魔理沙：一度、魔界に行ってみたかったのよね〜。で、どうすればいいのかな。
　サラ：ちょっとまって！！
　魔理沙：！？
　サラ：魔界には行かせないわ！！
　魔理沙：よかった〜。
　サラ：！？
　魔理沙：魔界の行き方知ってそうな人がいて。
　サラ：ずいぶん余裕そうね。闘おうってのかしら。
　魔理沙：闘わなくても教えてくれるのかしら。
　サラ：まさかね。
　魔理沙：じゃ、遠慮なく。
　魔理沙：じゃ、いってきま〜す。
　サラ：う〜ん。

　魔理沙：さ、ついたかな〜！
　ルイズ：あらめずらしいわ♪　人間の人かしら？
　魔理沙：なんの用？
　ルイズ：いや、ただ珍しいな〜、なんて思っただけよ。
　魔理沙：ふ〜ん。
　ルイズ：だけどあなた、人間なのに魔法使いなのかしら♪
　魔理沙：そうだけど……。
　ルイズ：おもしろそうね☆　ぜひ、お手合わせ願いたいわ。
　魔理沙：魔界の人って面倒ね。
　ルイズ：じゃ、遠慮なく。
　ルイズ：う〜ん、強い〜。
　魔理沙：強くなきゃこんなとこ来ないわよ。

　魔理沙：魔界人もたいしたことないな〜……。
　アリス：そこまでよ！
　　　　　あなた、少しやりすぎよ。もう少しおとなしく出来ないの？
　魔理沙：なによ、生意気な。
　アリス：たいした魔法も使えないくせしていきがってんじゃないわ！！
　魔理沙：試してみる？
　アリス：ゆるさない！！
　アリス：しくしくしく。
　魔理沙：精進しなさい。

　魔理沙：こまったわ、何処へ行けばいいのか分からない……。
　ユキ：心配無用よ！　この先は私達が案内するわ。
　魔理沙：たち？
　マイ：……。
　魔理沙：なるほどね。で、どこに案内してくれるのかしら？
　ユキ：もちろん、永遠に魂の安らぐ場所よ。
　魔理沙：あら、うれしいわ。
　マイ：……。
　魔理沙：私、あとからいくから、先にいっててよ。
　ユキ：あら、いい場所なのに。
　マイ：私が案内するわ……。
　ユキ：マイ、やっつけるわよ！！
　マイ：……。
　ユキを残した場合
　ユキ：きさま〜！　……きさま、よくもやったな！！　本気だしちゃうから！！

　魔理沙：あんまり、手間取らせないでよ。
　ユキ：なんで、そんなに強いのよ〜。
　魔理沙：さて、次はこの先かな〜。
　ユキ：うぇ〜ん。

　マイを残した場合
　マイ：……やるじゃん、あんた。
　魔理沙：！？
　マイ：足手まといがいなくなってやっと、本気を出せるよ。今度こそ貴様を倒す！！

　魔理沙：口ほどにもない。
　マイ：なんなのよ、その強さは。
　魔理沙：いったい、何処に行けば強い奴がいるのかしら。
　マイ：しくしく。

　神綺：やっと来たわね。
　魔理沙：誰！？
　神綺：あなたが来ることは分かってたわ。
　魔理沙：そう……で？
　神綺：あなたの目的は何かしら？
　魔理沙：まぁその、観光かしら。
　神綺：それだとすると、ちょっと暴れ過ぎだわ。
　　　　残念ながら、あなたにはおとなしく帰って貰わないといけないわね。
　魔理沙：まぁ、そろそろ帰ろうと思ってたし……。
　夢子：神綺様！　なんで、こんな奴おとなしく帰すのですか！
　魔理沙：こんな奴って。
　夢子：さんざん暴れてた奴ですよ。私は許しません！
　神綺：あら、夢子ちゃん。スキをみて私が倒そうと思ってたんだけど……。
　夢子：あ、そうでしたか。すみません！
　　　　ですが、ここは神綺様の手を煩わせるまでもありません。どうか、奥でお休みください。
　神綺：ま、お任せするわ。
　夢子：はい！
　魔理沙：ちょっとちょっと、人を無視してめちゃくちゃいってくれるじゃない。
　　　　　それなりの覚悟は出来てるんでしょうね！！
　夢子：覚悟は出来てないけどね。ま、あなたが覚悟した方がいいんじゃない？
　夢子：神綺様〜。ごめんなさ〜い。
　魔理沙：生意気なあいつをやっつけてあげるわ！！
　夢子：しくしくしく。

　神綺：あら？　夢子ちゃんが負けるなんて……。
　魔理沙：でてきなさい！
　神綺：夢子ちゃんが負けるなんて、あなたもまんざらじゃないのね。
　魔理沙：ついでに、あなたも倒してあげるわ。
　神綺：その自信はどこから来るのかしら？
　魔理沙：負ける気がしないもの。
　神綺：ふ〜ん。
　魔理沙：さっさと始めましょ。あなたを倒したら、次にいくんだから。
　神綺：残念だけど、次はないわよ。私はこの魔界を創った神。私より強い者はいないわ。
　魔理沙：！！　……そう、残念ね。
　神綺：人間のインチキ魔法で私と勝負になると思ってるの？
　魔理沙：勝負でインチキっていうのは、敗者の言い訳じゃなくて？
　神綺：ふん、生意気に！！　本当の魔法を見せてあげるわ。
　魔理沙：あら、うれしいわ。
　神綺：いくよ！！

　アリス：やっときたわね。
　魔理沙：！？
　アリス：久しぶりね。
　魔理沙：そうでもないかしら？
　アリス：今度こそ負けないわ！！
　魔理沙：妙に自信有りげね。
　アリス：究極の魔法を記した本を手にいれたのよ。
　魔理沙：あ、それ欲しいわ。
　アリス：あなたたち人間には使いこなせない魔法よ。
　魔理沙：そう？　じゃ、見るだけでもいいわ。
　アリス：いやでも、味わさせてあげるわ！！