クラリスクレイス : ん……おおっ、貴様か!
おい貴様、今何か困ってたりしないか?
私、手伝うぞ? 何かないか?
>今は特にないかも
: そうか。
何かあったらいつでも言え。
いつでも手伝うからな。
>元気そうだね
: 当たり前だ。
うじうじしてたら、またヒューイや
貴様に心配されてしまうからな。
: ……あれから、私は考えたんだ。
私はこれから何をするべきか。
うんと、うーんと考えてみた。
: すっごくたくさんいっぱい考えた。
けど結局、何をすればいいのか
わからなかった。
: まあ、わからないことはしょうがない。
だから私は、私にできることを
やろうと思ったのだ。
: ヒューイや、貴様みたいに
みんなの手伝いをしたいって
思ったんだ。
: ……私が、そう考えたんだ。
: 私の姿を見て、逃げちゃうやつも
まだ許してくれないやつもいるけど……
それは、仕方がないと思う。
: でも、それで立ち止まってたら
前と同じだからな。
私はちゃんと前を向くぞ。
: ……なんだ、心配してくれるのか?
大丈夫だぞ、私は大丈夫だ。
: だって、ヒューイと貴様が
私を許してくれたじゃないか。
: 私はもう、何があっても大丈夫だ。
ヒューイと貴様がいてくれるからな。
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