パティ : 迫るダーカーなんのその!
やってきました新惑星!
その名もウォパル、ご覧あれ!
ティア : その調子のきかせ方は何?
あ、どうも、ティアです。
パティ : いやー、来ちゃったね新惑星!
: 水だらけ、というか惑星自体
水没しちゃってる感じー!
ティア : 不思議な組成の惑星だね。
これもダーカーの影響……なのかな?
パティ : そうそう、ダーカーで
思い出したんだけど
……ダークファルスほっといていいの?
ティア : 一応、アークスとして命令が下ってるし
緊急事態には呼び出されるだろうから
優先度は並列ってところかな?
: この惑星から、なぜかアークス向けの
救難信号が出ていたらしいし
そっちも気になるってことでしょ。
パティ : あー、そうそうそうだよねー。
どうしてこんなところから
救難信号来たんだろ?
: ……なんかこの流れ
ナベリウスのときにもあったような。
ティア : うん。だから、その調査のために
今度は一部だけじゃなく、全アークスに
出撃命令が下ってるんじゃない。
パティ : まー、まだまだ調査中だし
エネミーも凶暴みたいだからさ
あなたも気をつけてね!
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パティ : 思えば奥まで来たもんだ……
ということでやってきました龍祭壇!
パティちゃんですよー!
ティア : 最後の挨拶とその前の台詞に
何の関連性も無いんだけど……
あ、どうも、ティアです。
パティ : 場所の案内とあたしの案内
一緒にやれて、一石二鳥でしょ。
: いやー、しかし龍族の聖地って
言われていた龍祭壇かー。
まさか入れるなんて思わなかったよ。
ティア : そうだね。ダーカーの影響を受けた
龍族への対応という目的はあるにせよ
こっちを信頼してくれてるみたい。
パティ : これ、アナタのおかげなんだよ?
龍族の信頼を勝ち取ってくれたのは
お世辞でもなんでもなく、アナタ。
ティア : 老龍族が認めてくれたから
あなたや、あなたが所属するアークスの
私たちをこの場に招いてくれてる。
: この功績は胸を張っていいと思う。
……アークスの上層部からみると
なんか怪しんでいる感じみたいだけど。
パティ : 失礼だよねー。
龍族とのわだかまりをといてくれた
いわゆるひとつの英雄なのにさー!
: といっても油断は禁物!
龍族だって一枚岩じゃ無いんだって
さっき会った女の人が言ってたよー。
: まだまだアークスに対して
敵愾心を持つ龍族もいるから
気をつけて進むんだぞ、って!
ティア : 私たちとしては、そのあと
小一時間は続いた龍族うんちくに
心が折れそうになったけどね。
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パティ : はい、こちらパティちゃんです!
緊急速報をお伝えします!
: 虚空機関(ヴォイド)です!
研究部とか研究室とか言われていた
部署の正式名称が判明しました!
: 以上、現場のパティちゃんから
お伝えしました!
ティア : どうも、ティアです。
もはや突っ込む気も失せました。
パティ : ひっさびさの大きな情報なのに
テンション低いなぁティア!
: ようやく掴めた尻尾から
出てきた名前なんだよ!
もっとどっきりびっくりしようよ!
ティア : そうはいっても、結局
研究部とか研究室の方が
言いやすいし……
: ただ、虚空機関そのものは
技術研究しているだけの
組織じゃないみたい。
: アークスに何か重大な変化が起こる時
常に虚空機関が暗躍していたとか
なんとか……
パティ : 暗躍! なんだか悪の組織みたい!
アークス内の組織……だよね?
ティア : もちろん。
アークスにとって利益のある
研究だっていろいろ発表してるわ。
: ただ、一つの研究組織というには
権力が強すぎる気がするかな。
パティ : まー、虚空機関って名前からして
すでにうっさんくさいもんね!
ティア : 名前だけで判断するのはよくないけど
私もパティちゃんと同意見かな。
パティ : 急に目立ってきたってのも含めて
怪しさ倍々ゲームだよ。
: 今までは叩いてもホコリすら
出てこなかったのにー。
: むむむ、あたしの怪しいアンテナが
びんびん反応しているぞっ。
よし、ティア、さらなる調査だよ!
ティア : あっ、ちょっと待ってパティちゃん!
すみません、失礼します。
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パティ : ふー、こんちわちわちわー。
汗だくパティちゃんですー。
相変わらずあっついね、この惑星!
ティア : ……ときどきね、私のしている
挨拶が間違ってるのかな、って
思うことがあるんだ。
: あ、ティアです。
重ね重ね、バカ姉が不躾ですみません。
パティ : バカに不躾重ねてきたねー……
マイナスの意味が二つ重なって
プラスになるね!
ティア : ならないよバカ姉。
: あのさパティちゃん。
一応ここ警戒区域なんだし
もっと緊張感持っていこうよ。
パティ : あ、そうそう、今このあたりって
警戒区域に指定されてるんだよね。
みんなに告知きたもんねー。
: え? アナタ連絡来てないの?
