綺楼

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Radical   Discovery 



二ッ岩 マミゾウ


丑三つ時になると無感情になる人間達。
その原因は、面霊気の持つ六十六の面の内の一つ、
希望の面が失われた事にあった。

いくつかの解決策は進行しているらしい。
その事を小耳に挟んだ彼女は、
宗教家達にその後どうなったのかを聞きに行った



Stage... 1 2 3 4 5 6 対戦勝利台詞


STAGE 1 雲上の宝船
宗教戦争の余韻


 マミゾウ 「やあ、調子はどうだい?」
 一輪 「調子って?」
 マミゾウ 「ほら面霊気の事じゃよ」
 一輪 「面霊気……、あー、こころさんの事か。
     それでしたら……」
 マミゾウ 「ちょっと待て。その続きは決闘の後じゃな」
 一輪 「なんでやねん」

 【注目の新勢力は妖怪狸?】
 マミゾウ 「ギャラリーが期待しておったからのう。
       闘わぬ訳にはいかんて」
 一輪 「まあ決闘癖が付いちゃいましたね。
     で、こころさんですが……」

 【化け狸、空から降ってくる】
 一輪 「なんで負けるねん」



STAGE 2 夢殿大祀廟
新しい希望の面


 布都 「おやお主は……」
 マミゾウ 「あれからどうなったのか知りたくてのう」
 布都 「どう……って」
 マミゾウ 「面霊気のことじゃよ」
 布都 「む、その話か。
     しかし、その前にやらねばならぬ事があるだろう?」
 マミゾウ 「構わんぞい」

 【ここに来て真打ち登場か!?】
 布都 「強いな」
 マミゾウ 「なあにこれでも手加減してるぞい」
 布都 「面霊気の事だが……。
     太子様が新しい希望の面を与えたのだ。
     今頃は付喪神も取れて元の道具に戻っているだろう」
 マミゾウ 「ほう……?
       はて、さきの僧侶の話と合わんのう」

 【圧倒的人気の道教に死角なし?】
 布都 「面霊気の事だが……」



STAGE 3 命蓮寺
命蓮寺の狸囃子


 マミゾウ 「さてさて、坊主は何を言うかのう」
 白蓮 「おや、貴方は」
 マミゾウ 「最近どうじゃ?」
 白蓮 「信仰者も増えてまずまずですね」
 マミゾウ 「いやまあ面霊気の方じゃが……」
 白蓮 「ええだから彼女もですね……
     あらら観客から『早くしろ』コールが?」
 マミゾウ 「人気者は辛いのう」

 【絶好調の化け狸!】
 白蓮 「まだ決闘を期待するファンが多くて大変ですよ」
 マミゾウ 「儂ぁ構わんよ」
 白蓮 「こころさんですが、最近命蓮寺に修業に来ています」
 マミゾウ 「修業じゃと?」
 白蓮 「このお祭り騒ぎももうじき落ち着くでしょう」
 マミゾウ 「うーむ、解せんな」

 【牛に引かれて命蓮寺】
 白蓮 「まあ上手いこといってますよ」



STAGE 4 神霊廟
神霊廟の狸囃子


 マミゾウ 「ここに居るのかいな。
       新しい希望の面を作ったというのは」
 神子 「おお何時ぞやの媼か」
 マミゾウ 「お、おうなじゃと?」
 神子 「決着をつけに来たのか」
 マミゾウ 「面霊気の件を聞きに来たんじゃが……
       この熱気……闘わぬ訳にいかんようじゃな」
 神子 「そうだ、流石よく判っているな!」

 【狸グッズ(河童製)が大ブーム!】
 神子 「面霊気の話か。
     私が希望の面を作ったから大丈夫だろう」
 マミゾウ 「そうかのう」
 神子 「何か引っかかる事でもあるのか? 何でも申せ」
 マミゾウ 「面霊気の奴、お寺で修業しているそうじゃ」
 神子 「何? お寺?」
 マミゾウ 「お面に希望が回復するまでの空白期間だからなのかい?」
 神子 「そう……だろうな」

 【究極道士、向かうところ敵無し】
 神子 「もうじきこのお祭り騒ぎも終わる」



STAGE 5 博麗神社
狸につままれたよう


 マミゾウ 「此奴にも聞いてみるか。
       一応宗教家だった筈じゃな」
 霊夢 「何? 面霊気の話?
     こころだったら、よく神社に来るよ」
 マミゾウ 「ほう、何しにじゃ?」
 霊夢 「ああもう、周りがうるさいなぁ。
     静かにさせるからちょっと待って。
     今日は決闘する気はー!」
 マミゾウ 「ちょっとまて」
 霊夢 「何? 何で止めるの?」
 マミゾウ 「ふぉっふぉっふぉ。皆まで言うな。
       決闘する気、大ありじゃろ?」

 勝利時
 マミゾウ 「手加減せんなぁ。
       他の人はみんな形だけの模擬戦だったぞい?」
 霊夢 「そう? 手加減したつもりよ」
 マミゾウ 「で、面霊気が神社に来るという話じゃが」
 霊夢 「そうそう、しょっちゅう来るのよね。
     希望の面を探しに」
 マミゾウ 「なんじゃと? 面を探しにだと? どういうことじゃ?」
 霊夢 「あ、ほら今日も来ているわ。
     テキ屋のお面に混じってないか探しに……」

 【やっぱり最強の宗教は神道か】
 霊夢 「こころだったら、ほらあそこに……」



STAGE 6 博麗神社
妖怪は生まれ変わるか?


