夢想

    博麗 霊夢
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    アリス・マーガトロイド
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Radical   Discovery 



アリス・マーガトロイド



Stage... 1 2 3 4 5 6 7 対戦勝利台詞


1st Day 14:00 魔法の森
Stage1 人任せの魔法
-Magical Light-


 アリス 「まったくもう。
      こういう『妖怪退治』は、人間がやる物でしょう?」
 魔理沙 「なんだ、妖怪。なんか用か?」
 アリス 「私が言うのもなんだけど、あんた『達』最近怠けすぎよ。
      何で今回の異変を放っておくのよ」
 魔理沙 「あー?異変って、何だ?」
 アリス 「何言ってるのよ、見れば判るでしょ?」
 魔理沙 「確かに最近暑いけど、この位の夏もあるぜ」
 アリス 「暑さなんて関係ない!妖気よ妖気、あと宴会」
 魔理沙 「妖気?宴会?ああ、両方最近多いな。
      でも、この位の暑さの夏もあるぜ」
 アリス 「いい度胸ね。貴方がやらなきゃ、貴方をやるわよ」

 アリス 「ったく、で?
      なんか、この妖気について情報は持っていないの?」
 魔理沙 「持ってたら私がやってるぜ」
 アリス 「でしょうね。仕様が無い。
      他に情報を持っていそうな奴に当たるわ」
 魔理沙 「あいつか?
      あいつも何か知っていたら自分でやってると思うぜ」
 アリス 「なら、あいつが犯人かも知れないでしょ?」



1st Day 21:00 博麗神社
Stage2 直感の巫女
-Sixth Sense-


 アリス 「霊夢なら何か知っている筈。曲がりなりにも
      妖怪退治を生業としている筈の、巫女なんだからね」
 霊夢 「あれ?こんな時間に何の用かしら?
      夕食ならもう済ましたわよ」
 アリス 「何で私が乞食の様な真似をしなきゃいけないのよ」
 霊夢 「森に住んだり、夜、神社に忍び込むのは大抵、物乞いなのよ」
 アリス 「それはおいておいて、霊夢。
      この幻想郷を包む妖気の事なんだけど……」
 霊夢 「ん?妖気?」
 アリス 「何で放っておくのかなぁと思って……」
 霊夢 「妖気……?ってこれが何か危険な事でも?」
 アリス 「いつもなら大騒ぎするあんたが、何故今回は動かないのかなぁと」
 霊夢 「だって、困った事が起きていないから。
      まぁ、宴会が多すぎるのには困ってるけど」
 アリス 「怪しいわ。これほど怪しい霊夢は、たまにしか見かけないわね」

 アリス 「で?本当に何か情報は持っていないの?」
 霊夢 「本当よぉ。だって大して危険も感じていないし」
 アリス 「うーん。妖怪退治って殆どしないから、
      何処が妖気の発生源なのかもわからないわ」
 霊夢 「妖怪退治って……そりゃあんた、人間じゃないもんね。
      でもこの妖気の発生源ねぇ。
      今回は私にもわからないわ。何でだろう?」
 アリス 「霊夢から勘を取ったら何が残るって言うの?
      全く、サボってばっかりいるから勘が鈍るのよ」



2nd Day 13:30 時計台
Stage3 瞬間∞
-Infinity-


 咲夜 「で、困って私の処に来たって訳?」
 アリス 「もう殆ど当てが無くてねぇ。
      余り情報持って無さそうだけど取り敢えず」
 咲夜 「今はそれどころじゃないわ。
      最近宴会が多いから、お嬢様のテンションも高いままで」
 アリス 「そのお嬢様が何か悪さしているとか」
 咲夜 「でも、そんなことは無いわよ。ほんとに。きっと。
      そう、うちにはそういうのに詳しい方がいますわ」
 アリス 「そう?じゃぁその人の所に行こうかしら」
 咲夜 「でも、勿論会わせたりはしません」
 アリス 「じゃぁ、最初から言わなければ良いのに」
 咲夜 「だって……私もちょっと位休まないと、
      こっちのテンションが持っていかれてしまいますもの」
 アリス 「貴方はそれでもメイドなの?
      もっとも、これが休みになるとも思えないけどね」

