夢想

    博麗 霊夢
    霧雨 魔理沙
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Radical   Discovery 



八雲 紫



Stage... 1 2 3 4 5 6 7 対戦勝利台詞


2nd Day 28:00 紅魔館
Stage1 血の色のお酒
-Good Morning-


  「そこの通りすがりの吸血鬼さん。ちょいとお時間良いかしら?」
 レミリア 「誰よ?私はもう寝る気満々なのに。
        って、どうやってここまで来たの?」
  「ところで話が変わるけど、貴方、良いお酒を持っていたわよね?」
 レミリア 「話も……始まって無いのに変えられたら不憫よねぇ」
  「電気ブラン」
 レミリア 「ブランデー。
        それがどうしたって言うの?
        まさか二人で飲み明かしたりしないよねぇ」
  「何で貴方となんか二人で飲まないといけないの?
    私はそのお酒を頂きに来たのよ。明日宴会だから……」
 レミリア 「ふざけた奴ね。何処から来たのか判らないけど、追い返してやる」
  「何でそんなにカリカリしてるのかしら?」
 レミリア 「カリウムが足りないんだよ」
  「カルシウム」

  「もう陽が昇るわ」
 レミリア 「仕様が無いな。ブランデー位で良ければ分けてやる」
  「あれ?いいの?優しい所があるじゃない」
 レミリア 「……」
  「その優しい火が〜♪命取られて消えていく〜♪」



Feast Day 13:00 魔法の森
Stage2 葡萄色のお酒
-Wine Biscuit-


  「その儚い火が〜♪厳しい風で消えていく〜♪
    そこの通りすがりの魔法使いさん。ちょいとお時間良いかしら?」
 アリス 「ん、誰?どうやってここまで来たの?」
  「歌いながら来たわ」
 アリス 「流し?大体間に合っているわ」
  「貴方も良いお酒を持っていたわよね」
 アリス 「だから、ここは場末の酒場でもないの。流しなら他に当たって」
  「ヴァンアレン」
 アリス 「ワイン」
  「それを戴きに参りましたのよ」
 アリス 「と言うか突然何よ。それに、どうせ今日の宴会に持っていくわ。
      って、貴方は宴会には呼ばれてないのよね」
  「突然じゃないわ。ほら、予告状も持ってきました」

 アリス 「予告状と一緒に来られてもねぇ……」
  「これで、ワインも戴きました」
 アリス 「ワインも、って他にも何か持っていくの?」
  「そうねぇ……そこの割れ易いビスケットも戴こうかしら」
 アリス 「ビスケット……?何処にそんなものが?」



Feast Day 14:00 墓地
Stage3 半透明のお酒
-Milk Sugar-


  「血の気無い石の下〜♪未来永劫石の下〜♪
    そこの通りすがりの半幽霊さん。ちょいとお時間良いかしら?」
 妖夢 「あれ?紫様。いつもながら唐突ですね」
  「あらご挨拶ね。
    幽々子にチクろうかしら?在ること3割、無いこと8割」
 妖夢 「何にも悪い事言ってないじゃないですか〜」
  「ところで、貴方も良いお酒を持っていたわよね」
 妖夢 「良いお酒?良いかどうか判りませんが、今夜用の物なら……」
  「ドブロイ波」
 妖夢 「どぶろくです。
      今晩用のものですから渡しませんよ?」
  「まぁまぁ、そう言わずに」

  「ついにどぶろくを手に入れたわ〜」
 妖夢 「紫様は今晩の宴会に来るのですか?」
  「今日は行くわよ。呼ばれて無いけど」
 妖夢 「じゃあ、そのお酒も持ってきてくださいね」
  「今夜はもう一人、連れて行くつもりよ。
    きっと、賑やかになるでしょうね」



Feast Day 15:00 魔法の森
Stage4 霧雨のお酒
-Rainy Woods-


  「聳え立つ冷たい石の塔〜♪朽ち果ててく機械の街〜♪
    そこの通りすがりの人間さん。ちょいとお時間良いかしら?」
 魔理沙 「あー?何だ?もうそろそろ出掛けようと思ってたんだが」
  「出掛けるって、神社に?」
 魔理沙 「今夜は宴会だからな。って、お前も来るか?
       いつも何処にいるのか判らなかったから呼んでなかったが」
  「ところで話は変わるけど、貴方も安いお酒持っていたわよね」
 魔理沙 「そこそこ良いお酒だ。それがどうしたのか?」
  「奇焼酎」
 魔理沙 「何も付かない焼酎。寄生虫みたいな言い方するな」
  「それを戴きに参りました」
 魔理沙 「今飲まれると困るんだよなぁ。
       今晩持っていくものがなくなっちまうぜ」
  「つべこべ言わずに渡さないと、森から出られなくするよ」

  「次は、誰が通りすがるかしら?」
 魔理沙 「で、結局宴会には来るのか?そのお酒が無いと困るんだよ」
  「宴会には行くわよ。でも、大丈夫」
 魔理沙 「大丈夫?」
  「今夜は誰もお酒を持っていかないもの。
    私と……あと一人以外は」



Feast Day 16:00 博麗神社
Stage5 神に奉るお酒
-Sea of Nectar-


  「崩れ堕ちてく砂の城〜♪溶けて消えるは土の国〜♪
    そこの通りすがりの巫女さん。ちょいとお時間良いかしら?」
 霊夢 「あー?今日は何?って、通りすがってるのはあんたでしょ?」
  「あら、そこをツッコんだのは霊夢が初めてよ」
 霊夢 「みんな鈍いのよ。で、だから何?」
  「話が変わるけど、貴方もそこそこのお酒を持っていたわね」
 霊夢 「普通のお酒ならあるけど……今晩のお酒ね」
  「吟醸酒」
 霊夢 「そう多分、吟醸酒。でも外のお酒だから外来酒」
  「さぁ、渡して貰おうか」
 霊夢 「何よそれ。まだ神前に奉ってあるんだから駄目よ」
  「そのお酒、どうやって此処に来たのか判る?」
 霊夢 「気が付いたら神棚に置いてあったわよ。そういうもんでしょ?」
  「もう、外の世界に神は居ないのかしら?」