 マミゾウ 「丁度良かった。
       お初にお目にかかるのう。面霊気とやら」
 こころ 「誰?」
 マミゾウ 「佐渡の二ッ岩じゃ。今後ともよろしゅう」
 こころ 「こちらともよろしゅう、秦こころです」
 マミゾウ 「聞くところによるとお前さんは、
       希望の面を作って貰ったそうじゃないか」
 こころ 「よく知ってるわね」
 マミゾウ 「なのに何をしているんじゃ?」
 こころ 「希望の面を探しているの。何処にあるのかなぁ」
 マミゾウ 「おかしな事いう奴じゃ。
       新しい希望の面が合わなかったのかのう」
 こころ 「違う。あの希望の面は……確かに希望の面だが……」
 マミゾウ 「何か悩んでるようじゃのう。話を聞こうて」
 こころ 「あの希望の面は完璧すぎる。道具として完璧な。
      あのままでは我々は個別の自我を失い、
      ただのお面に戻るだろう。六十六個のお面に。
      我々にはただの物言わぬ道具に戻れというのか?」
 マミゾウ 「なる程。折角妖怪としての自我に目覚めたというのに、
       自我が失われていくのを黙って見ていられないと」
 こころ 「お面に頼らないで独立する道も探したし、
      元のお面を取り戻す事も努力した。
      しかしどれが正しい道なのか我々には判断付かぬまま……」
 マミゾウ 「我々……か、よし判った。
       安心せい。儂はお前の味方じゃ。
       付喪神のたぐいなぞにも詳しいぞい」
 こころ 「ほんとか!?」
 マミゾウ 「だから安心して儂と闘うが良い」
 こころ 「何故そうなる?」
 マミゾウ 「周りを見てみい?
       こんなにワクワクした観客を無視するなんて出来るかい?」
 こころ 「こんな楽しそうな人間を見るのは久しぶり……」
 マミゾウ 「お前さんの自我の為じゃ。派手に決めてやるぞい!」
 こころ 「それはこっちの台詞だ!
      新生面霊気の華麗なる能楽を喰らうが良い!」

 勝利時 → エンディングへ

 【化け狸、詰めに甘さが目立つ】
 こころ 「よーし、頑張れる気がする!」








対戦勝利台詞
ランダム □ まだまだじゃな。
 □ 今日のところはこの位にしておいてやるぞい。
 □ 『今日のところはこの位にしておいてやるぞい』
   これは勝った時に使う言葉じゃ。逃げる時に使うなよ?
vs 博麗霊夢 □ 葉っぱのお金は便利じゃぞ? 賽銭でも何でも使えるわい。
 □ お前さんに変化するのは簡単じゃ。何となく狸っぽいし。
vs 霧雨魔理沙 □ 外の世界にも魔法使いが沢山いるぞい。
 □ この間、狸捕まえてたじゃろ? 狸鍋かい?
vs 雲居一輪 □ 入道に化けるのは簡単じゃないて。
 □ 肉を食べんから弱いんじゃ。
vs 聖白蓮 □ そうじゃ、今度は寺の看板を賭けて闘わないかい?
vs 物部布都 □ 日本中に烏帽子の名前が付く地名があるんじゃが、知ってるかい?
vs 豊聡耳神子 □ 仙人とて人間は人間。騙され方は一緒じゃのう。
vs 河城にとり □ 動力は何じゃ? 電力か? 蒸気か? それとも未知の……。
 □ そのプロペラの設計じゃ体が廻ってしまうじゃろ?
   どうなってるんじゃ?
vs 古明地こいし □ サトリ……か。お前さんを化かすのは簡単にはいかないなぁ。
 □ なんじゃ、お前さん心を読めないのか。
   心の読めないサトリなんて、
   人間に化けられない狸みたいなもんじゃ。
vs 二ッ岩マミゾウ □ いかんいかん。どっちが本物か判らなくなるぞい。
vs 秦こころ □ 何じゃ、狐や猿の面が多いが、狸の面は無いのか?
 □ お、狸の面もあるじゃ無いか。……どれどれ何の感情じゃ?
   『悪徳詐欺をする時の表情』……ほほう。