 アリス 「さぁ、その詳しい人のいる処に連れて行ってもらいましょうか」
 咲夜 「も〜、仕様が無いわね」
 アリス 「でも、その人は何で、異変の事が判っているのに
      自分から動かないの?」
 咲夜 「いつも、ああですよ。
      よっぽどの事が無い限り自分から動かないわね」
 アリス 「アームチェアディテクティブね。ずるいわ」



2nd Day 21:00 図書館
Stage4 知識の墓
-Knowledge Box-


 パチェ 「幻想郷を包んでいるこの妖気の発生源?」
 アリス 「そう、貴方なら誰の仕業なのか判るって聞いたわ?」
 パチェ 「そんなもの気にした事無いわ。でも、簡単じゃない」
 アリス 「判るの?」
 パチェ 「これは妖気ではないわ。しかも発生源も無いわね」
 アリス 「どういう事よ」
 パチェ 「どちらかと言うと、気みたいな物そのものが発生源かしら?」
 アリス 「よく判らないけど……。それで?」
 パチェ 「漠然とした質問は返答しようが無いわ。話は以上、それだけ」
 アリス 「判らないわね。どうして幻想郷にはこう回りくどい奴が多いのよ」
 パチェ 「直截戦うのは回りくどくないでしょ?」
 アリス 「ふん、言うじゃない。さぁ、もっと『饒舌』に教えて貰いますよ」

 アリス 「で?この妖気はどうすればいいの?」
 パチェ 「妖気じゃないけど、大して危険じゃ無さそうよ。放っておけば?」
 アリス 「それだけぇ?でも、ここまで来て後に引けないわ」
 パチェ 「そうねぇ。この妖気みたいなのと直截……
       上手く話でも聞いてみたら?」
 アリス 「……難しそうね」



Feast Day 12:00 冥界
Stage5 幽霊の温度
-Compatible Ghost-


 妖夢 「で、幽霊と話が出来る様になりたい、と?」
 アリス 「そう、実体が無くて、それでいて意思が有って……
      といったら幽霊位しか思いつかなくて」
 妖夢 「幽霊って言ったってねぇ。生前がどんな生き物でどんな生き方を
      送っていたかで、意思の疎通が出来るどうかが決まる。
      で、どんな幽霊と話がしたいって言うの?」
 アリス 「うーん。それがねぇ……
      物凄く大きくて、幻想郷を包み込む位の幽霊」
 妖夢 「あー?幽霊を馬鹿にしてるのか?」
 アリス 「こっちは大まじめよ。なんか判らないの?」
 妖夢 「そんなに大きな幽霊なら、生前もそのくらいの大きさよ。
      街か国家の幽霊じゃないのか」
 アリス 「それね!って、最近何か大きな国か何か死んだの?」
 妖夢 「皮肉で言ったの位判ってよ。
      そんなのと会話出来るわけが無いでしょ?霊じゃなくて神よ」
 アリス 「とにかく、幽霊との意思疎通の方法は教えて頂くわ」
 妖夢 「良いけどね。ただ、もうすぐ宴会よ?」
 アリス 「宴会までに身に付ければ、宴会芸にもなるわね」

 アリス 「幽霊の見分けは簡単ね。-14.7℃程度の幽霊は、
      生前お金を貸したまま死んで悔いが残った人」
 妖夢 「で?大きな幽霊って何よ」
 アリス 「うーん。なんだかどんどんと、幽霊じゃ無いような気がしてきた」
 妖夢 「そりゃそうでしょ。幻想郷を包み込む位の霊って、
      幻想郷の霊しか考えられないわ」
 アリス 「仕様が無い。宴会会場で仕掛けるしか無さそうね」



Feast Day 17:00 博麗神社
Border Line アリスの妖怪退治
-Invisible Magic-


 霊夢 「あれからどうなったのよ。妖気とか騒いで」
 アリス 「妖気じゃ無いらしいのよ。よく判らないけど」
 霊夢 「で、結局ここに戻ってきたと」
 アリス 「本戦はこれからよ」
 ??? 「その険悪そうな面して宴会かしら?」
  「さぁ、これから楽しい宴会でしょう?」
 アリス 「呼ばれて無いのに出てきたって事は、
      悪い奴という匂いがするわね」
  「呼んでくれない方が意地の悪い奴」
 アリス 「その腹いせかしら?今回のコレも」
  「腹いせ?何にも悪い事してないわよ?まだ」
 アリス 「まだ?まぁ確かに妖気みたいなのが充満しても、
      まだ何も起こってはいないけど……」
  「妖気みたいの?」
 アリス 「そう、この幻想郷を包む妖気みたいの」
  「ああ、これは私は関係無いわよ。これはこいつの仕業でしょ?」
 アリス 「こいつ?そっちには誰も居ないでしょ?」
  「困った娘ではあるけど、何にも悪気は無いわ。困った娘だけど」
 アリス 「良いから、そいつは何処にいるの?」
  「貴方は目が見えないの?目の前にいるでしょう?」
 アリス 「まぁ、確かに目の前に困った奴が居るけど……」
  「それよ、それ!」