  「神酒も戴きました〜」
 霊夢 「というか、もうみんな集まってくるわよ?
      今お酒を持っていってどうするのよ」
  「宴会で飲むに決まってるじゃないの」
 霊夢 「まぁ、そうかもしれないけど……」
  「今晩の宴会が楽しみね」



Feast Day 17:00 博麗神社
Border Line 超古々酒
-Elder Phantom-


  「空だけは〜昔と変らぬ美しき蒼〜♪国〜破れて〜山河在り〜♪
    あら幽々子、余り久しぶりじゃないわね」
 幽々子 「どうしたの?宴会前だってのにこんなに荒らして」
  「どうしたもこうしたも無いでしょう?
    このままいつも通りの宴会をするつもりだったの?」
 幽々子 「今も昔もそのつもりだけど」
  「幽々子は鈍いわね。そろそろ貴方辺りが動くと思って見てたけど……」
 幽々子 「何のことかしらね」
  「ところで。話が変わるけど、そのお酒。物凄く古いお酒ね」
 幽々子 「そんな事無いわ。賞味期限まであと千年以上はあるし」
  「貴方が有効利用しないなら、渡して貰いますよ」
 幽々子 「あらあら、今夜みんなで飲もうと思っていたのに」
  「勿論、今夜『みんな』で飲みますわ」
 幽々子 「毒を入れるの?」
  「逆ね、毒を抜くわ」
 幽々子 「さすがね、最初から私が入れておいたのバレバレみたい」

  「これで……お酒を持ってきそうな連中は大体手ぶらかしら?」
 幽々子 「何を企んでるのかしら?」
  「もう、幽々子にも判ってるくせに」
 幽々子 「『みんな』でお酒を飲むのね?」



Feast Day 19:00 幻想郷
Immaterial and Missing Power
夢幻に湧く酒
-Pandemoniac Land-


  「さぁ、そろそろ遊びはお終いよ」
 萃香 「あれ〜紫〜、どうしたの?」
  「みんなを操って萃め続けるのもいいけど……。
    いい加減にしないと、そろそろ誰かが気付くわ」
 萃香 「連中が気付く訳が無いでしょ?
      それに気が付いたとしてもねぇ。
      私は鬼よ。何にも恐れる事は無いわ」
  「連中全員を敵に回しても?」
 萃香 「何を企んでるの?」
  「今日の宴会にはある筈のお酒が無いのよ。
    このままお酒を宴会に持っていかなかったらどうなるかしら?」
 萃香 「紫が殺されるんでしょ?」
  「あら、そうかも知れないわね。
    でも、私は貴方が全部飲んでしまったと言う。
    幾らなんでも私一人で飲める量じゃないしね」
 萃香 「あー、ずるいずるい!」
  「そこにどう見てもお酒が好きそうな萃香が居るの。
    素敵ね。全員を敵に回す事になるわ。私も貴方も」
 萃香 「いつもながらやり方が汚いよ」
  「さぁ、貴方はもうみんなの前に姿を出すしか無いわ。
    そうすれば貴方の能力もバレる。もう、宴会は自由意志ね」
 萃香 「でも〜、みんなの前に出ても、
      私らはみんなの敵のままじゃないの?
      そのお酒は紫が奪ってきたんでしょ?」
  「あら、そうかも知れないわね」
 萃香 「……」
  「でも大丈夫。貴方の瓢箪を宴会で出すのよ。
    幾らでもお酒が湧くのでしょう?大喜びよ」
 萃香 「もっといい方法見つけたんだけど」
  「おいそれとバックれるのかしら?」
 萃香 「全部紫の所為にするの。
      と言うか、最初から紫の所為の様な気もするけど。
      そのお酒と一緒に連中に送りつけてやるわ!」








対戦勝利台詞
ランダム □ 幻想郷は全てを受け入れるのよ。それはそれは残酷な話ですわ。
 □ 撃つ、斬る、衝く、放つ、殺す……何を取っても私には効きません。
 □ 貴方だけにこっそり教えてあげましょう。
   私に弱点は……何にも無いのですよ。
vs 博麗霊夢 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、鉄下駄かしら?
   体が宙に浮かない為の。
vs 霧雨魔理沙 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、コルク栓かしら?
   魔法がだだ漏れしない為の。
vs 十六夜咲夜 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、槌かしらね?
   石橋を叩く為の。
vs アリス・マーガトロイド □ そうねぇ……貴方に足りないものは、付属品かしら?
   妖怪らしくなる為の。
vs パチュリー・ノーレッジ □ そうねぇ……貴方に足りないものは、ビタミンかしら?
   健康になる為の。
vs 魂魄妖夢 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、遊びかしら?
   切れ味が良くなる為の。
vs レミリア・スカーレット □ そうねぇ……貴方に足りないものは、日光浴かしら?
   色白にならない為の。
vs 西行寺幽々子 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、
  って、幽々子には言わなくても判るわよね。
vs 八雲紫 □ そうねぇ……私に足りないものは……
   敵、かしら?みんなに愛され過ぎてもねぇ。
vs 伊吹萃香 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、カルシウムかしら?
   もっと背を伸ばすための。
vs 紅美鈴 □ そうねぇ……貴方に足りないものは、透明な水かしら?
   赤色を薄めるための。