STAGE 1 雲上の宝船
聖輦神楽
こころ 「……やあやあ、我こそは秦こころなるぞ」
一輪 「決闘するのにそんな口上要らないわよ。
私と最強の称号を賭けて闘え！
こんな感じでいいわ」
こころ 「受けて立つわ！」
【能楽が僅かにブームの兆し？】
こころ 「勝つのは楽しいわー」
一輪 「楽しい時は笑顔が良いよ」
こころ 「スマイルスマイル！」
【散り散りになった仮面】
一輪 「弱いのは問題外」
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STAGE 2 玄武の沢
水中神楽
にとり 「おやおや、こころさんじゃないですかー。
いつもお買い上げ有難うございます」
こころ 「私と最強の称号を賭けて闘え！」
にとり 「え？ 最強の称号？ どうしたの？」
こころ 「ふっふっふ」
【早くも公演には追っかけが】
こころ 「見て貰うのも楽しい。
みんなが闘う理由が判ってきたわ」
にとり 「最強の称号が奪われたー」
【川に浮かぶ面が発見される】
にとり 「いつの間にか私は最強だったのか」
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STAGE 3 人間の里
乙女神楽
こころ 「見つけたぞ！」
こいし 「だーれ？ あ、貴方は！」
こころ 「今度こそお前を倒す！」
こいし 「わーい、誰でもウェルカムだい！」
こころ 「ふっふっふ鍛えてきたぞ。この間のようにはいかない！」
こいし 「私には希望があるもん！ 負けるもんか！」
【人間にも広がる能楽ブーム】
こころ 「勝った！ 嬉しい！」
こいし 「うえーん、私の希望の面がー」
こころ 「もう昔の希望の面は要らないわ。
感情と言うものが何とか掴めてきたもん」
【無残に散らばったお面に群がる野次馬】
こいし 「いつでも挑戦受け付けるよ！」
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STAGE 4 夢殿大祀廟
夢幻の神楽
こころ 「わーい、ここにも決闘の匂いがするー」
布都 「面霊気じゃないか。今は更生中だと聞いたが？」
こころ 「そうだよー。みんなを見て感情の勉強中なのー」
布都 「随分と明るくなったな。
……多少知性が落ちた気もするが」
こころ 「さあ私と最強の称号を賭けて闘え！」
布都 「いいだろう！ 悔しさの感情も学ぶと良い！」
【もはや説明要らない神楽ブーム！】
こころ 「楽しいー。決闘は楽しいことだらけね」
布都 「人生楽あれば苦あり」
こころ 「またまたそんなぁ」
【お墓に大量のお面、苦情も？】
布都 「それが悔しさだ」
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STAGE 5 人間の里
星屑の神楽
こころ 「私を楽しませてくれる人はどこにいるー」
魔理沙 「いたいた。最近凄いな、お前の勢い」
こころ 「勢いって？」
魔理沙 「人気だよ。お前の人気」
こころ 「人気……」
魔理沙 「どうだ、私と勝負しないか？」
こころ 「するするー、最強の称号を賭けてするー」
魔理沙 「……なんか変わったな、お前」
【猿でも判る能楽、これで貴方も通に！】
こころ 「よーし五個目の最強ゲットだぜ！」
魔理沙 「負けたか……いつもより頑張ったんだがな」
こころ 「うーん」
魔理沙 「どうした？」
こころ 「手足がだるいの。これは？」
魔理沙 「五戦目なんだろ？ ただの疲れだな」
こころ 「これが疲れの表情！」
魔理沙 「違う！」
【踏みにじられたお面】
魔理沙 「私こそが最強だ！」
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STAGE 6 妖怪狸の森（夜）
新生暗黒神楽
こころ 「疲れかー。そうなのかな？」
マミゾウ 「どうじゃ？ 人と会って少しは成長したかのう」
こころ 「したよ！ 今なら誰と闘っても負けないよ！」
マミゾウ 「あれ？ 予想と違う成長を遂げてるな」
こころ 「さあ最強の称号を賭けて私と闘え！」
マミゾウ 「ま、それも妖怪らしくて良いじゃろう」
【ついに完成！ 究極神楽】
こころ 「うーん疲れたー」
マミゾウ 「疲れの表情も覚えたか。合ってるとは思えんが。
悩みは吹き飛んだようじゃな」
こころ 「悩み……」
マミゾウ 「後は放って置いても、内なる希望で自我に目覚めるじゃろ」
こころ 「！ ……まだだ！
私にはまだ越えなければならない壁がある！」
マミゾウ 「む？ ど、どうした急に？」
こころ 「そうだ今判ったぞ。私の敵が何なのか！
感情をもてあそぶ宗教家達め！ 決別の時が来たぞ！」
【野原に散ったお面】
マミゾウ 「まだまだじゃのう」
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STAGE 7 人間の里（夜）
ファタモルガーナの悲劇
霊夢 「な！ また里の様子が？
もう感情の暴走は収まったと思ったのに……」
こころ 「よくきたな。
我こそは秦こころ。感情を司る者」
霊夢 「知ってる。
それより最近変な風に更生したって聞いたのに、
これは一体どういうこと？ 何が起こっているの？」
こころ 「我は気付いたのだ。
目眩ましのような弾幕。ど派手な光線。圧倒する体術！
感情をかき乱していたのはお前達宗教家ではないか！」
霊夢 「そうよ。それが仕事だもの」
こころ 「私はそれを正せねばならぬ」
霊夢 「やる気ね！」
白蓮 「また暴走したのですか。
まだまだ感情が安定しないですね。面霊気よ」
こころ 「ぐっ。丁度良いところに来たな。
ケチョンケチョンにしてやるぞ」
神子 「話は全て聞いた！
元をただせばこいつの不始末は私の責任だ。
今すぐただの道具に戻してやろう」
こころ 「お前まで……。ま、纏めて倒してやる。
宗教家とは決別せねば感情の制御は不可能だ！
三人そろいとはかえって好都合！」
霊夢 「あのー、スポーツマンシップに則って、ここは私に任せても……」
こころ 「怖じ気づいたか？ 纏めてかかってこい！」
白蓮 「ほら、相手もそう言ってますし」
神子 「そうだ、むしろ失礼に当たる」
霊夢 「そ、そうなのね。それでいいのねいいのね。
よし！ じゃあ行くよ！
宗教の本義とは感情の平定にある！
すなわち、面霊気！ よく聞きなさい！
貴方を大人しくさせるのが我々の仕事よ！ 恨むなかれ！」
勝利時 → エンディングへ
敗北時
霊夢 「ス、スポーツマンシップとは……」
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心綺楼
