できちゃっただけで、悪気はなくて……
フィリア : 当然です!
悪気があったら通報してますよ。
マトイ : ……うう、ごめんなさい。
フィリア : ……シティ内でのテクニック使用は
普通、打ち消されるものです。
: それなのにマトイさんは
ロッドの補助もなく、生身で
それを破り、テクニックを使いました。
: ……ありえないことです、これは。
聞いたことありません。
: ……誰にも見られてなくて
よかったですよ、本当に。
下手をすれば、大騒ぎです。
マトイ : ……二人とも、何をこそこそ
しゃべっているの?
フィリア : ……貴方への罰の相談です。
マトイ : えぇー……
そんな、悪いことを
したつもりないのに……
フィリア : ……急に子供みたいになって
拗ねないでください。
: ……とにかく、テクニックを
使いたいのなら、手続きして
練習できるよう準備をします。
: だからもう、今のようなことを
してはいけませんよ。
わかりましたか?
マトイ : はーい……
フィリア : ……下手に隠し通すよりも
能力を自覚させた方が
いいこともあります。
: それに、特異な存在だって
ばれたら、いろいろな人が
きっと黙ってません。
: ……戦うための道具を
持たせるのは、抵抗がありますが
……仕方がないと思います。
: とにかく、このことは
私たちだけの秘密に。
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マトイ : あ、○○。
元気? わたしも元気。
: ちゃんとフィリアさんの
言いつけ守ってるよ。
テクニックの練習もしてるしね。
: でも、準備してもらったロッド。
なんだか窮屈で、使いにくいんだ。
しっくりこない、って言うのかな?
: ……ふふっ、それ以外のものを
使ったこともないのに、選り好みって
またフィリアさんに怒られちゃうね。
: それでも、やればやるほど
上手くなっていく気がして
……うん。ちょっと、楽しいかな。
: ……自分が戦ったりするのは
まだ、あんまり想像できないけど。
: ほら、わたしの想像の中のわたしは
あなたに守ってもらってて
戦うことは、ないから……
: で、でもでも、わたしも
頑張って努力して、あなたの
隣に立てるようになったら……
: そのときは、わたしが
○○を
助けてあげるから、ね。
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A.P.238/7/6
マトイ : あ……○○
あの……変なこと言っていいかな。
: そろそろ、何かが起こりそうな
そんな気がするの。
: 何が起こるのかはわからない。
けど……最近、みんなあわただしく
動いてるし、何かがあるよ。
: ここでずっと俯瞰して
みんなのことを見ていた
わたしだからわかる。
: それに、これは直感だけど……
何かが起こりそうって、感じるの。
: 不安と焦燥……?
自分でもよくわからないけど
なにか、そんなのが……
: ……ごめんね、変なことを言って。
でも、なにがあってもわたしは
あなたと一緒だからね。
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A.P.238/7/7/8:30
マトイ : ……あれ、シオンさん。
どうしてここに?
シオン : ……待っていた。わたしは。
わたしとわたしたちは
この時を待っていた。
: まずは貴方に感謝を。
貴方の尽力なくしては、この時まで
至ることはできなかった。
: 貴方がいたからこそ
今ここに、貴方がいて、彼女がいて
わたしもわたしとして、いる。
: あとは、最後の仕上げだけ……
それで、終わりになる。
: ……オラクルの中枢部へ。
マザーシップの中心部へと
マトイとともに来てほしい。
マトイ : ……○○。
シオンさん、いつもと
ちょっと様子が違ったよね。
: わたしも一緒に中枢へ……?
何が待ってるんだろう。
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シャオ : それにしても、時間遡航での
情報収集は、想像以上に骨が折れるね。
所在地の特定が、特に面倒だ。
: 彼女がシオンの命令で
あっちこっち出歩いているのが
理由だろうけど……
マトイ : なになに?
二人して、何か悪だくみ?
シャオ : マトイ!?
マトイ : びっくりしすぎだよ、シャオくん。
……本当に悪だくみだったの?
シャオ : ……違うよ。事務的な話さ。
それより、君は検査中のはずなのに
こんなところで何してるんだい?
マトイ : う……え、えっとね!
わたし、二人に
聞きたいことがあったの。
: ずばり、わたし
アークスになりたいんだけど
どうすればいいのかな?
シャオ : ……アークスになるって
君は元々アークスだから……
: 失礼、アークスになる方法か。
学校に入って研修課程をこなすのが
一番妥当な流れだけど……
マトイ : 二年はかかるって話でしょ?
そうじゃなくって、今すぐなるの。
今すぐなりたいの。
シャオ : ……そうなると、特例許可かな。
君の場合、能力は申し分ないしね。
マトイ : 特例許可?
シャオ : 管理権限者か絶対令所持者からの
許可を得て、一足飛びに
アークスになれる仕組みだよ。
: 今代のクラリスクレイスや
ヒューイなんかは、これを使って
アークスになってるはずだ。
マトイ : ふうん、じゃあわたしも
シャオくんの許可があれば!
シャオ : ……あー、まあ、そうなんだけどね。
その前に君にはやることが
たくさんあるんじゃないかな?
フィリア : そうです!
ちゃんとしたアークスになれるのは
きちんと約束を守る人です!
マトイ : あっ!?
フィ、フィリアさん?
えっと、これはその……
フィリア : マトイさん、私言いましたよね?
この後検査がありますよ、って。
貴方は行くって言いましたよね?
マトイ : あ、ううっ、えっと……
……はい、ごめんなさい。
シャオ : アークスになりたい、か……
彼女が言うと、皮肉にすら
聞こえてくるから、不思議だね。
: 彼女については、ぼくから
特例許可の申請をしておくよ。
……その方が、管理しやすいしさ。
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