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Radical   Discovery 



       マトイ
                   CV:佐藤聡美
  ナベリウスの森林で救出された少女。
  シオンの縁者として、白錫クラリッサの
  真の持ち主としてプレイヤーを導く。
  その後、アークスとして活動中に、
  フォトンが暴走して【深遠なる闇】に
  変貌してしまうが、【仮面】が身代わり
  になることで破滅を免れた。



001-020. EP1
021-028. EP2
029. 理由不明の信望 (白ノ領域:マターボード)
030. わたしが守りたいから、守る (白ノ領域:マターボード)
031. 内にひそむもの (遺跡:マターボード)
032. 姉妹の目的 (シップ:マターボード)
033. さながら三姉妹 (シップ:マターボード)




 理由不明の信望  
 A.P.239/1/8
 マトイ : ○○。
       見て見て、すごいよ。
     : 真っ白いお城に、真っ黒いお城。
     : ふふっ、なんだか嬉しいな。
       ○○と
       並んで、こういう所にいられるのが。
     : わたしを特例でアークスにしてくれた
       シオンくんのおかげだね。
       ……ん?
     : でっか……
       この星の、原住民なのかな?
     : あ、あの、わたしたちは……
 白の民 : ■■■■■!
       ■■■■■■■■■■■!
 白の民 : ■■■■■■■■■■■■!
       ■■■■■■■■■■!
 白の民 : ■■■■■■■■■■■
       ■■■■■■■■■■■■!
 マトイ : ううう……未翻訳だから
       何て言ってるか全然……
     : ……今のひと
       何か様子が違ったね。
 白の民 : ■■■■、■■■■■■■!
 白の民 : ■■■■■■■■■■■■!
 白の民 : ■■■■■■! ■■■■!
 マトイ : ああもうっ!
       崇められてるような気がするけど
       何が何だかわからないっ!
     : ○○!
       このままじゃらちがあかない。
       戻って、シャオくんに相談しよう。


 わたしが守りたいから、守る  
 A.P.239/3/15
 スクナヒメ : ……はぁ。
 コトシロ : スクナヒメさま……
 マトイ : あ、○○。
       ……なんだか、声がかけづらくて。
 コトシロ : ……!
        スクナヒメさま!
 スクナヒメ : なんじゃコトシロ、うるさいぞ。
         わらわは今とても気分が悪いと
         言っておろう……が……
       : ……○○!
         マトイ!
         そなたら、無事じゃったのか!
 マトイ : あ、ああ、うん。
       おかげさまで、無事でした。
 スクナヒメ : おかげさま、ではなかろうよ!
         わらわがあの童の力を見誤ったが故に
         あのようなことに……
       : すまぬ。本当に、すまぬ。
         そして、ありがとう。
         よくぞ、無事に帰ってきてくれた。
 コトシロ : ……私からも、感謝する。
        二人が居なくなってからというものの
        ずっとふさぎこんでおられてな。
      : 何をするにも、心ここにあらず。
        やりにくくて仕方がなかった。
        ……笑顔を見るのも、久しぶりだ。
 スクナヒメ : コトシロ、余計な事を言うでない!
         無事ならば、それでよい。
         生きておるならそれでよいのじゃ。
       : ……だが、そのせいで
         ずいぶんと無理を
         させてしまったようじゃの。
 マトイ : そう、かな?
       ……そうなのかもね。
 スクナヒメ : ……のう、二人とも。
         のんびりと生きてゆく気はないのか?
       : 望むなら、そなたらの住処ぐらい
         この星に用意しよう。
         いかなる敵も、わらわが祓おうぞ。
       : そなたらが守ろうとしているものは
         その身をなげうってまで
         守るべきものなのか?
       : そこまでして、守るものなのか?
    >……わからない
 マトイ : ……わたしも、わからない。
       きちんとした理由なんて
       考えたこともなかった。
    >マトイはどう思う?
 マトイ : わたしは……まだ、わからない。
       きちんとした理由なんて
       考えたこともなかった。

 マトイ : わたしの記憶は
       ○○に
       出会ってからが、全て。
     : その全てが、わたしにとって
       大切なことで、大切なものなの。
     : ……きっとね、記憶を失う前の
       わたしにも大切なものは
       あったんだと思う。
     : それがなんなのかは覚えてない。
       もしかしたら、もう無いのかもしれない
       けどわたしは……それがわからない。
     : ……だからこそ
       今度こそ、守りたいんだ。
       わたしの大切なものを。
     : わたしが守りたいから、守る。
     : ルーサーの言うとおり……
       滅びが必定なんだとしても
       ……守ってみせる。
 スクナヒメ : ……そうか。
         守りたいから、守る、か。
       : きっと、あの時の父上や母上も
         同じ気持ちだったのじゃろうな。
       : でなければ、とてもとても
         命を捨て、禁忌を犯してでも
         わらわを救おうなんて考えるまいて。
       : あいわかった二人とも。
         わらわはもう何も言わぬ。
       : ただ、隠居したくなったら
         いつでも言うとよいぞ。
         わらわは大歓迎じゃからな。


 内にひそむもの  
 A.P.239/3/18
 マトイ : …………っ。
     : ……ふう、落ち着いたかな。
     : ……って
       ○○!
       いつから、そこに!

