ロジオ　：　○○さん。
　　　　　　　お久しぶりです。
　　　　　：　研究室……虚空機関の凍結や
　　　　　　　後処理も終わったということで
　　　　　　　ようやく戻ってこれましたよ。
　　　　　：　リリーパも悪くなかったのですが
　　　　　　　やはり、アークスシップは
　　　　　　　なんというか、ほっとしますね。
　フーリエ　：　そうですか？
　　　　　　　　私はずっとあっちに住んでても
　　　　　　　　いいかなー……なんて。
　　　　　　：　何かあった時、あの子たちを
　　　　　　　　すぐに守りに行けますしね。
　ロジオ　：　確かに、ダーカーの強襲に対して
　　　　　　　現地で備える人たちがいても
　　　　　　　いいのかもしれません。
　　　　　：　同様に、研究者も各地を
　　　　　　　もっと詳しく調査するべきだと
　　　　　　　私は思うんですよね。
　　　　　：　そうすれば、ダーカーや
　　　　　　　ダークファルスの襲来を、正確に
　　　　　　　予想できるようになるかも……
　　　　　：　それを示すために
　　　　　　　まずは私が先陣を切って……！
　フーリエ　：　あ、あの、ロジオさん……？
　ロジオ　：　……すみません。
　　　　　　　これでは、前の時と同じですね。
　　　　　　　焦りは禁物、準備は大事、です。

　ロジオ　：　○○さん。
　　　　　　　実はちょっと、折り入っての
　　　　　　　お願いがあるんですが……
　　　　　：　○○さんは
　　　　　　　アキ博士とお知り合いなんですよね。
　　　　　　　よければ紹介してくれませんか？
　　　　　：　アークスであり、研究者でもある
　　　　　　　アキ博士には、ずっと憧れていて
　　　　　　　いつかお話できれば、と……
　　　　＞……憧れるような人かな
　ロジオ　：　だって、すごいじゃないですか。
　　　　　　　自身の研究のために、実地へ向かい
　　　　　　　全てを体験してくるなんて……
　　　　　：　その行動力、その意志……
　　　　　　　研究者として、憧れます。
　　　　＞近くにいるよ？
　ロジオ　：　あ、いえ……
　　　　　　　それはわかっているんですが……
　　　　　：　いざ、話しかけようと思うと
　　　　　　　気が引けてしまって、ですね……
　　　　　：　なまじ、憧れているぶん
　　　　　　　失礼がないように、と考えてしまって
　　　　　　　……いやはや、情けないです。

　アキ　：　……やれやれ。
　　　　　　私はそこまで大層な人物では
　　　　　　ないんだけどね。
　ロジオ　：　……あ、アキ博士！？
　　　　　　　どうしてここに！
　アキ　：　惑星リリーパの生態や気候について
　　　　　　まとめられたユニークな報告書を
　　　　　　ライト君が見つけてくれてね。
　　　　：　書いた人物に一度
　　　　　　会ってみたいと思っていたんだよ。
　　　　：　○○くんの
　　　　　　知り合いだったとは
　　　　　　考えもしなかったけどね。
　ロジオ　：　は、初めましてアキ博士！
　　　　　　　ロジオと申します！
　アキ　：　……いい、いい、やめてくれ。
　　　　　　私はね、堅苦しいのは嫌いなんだ。
　　　　：　それと、憧れとかもなしだぞ。
　　　　　　憧れは新たな発想を殺す。
　　　　：　私たちは、研究者として対等だ。
　　　　　　そうだろう、ロジオ君。
　ロジオ　：　……はい！
　アキ　：　それで、早速聞きたいことがある。
　　　　　　このリリーパの綿密な気候情報
　　　　　　どうやって集めてきたんだい？
　ロジオ　：　ああ、それはですね、私自身が
　　　　　　　しばらくリリーパに逗留していたので
　　　　　　　そのときに製作した……