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Radical   Discovery 



       サラ
                   CV:植田佳奈
  ヒューマンの女性ハンター。
  六芒均衡の二、マリアの弟子。
  シャオとは不思議な関係にあり、
  彼の手足となって数々の調査を行い、
  プレイヤーを歴史改変に導いていく。
  幼少のころ、ルーサーの検体となって
  苦しんでいたが、マリアに助けられた。   



001-007. EP1
008-014. EP2
015. 寂しくなんかないんだから
016. サラとクラリスクレイス (浮上施設:マターボード)
017. 姉は折れるもの (浮上施設:マターボード)
018. マトイへのプレゼントは (採掘場跡:マターボード)




 寂しくなんかないんだから  
 サラ : ……ここにもいない。
      まったく、どこ行っちゃったのかしら。
    : あ、○○。
      貴方、マリアを見なかった?
    : この前から行き先告げずに
      どっか行っちゃうことが多くて
      困ってるのよ。
    : シャオもシャオで、最近はずっと
      ウルクにつきっきりだし……
      まったくもう。
   >寂しいの?
    : ばっ……
      さ、寂しくなんかないわよ!
   >心配しなくても大丈夫だよ
    : ばっ……
      し、心配なんかしてないわよ!

    : マリアが一人でいなくなった時は
      最後はきまってこっちへ
      面倒なことが回ってくるのよ。
    : 寂しいとか、心配してるとか
      そういう理由じゃないからね。
      勝手に勘違いしないでよね。


 サラとクラリスクレイス  
 A.P.239/1/29
 クラリスクレイス : おお、貴様か!
            貴様もここの調査に来たのだな!
            私もヒューイと共に調査中だ!
 ヒューイ : 黒の民を刺激するとよくないから
        なるべくハルコタンに行くな、と
        指示を受けて、やむなくな!
      : まあ、オレたちの影響力を考えれば
        仕方のないことだな、うん!
        決して邪魔者扱いされたわけではない!
 クラリスクレイス : 帰れ馬鹿ども! 邪魔だ! って
            カスラには言われたぞ?
 ヒューイ : 気にするな!
        あいつはひどい奴だからな!
      : ……聞かれてないよな。
 サラ : 貴方たち、うるさいわよ。
 ヒューイ : おわぁっ!
        ……って何だ、君か。
        カスラかと思ったぞ。
 サラ : あの性悪メガネと
      一緒にしないで欲しいわね。
    : ……あ。
      貴方は、クラリスクレイス……
 クラリスクレイス : 誰だ貴様?
            私、会ったことないよな?
          : ……でも、なんでだ?
            なんか、懐かしい気がする。
 サラ : ……ごめんなさい。
      あたし、用事があるから。

 クラリスクレイス : ……なあヒューイ。
            私、あいつに何か悪いことを
            してしまったのか?
 ヒューイ : 大丈夫だ、クラリスクレイス。
        ……お前も彼女も、何も悪くない。

 サラ : ……ごめんなさい。
      気にしていないって言ったのは
      あたしなのに、情けないわね。
   >やっぱり、クラリスクレイスは……
 サラ : そう。
      あの子はあたしを元に作られたの。
      ……髪の色まで、昔のまんまよ。
   >気にするな
 サラ : あたしもそのつもりだった。
      ……けど、やっぱり無理ね。
    : あの子はあたしを元に作られた……
      なくしたはずの髪の色まで
      昔のあたしにそっくり。

 サラ : あたしは、あたしの不幸なら
      いくらでも受け止められる。
    : けど、あたしがいたせいで
      あの子は生まれて、苦しんで……
      ……そう考えると、ちょっと、ね。
    : あの子は……あの子たちは
      利用されるためだけに生み出されて
      苦しめられて……捨てられて……
    : あたしが、ルーサーの甘言なんかに
      乗ってしまったから……