   >調子が悪いのか?
     : ……ううん、違う。
       調子が悪いとか、無理をしてるとか
       そういうのじゃないの。
   >無理はするな
     : ……ううん、違う。
       調子が悪いとか、無理をしてるとか
       そういうのじゃないの。

     : 身体の調子はむしろ、良くて……
       調子が良すぎて、怖いぐらい。
     : 自分の力だけじゃない
       たくさん、いっぱいの力が
       集まっている感じがする。
     : でも、自分の中で、自分じゃない
       なにかが暴れている感じもして……
       ちょっとだけ、怖い。
     : ……でもね、そういうとき
       ああやって静かに待ってると
       心が落ち着いてくるの。
     : ○○の姿を
       思い浮かべて待ってると
       とても、落ち着く……
     : だから、びっくりしちゃったよ。
       目を開けたらあなたがいてさ。
     : まるで、夢の中から
       出てきてくれたみたい。
       ふふっ。
     : ……ということで、休憩おしまい。
       【双子】との戦いについて
       スクナヒメと相談しないと。
     : ○○。
       わたし、先に行ってるね。


 姉妹の目的  
 A.P.239/5/4
 マトイ : あの、えっと、二人とも……?
 サラ : ……こんなところで何してるのよ
      クラリスクレイス。
      あんたナベリウスに出撃してたでしょ。
 クラリスクレイス : ふん、それはこっちの台詞だ。
            サラだってナベリウスに出撃してるって
            報告があったじゃないか。
 サラ : あたしはもう用事が終わったの。
      ここにいても何の問題もないでしょ?
 クラリスクレイス : 私だってそうだもんねー!
            私は先代に用があるんだ。
 サラ : おあいにくさま。
      あたしも、マトイに用があるのよ。
    : ていうかあんた、先代先代って
      いい加減、マトイのこと
      名前で呼んであげなさいよ。
 クラリスクレイス : 先代は先代だから問題ないもーん。
            サラこそ、呼び捨ては失礼じゃないのか?
 サラ : 別にいいでしょ。
      マトイが嫌がってないんだから。
 クラリスクレイス : わからないぞー?
            嫌がってるかもしれないぞー?
            なあ、先代?
 サラ : それいったら、あんたの呼び方だって
      言ってないだけで嫌がってるかも
      しれないでしょ。ね、マトイ?
 マトイ : ……あ、えっと、わたしはね
       呼び捨てでも、先代って呼ばれても
       どっちでもいいかなあ、なんて……
 サラ : はっきりして!
 クラリスクレイス : はっきりして!
 マトイ : ご、ごめんなさい!
     : うう、なんでわたし怒られたの……?
     : ……あ
       ○○!
       助けて! 何が何だかわからないの!

   >……何をやってるんだ?
 マトイ : わたしにもわからないの。
       二人とも同時にわたしのところに来て
       急に口論し出しちゃって……
   >……二人とも、他に目的があるんじゃ?
 マトイ : ……二人の、目的?

 サラ : ……あ。
 クラリスクレイス : ……あ。
 サラ : そう、そうよ、そうだったわ。
      こんなおバカさんと口論しに来た
      わけじゃなかった。
 クラリスクレイス : 私だってケンカに来たわけじゃない。
            勝手にサラが噛みついてきただけだ。
 マトイ : えっと、二人とも
       わたしに用事があるってことだよね?
       ……なにか、悪いことしちゃったかな?
 サラ : そ、そういうわけじゃないの!
 クラリスクレイス : そうだ、先代は何も悪くない!
 マトイ : えっと……じゃあ、何だろ……?
 サラ : これっ!
 クラリスクレイス : これを!
 マトイ : ……これ、ナベリウスに咲いてる、花?
 クラリスクレイス : 精一杯考えたのに……!
 サラ : よりにもよって
      この子とかぶった……!
 マトイ : ……二人とも、どうしてこれを。
 サラ : あ、えっと、マトイにはお世話になって
      ばっかりだったから、何かお礼を
      形として渡したくて……
 クラリスクレイス : でも、何をあげたらいいかわからなくて
            喜びそうなもの、って考えたときに……
            これが、思い浮かんだんだ。
 サラ : ほんとはもっときちんとしたものを
      あげるべきとも思ったんだけど……
 クラリスクレイス : そういうものよりも……
            これがいいんじゃないか、って……
 マトイ : わたし、この花大好きなんだよ。
       ね、○○?
     : ……ありがとう、二人とも。
       わたし、すっごくうれしい。
     : ……でも、一番嬉しいのは
       二人の気持ち。
     : 本当にあったかくて……
       ありがとう。