いやいやまさかそんなそんな。
……本当に来てないの?
ティア : おかしいな……あの連絡は
アークス全員に回ってるはずなのに。
……連絡漏れ、とかなのかな。
パティ : あるいはハブられた、とか!
ティア : 生死に関わるいじめじゃない!
うーん、アークスらしからぬミスだね。
……ミス、なんだよね。
パティ : でもでも、そう考えるとここで
あたしたちに会えて良かったよね。
警戒、警戒だよー! 気をつけてね!
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パティ : はーい、パティちゃんですよー!
いやー最近新しいこと起こりすぎ!
ぜんっぜん休めなくてもうクタクタ!
: 誰を訴えればいいんだろう!
アークス? それともやったら
動き回ってくれる虚空機関かな?
ティア : 昔の人は言いました。
疲れてるなら休めばいいじゃない。
……あ、どうも、ティアです。
パティ : 暴走龍の騒動が終わったと思ったら
次はヘンな惑星の発見!
: いままでの静けさはどこへやら!
情報屋としてあっちこっち!
: それにしても、立て続けに外で
何かが見つかったり起こったり
するよねぇー。
: てっきり、暴走龍騒動が
終わったところで、内部の問題
洗い出しでもすると思ってたのに!
: それでいろいろ明らかにしてくれて
調べる手間はぶいてくれると
思ってたのにー!
ティア : ……それ結局
自分がサボりたいだけでしょ。
: とはいえ、内部監査の甘さについては
パティちゃんの言うとおりだよ。
: 虚空機関は、わりとやりたい放題。
そういうのがイヤで機関を
ぬける人もいるみたい。
: だから、元機関所属の人に
直撃インタビューできればって
思ってるんだけど……
パティ : なっかなかそういう人
見つけられないんだよねー。
これまたふっしぎー!
: ま、この程度で諦めていたら
情報屋の名折れだからね!
: さあ、ティア!
今一度、情報収集の時間だよー!
ティア : さっきまで疲れた休みたいって
言ってたのは誰だったっけ?
……それじゃ、また。
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パティ : ここは……海底!?
がぼがぼがぼ……こ、呼吸が……
: なーんてことにはならないよ!
安心してね、パティちゃんです!
ティア : こんにちは、ティアです。
もう面倒なんでパティちゃんは
無視しましょう。無視無視。
パティ : ちょっとちょっと、無視しないでー!
無視したらもっとつけあがるぞー!
ティア : つけあがってる自覚はあったんだね!
……はぁ、じゃあほらパティちゃん
ここの説明とかしてみなよ。
パティ : おまかせあれ!
ここは惑星ウォパルの地下!
いわゆる海底部分! 水ないけど!
ティア : もともとは海底……というか
水没していたと思うんだけど
今は見ての通り、陸続きの洞窟。
: 不思議な施設も散見されてて
目下調査中、ってところね。
パティ : そのわりに調査結果がぜーんぜん
公表されないんだけどねー!
: コミュニケーション取れる
原生住民もいるってわかってるのに
通達されてない! なんでだろ?
ティア : まだ公表する時期じゃないと見てるか
もともと公表する気が無いか……
どっちかはわからないかな。
: ただ、最近この近辺の施設が
破壊されているみたい。
犯人も目的もまだ不明。
パティ : その破壊活動のおかげで、もともと
凶暴なエネミーがさらに凶暴になって
襲ってくるし、もう大変!
: アナタも、調査に集中しすぎて
巻き込まれたりしないように
気をつけてねー!
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パティ : はーいはいはい
パティちゃんですよー!
: むう……この挨拶は
前にやった気がする……
ティア : そんなところに
気を使ってたんだ……
あ、どうも、ティアです。
パティ : まー、それはそれとして
前にアナタが気にしていた
アレについて、調べてきたよー!
: アレってのは……ほら、アレ!
すっごくおっきくて強くて
ヤバいアレ!
ティア : クラリスクレイスの持ってた
クラリッサのこと。
パティ : そうそれ!
ロッド型創世器、白錫クラリッサ!
: 気にしてたよね?
気にしてたの、確かアナタだよね?
まあいっか、聞いてけ聞いてけー!
: 見目麗しい純白のフレームを持ち
振るうその姿はさながら光の……
ってあれ? 白かったっけ?
ティア : ……そういうのが引っかかったから
調べてみたんじゃない。
もうパティちゃん黙ってて。
: クラリッサの所在なんだけど……
どうも、十年前に紛失したらしいわ。
: だから、今代のクラリスクレイスが
所持しているあれは、ニセモノね。
: といっても、ニセモノと
バカにできない性能みたいだけど。
……身をもって教えられたし。
: なんでも、創世器のなかでも
クラリッサは相当特別なもので
持ち主を選ぶとか、何とか……
パティ : 持ち主を選ぶって、杖が
生きてたりするのかな!