 姉は折れるもの  
 クラリスクレイス : だから、私はこっちに行きたいと
            さっきから何度も言ってるだろう!
 サラ : だから、そっちは遠回りだって
      あたし何度も言ってるでしょ!
 クラリスクレイス : 遠回りとかどうとか関係ない!
            私の直感が訴えてるんだ。
            こっちがいい、と!
 サラ : その直感に従った結果
      この前は道に迷ったじゃない。
      だからダメ、指示に従いなさい。
 クラリスクレイス : やーだ、やーだー。
            こっち行く、こっち行くんだー!
 サラ : この……子供みたいに駄々こねるな!
 クラリスクレイス : あ、○○。
            ちょうどいいところに。
 サラ : わがまましか言わない
      このお馬鹿さんに
      貴方からも言ってやってくれない?
 クラリスクレイス : わがままはサラの方だろう!
            貴様からも言ってやれ! さあ!
   >こういうときは、姉は譲るものだよ
 サラ : ……それじゃ
      クラリスクレイスの言う方に
      行ってみましょうか。
   >妹のお願いは聞いてあげないと
 サラ : ……それじゃ
      クラリスクレイスの言う方に
      行ってみましょうか。

 クラリスクレイス : ……いや、ここは私が譲るぞ。
            サラの指示通りに進んでみよう。
 サラ : そんなこと言わずに、ね。
      いいことありそうなんでしょ?
 クラリスクレイス : いやいや、いやいやいや。
            サラの指示が正しいはずだろう。
            ここは私が折れることにする。


 マトイへのプレゼントは  
 A.P.239/5/3
 サラ : あ、○○。
      ちょうどいいところで会えたわね。
    : あたし? 調査よ、調査。
      【深遠なる闇】の復活もあって
      ダーカーの活動も活発化してる。
    : ひまがあったら、あちこち出回って
      情報集めておくべきだと思ってね。
      ……大丈夫、適度に休んでるから。
    : そういう貴方こそ、無理してない?
      貴方もマトイも、無茶しすぎるから
      心配なのよね。
    : まあもっとも、その無茶のおかげで
      マトイは助けられたわけだけどさ……
    : 【深遠なる闇】は復活してしまった。
      けど、ナベリウスに縫い止められてる
      おかげで、なんとか食い止められてる。
    : いわゆる、小康状態ね。
      相手はとんでもない脅威だけど
      発生予測ができるから、なんとかなる。
    : 体勢を整えて、しっかり準備も出来たら
      シャオは、貴方やマトイをしばらく
      休ませてあげたい、って考えてるみたい。
    : ま、それについてはあたしも
      そうするべきだと思ってるわ。
    : ためこんでいたダーカー因子を
      【仮面】が持っていってくれたとはいえ
      ……尋常ではなかったんだから。
    : きっちり休んで、身体を調べて
      万全の状態に戻してほしいと、思うの。
    : ……働き過ぎよ。貴方も、マトイも。
      少しは身体をいたわって休んで欲しいわ。
    : ……あ、マトイで思い出した。
      貴方に聞きたいことがあったんだ。
   >聞きたいこと?
    : 実は、お姉ちゃん……じゃなくて
      マトイに何かあげようかな、って思ってて。
    : ……あれ、なんでそこでヘンな顔するの?
      あたし別にヘンなこと言ってないでしょ?
   >マトイが喜びそうなプレゼント?
    : ……よくわかったわね。

    : 別に何かを記念して、ってわけじゃないけど
      戻ってきたお祝い、というかなんというか
      ……まあ、そんな感じなのよ。
    : ……ずっと昔に助けてもらったお礼も
      ちゃんとしてなかったし。
    : ……マトイの性格的には
      その気持ちだけで嬉しい、とか
      言ってくれそうなんだけどさ。
    : ……あー、ごめん。
      聞いておいてなんだけど
      答えはいらないかも。
    : 多分こういうのって、自分で考えて
      プレゼントするのが重要だと思うから。
      もうちょっと、考えてみる。ごめん。






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