 さながら三姉妹  
 A.P.239/5/5
 クラリスクレイス : なー、先代先代ー!
            先代は、どうしてそんなに強いんだ?
 マトイ : え、えっと……
       シオンさんのおかげじゃないかな?
 クラリスクレイス : そっか、そうなのか。
            そういえば先代、その武器
            新しいヤツだよな。
          : 誰に作ってもらったんだ?
            どんな感じだ、使いやすいのか?
 マトイ : う、うん、シャオ君がジグさんに
       頼んで作ってくれたんだって。
     : わたしが使うと普通の武器は
       すぐに壊れちゃうから
       使い勝手の差は、わからないかも。
 クラリスクレイス : ふーん、ふんふん。
            ところで先代はどうやって先代に
            なったんだ? 選ばれたのか?
 マトイ : ええっと……わたしはシオンさんに
       空席の六芒をあてがわれたみたいで……
       多分、絶対令対策だと思う。
     : いつもまにかなってた、という意味では
       クラリスクレイスちゃんと同じかな。
 クラリスクレイス : そっか、わたしと同じか!
            ふふ、それは悪い気がしないな!

 サラ : ……ああ、貴方か。
      見てほら、あのクラリスクレイスの
      懐きっぷり。
    : 聞きたいことがいっぱいあるんだ、って
      意気揚々と言ってて、いざ戻ってきたら
      カチカチで話せなくなっちゃって……
    : それで、この前のプレゼントで
      勢いをつけて距離を縮めたら、あれよ。
      ……極端ったらあちゃしない。
    : マトイもマトイよ。
      何でもかんでも答えてあげちゃうから
      より懐いてしつこくなって……
    : ……ずーっとべったりで。
      まったく……!

   >羨ましい?
 サラ : は……はあぁっ!?
      ば、バッカじゃないの!
      そんなわけないでしょ!
   >寂しい?
 サラ : ぶっ!
      そ、そんなわけないでしょ!
      どうして寂しがらなきゃいけないのよ!

 サラ : 羨ましくなんて全然ないし!
      別に寂しくもないし!
    : あ、あの子は前々から
      マトイと話したいって言ってたんだから
      思う存分話せばいいのよ!
 クラリスクレイス : ん……? あっ、サラと
            ○○だ!
 サラ : ……やば、見つかった!
 クラリスクレイス : サラ、何をしてる!
            こっちに来て、先代と一緒に話そう!
            ○○もだ!
          : サラも、聞きたいことあるんだろ?
            遠慮せずに聞くといいぞ!
            先代は何でも答えてくれる!
 サラ : ……こんなこと言われてるけど?
 マトイ : あはは……まあ、わたしに答えられる
       ことなら、なんでも話すよ。
     : ……わたし、話すの好きだし
       サラといっぱいお話してみたかったし。
 サラ : ……そう。
    : それじゃあ早速聞きたいんだけど
      その服、マトイの趣味よね?
 マトイ : ぶっ!?
 クラリスクレイス : おー、それ私も気になってたんだ。
            先代はいつもそんな感じの服だよな。
            趣味なのか? 趣味なんだな。
 マトイ : いや、これシャオくんが
       用意してくれたもので!
       わたしがお願いしたわけじゃなくて!
 クラリスクレイス : そのぐらい肌を見せていたほうが
            強くなれるのか?
 マトイ : いやそんなことは絶対に……
       ……ないとも言い切れないのかな。
       大気中のフォトン吸収もあるし……
 クラリスクレイス : そうか!
            じゃあ、私も脱げば
            もっともーっと強くなれるんだな!
 マトイ : だ、ダメダメ! 女の子はね
       そんなふうに気軽に肌を晒したりしちゃ
       だめなんだよ!
 サラ : ……マトイが言っても説得力ないわね。
 マトイ : うう……でも
       サラには言われたくない!
 クラリスクレイス : そういえば、サラは私よりも
            肌を晒しているが、弱いな。
            ……ということは、関係ないのか。
 サラ : ……あんたケンカ売ってる?
 マトイ : ○○。
       なんかこういうのって、いいね。






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