杖が話しかけてきたりして!
ティア : ……確かに、クラリスクレイスは
よく杖に向かって話している姿が
目撃されているらしいけど。
パティ : 「力が欲しいか……?
欲しいのなら……言うこと聞け!」
みたいな?
ティア : なんでそんな偉そうなの?
パティ : クラリスクレイスが
偉そうだったから。
ティア : ……言い得て妙だね。
|
パティ : はーいはいはい
パティちゃんでーす!
: 今日もまた、仕入れたばかりの
新鮮な情報を提供しちゃうよー!
タダだよタダだよ寄っといでー!
ティア : ……私、最近独立した方が
いいんじゃないかって思ってきた。
情報屋の意味がないよね、これ。
: どうも、ティアです。
説明するまでもなく
調べたのは私です。
パティ : こらこらティア、けちくさいこと
言っちゃダメだってー。
: 情報は、伝えていってこそ
価値が生まれる物なんだからね。
: さって、今回は……いや、今回も
創世器について調べちゃいました!
: この前調べたクラリッサのことが
思ったより面白かったからねー。
: ターゲットは……そう。
かのレギアスが所有する、世果!
: レギアスが振り回してる
どでかい箱みたいな武器!
: ソードだと思った?
残念、カタナでした!
: 今までレギアスだけ使ってた
新しい武器種なんだってー!
ティア : 正しく言うと、レギアスは
世果を牽制目的で持ち歩くため
本当の力を封印してるんだって。
: さらに、武器種を改変登録し
無理矢理ソードとして使用することで
丁度良いぐらいになる、と。
: 本来の姿は誰も知らない。
抜いたが最後、世が終わる。
だから銘が世果。
パティ : こ、誇大広告はよくないんだぞー……
なんだかもー、惑星の一つぐらい
ぶった切っちゃいそうな勢いだね。
: まったく、誰だ誰だー!
そんなぶっそうなの作ったのはー!
ティア : ……ほんと、誰なんだろう。
ちょっと気になるかな。
|
パティ : あ、ちょうどいいところに!
こんにちは! パティですよ!
ティア : パティちゃんがちゃんと挨拶……?
普段からそれ、やれよ……
パティ : なんかショックを受けてる
ティアは放っておいて、ちょうど
アナタに聞きたいことがあったの。
: 単刀直入に、アナタ何かやらかした?
アークスにとって不都合なこととか。
: んー、あたしもよくわからないんだけど
この前からちょいちょいアナタの情報を
聞かれたりするんだよねー。
: 聞いてくる人はたぶん……
虚空機関がらみの人。
: 本人に直接聞けば良いことまで
こっちに来るからさ。
なにかありそうだなーって。
ティア : ……あ、ご心配なく。
私たちからは何も話していません。
パティ : そうそう、パティエンティアは
アナタと専属契約中だからね!
: アナタに話すことはあっても
アナタのことを話すのはなし!
情報屋のポリシーってやつ!
ティア : 私たちも調べてはいるんですが
どうにも後手後手で……
パティ : まー、あの子からの依頼も
受けてるから、仕方なし!
ティア : だから、私たちにできるのは
注意喚起ぐらい。
: ……気をつけて。
何かが起きようとしているみたい。
パティ : その「何か」がわからないのが
ちょっと歯がゆいけど……
そこで慌てても仕方ないもんね。
: なので、あたしとティアは
いつも通り、情報収集に
東奔西走しちゃうのだ!
|
A.P.238/7/1
パティ : この前、テミスにダーカーが
襲ってきたときの被害者について?
なんだっけそれ?
ティア : ダーカーの襲撃戦のことだよ。
レギアスまで出撃した、あれのこと。
パティ : あー、あれかー、あれなのかー。
アナタもお目が高い。
: そいつはちょいと前に
ニューマンの男の子にお願いされた
情報と同じヤツだねえー。
: だけどごめんよ。
お姉さんたちにも、できることと
できないことがあるんだよう。
ティア : よくわからない喋りのパティちゃんは
放っておくとして……テオドール君と
同じ情報を求めてるのね。
: でも、ごめんなさい。
パティちゃんの言うとおり
その情報だけは、協力できないかも。
パティ : そんなに重要な情報ではないはず
なのに、少し問題があって……
: あのときの被害報告ってさー
やけに綿密に情報封鎖されてて
見られないんだよー。
: 普通の調べ方じゃ
その情報にかすりもしない。
なんでだろ? ふっしぎー。
ティア : なんとか死亡報告はつかめたんだけど
……貴方が求めているのは
きっとそういう情報じゃないよね。
パティ : でも、諦めるなかれー!
電子参照できない情報なら
口伝で聞けばいい!
ティア : ……確かにその通りだけど
なにかツテはあるの、パティちゃん。
パティ : ない!
ティア : だと思った……
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