 アリス 「もうそろそろ、頭がおかしくなりそうよ!」
  「最初からおかしかったわよぉ。ったく、私の訳が無いでしょ?」
 アリス 「いい?この妖気みたいのは一体なんなのよ!」
  「うーん。湖に血を一滴たらすとどうなると思う?」
 アリス 「魚が集まる?」
  「当たってるけどハズレ、その湖には魚が居ないの。
    さぁ、その一滴の血を元の体に戻すわよ」



Feast Day 19:00 幻想郷
Immaterial and Missing Power
萃まる夢、想い
-Pandemoniac Land-


 萃香 「あ、あれ?宴会前だって言うのに何すんのよぉ、紫〜」
 アリス 「はぁ?一体何が……」
 萃香 「あらどーも。ずっとあなたの動向を
      見守ってきたけど……かな〜り面白かったわ。
      見当違いな行動を取って……
      それでいて強そうな妖怪は避けて通ってきて……」
 アリス 「どこで見ていたのよ。この出歯亀め」
 萃香 「もう判るでしょう?
      私が大きな幽霊よ、幻想郷を包むくらいの」
 アリス 「そう言えば、妖気が消えた?」
 萃香 「最初から妖気じゃないわよぉ。
      ちょっと薄く広く見渡してたの。気持ち良いわよ」
 アリス 「貴方にはそんな事が出来るの?凄いわね」
 萃香 「あなた達、魔族とは違うのよ、私は」
 アリス 「そうなの?大差無い様に見えるけどねぇ。
      で、何が目的なのよ?」
 萃香 「あら、目的はとっくに達成できているわよ」
 アリス 「何ですってー。って大した目的じゃなかったのかしら」
 萃香 「あんた達は宴会していたじゃない?
      私は大勢萃(あつ)めて賑わいたかっただけ。
      結局私の萃める力に逆らえる者はいなかったわね。
      強いていえば紫くらいかしら?私の力で萃められ無かったのも」
 アリス 「そう?何なら私が逆らって見せようかしら?」
 萃香 「ふん。ここにいる時点で私の術中に嵌っているじゃないの。
      あんたらが気が付かないうちに、自らが百鬼夜行の
      一員になっていた事にも気が付かなかった癖に」
 アリス 「百鬼夜行……って、失礼ね。人を化け物みたいに扱って」
 萃香 「って、あんたも化け物でしょ?あんたの様な魔法使い風情が……
      我々、誇り高き種族である鬼に逆らおうとは、
      光の速度より速(早)いわ!」








対戦勝利台詞
ランダム □ もしかしたら……人形だけで勝てたかも知れないわね。
 □ 多勢に無勢。こっちは一人じゃないもの。敵う筈がないわ。
vs 博麗霊夢 □ ああもう!貴方相手じゃ、人形が幾つあっても足りないじゃない。
vs 霧雨魔理沙 □ 貴方みたいに力任せじゃあ……人形が可哀相だわ。
vs 十六夜咲夜 □ 貴方の投げナイフより、私の人形の方が自由に操れるわよ。
vs アリス・マーガトロイド ■ 特定台詞なし。
vs パチュリー・ノーレッジ □ ところで……貴方の図書館は無料のままだよね?
   このまま本が増えつづけても……。
vs 魂魄妖夢 □ 危ないわねぇ。剣が人形に当たったらどうするのよ?
vs レミリア・スカーレット ■ 特定台詞なし。
vs 西行寺幽々子 ■ 特定台詞なし。
vs 八雲紫 □ ……お外の人形が欲しいなぁ。
vs 伊吹萃香 ■ 特定台詞なし。
vs 紅美鈴 ■ 特定台詞なし。