精大戦争

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Stage... Ex


アフターフェステバル
Stage EX 春の小径


 チルノ 「天狗情報によると、
       この辺に花見が終わって暇そうにしている人間が居るってさ。
       どんな奴だって楽勝さ!最強より強い者などない!」
 ??? 「どうした?もの凄く殺気立ってるぞ?」
 チルノ 「楽勝、楽勝、泰河勝!さあ、勝負だ!」
 魔理沙 「何か変なもんでも食べたか?」
 チルノ 「食べたよ!もう妖精界では向かうところ敵なしなんでね。
       次の相手は妖怪だよ!妖怪を倒して最強になるよ!」
 魔理沙 「それで私の後を付けてきたのか。人間の私の後を……」
 チルノ 「さあ、勝負しろ!」
 魔理沙 「まあいい、退屈していたところだ。遊んでやっても良いぜ」
 チルノ 「その余裕も今だけさ。
       あたいには弾幕を凍らす力がある」
 魔理沙 「ほう、面白いね」
 チルノ 「レーザーは凍らなかったけど」
 魔理沙 「ふーん、じゃあ、レーザー持ちの私が相手じゃ不利じゃないか?」
 チルノ 「がんばる」
 魔理沙 「ま、いいさ。手加減してやるよ。
       当たっても死なない程度のレーザーで攻撃してやる。
       やる気は削がれるだろうがね」
 チルノ 「ふん、氷で防いでみせるよ!思いっきり来い!」
 魔理沙 「妖精相手にどこまで楽しめるのか。
       話の種にもならなかったら責任取ってお前が種になれ!」

 魔理沙 「やるな!お前、どこでそんな力を……」
 チルノ 「まだまだ平気だよ!楽勝だね!
       さっさと倒れろってんだい!」
 魔理沙 「まあいいさ、なめてかかって悪かったな。
       ここからが本当の弾幕ごっこだ!」

 魔理沙 「なんと……こんなに強かったなんて、これはやばいな」
 チルノ 「く、も、もうそろそろかんべんしてー」
 魔理沙 「ふん、これで最後にしてやる。人知れず砕けちれ!」



 チルノ 「どうだ!」
 魔理沙 「な、中々やるじゃないか。
       ま、手加減してやったんだがな。死なない程度のレーザーで」
 チルノ 「あいたたた、今日はこの位にしてやる!」
 魔理沙 「それはこっちの台詞だが」
       (それにしても妖精も馬鹿に出来ないな)
       (妖精(バカ)を馬鹿にしないってのも変な話だが)
       (レーザーを最大出力にしても危なかったかも……)
 チルノ 「どうしたの?」
 魔理沙 「なんでもない。ちょっと疲れただけだ。
       話を戻そう、なんでお前は私に攻撃してきたんだ?」
 チルノ 「えーと、カクカクがシカジカだったから」
 魔理沙 「かくかくしかじかがそうやって使うものではない」
 チルノ (かくかくしかじか)
 魔理沙 「妖精同士の戦争? それで自信を持って妖怪に挑もうと??」
 チルノ 「そうそう」
 魔理沙 「私が人間だがな」
 チルノ 「でも、もう力を使い果たしたー。帰って寝る!
       あたいの勝利だ! 妖精に最強あれ!」

 魔理沙 「妖精同士の戦争か……花見の裏で楽しそうな事してたんだな。
       今度、花見の席に呼び出して詳細を語って貰うか。
       あいたたた、結構やられたな。私も帰って寝るとするか」