にとり：ボールはいらんかねー。
　魔理沙：オカルトボールを売っているのか。
　にとり：はいそうです。お安くしときますぜ。
　魔理沙：買い取りはしてないのか？
　にとり：ええ買い取りもＯＫですよ。勿論お安くしときますぜ。
　【勝利時】
　にとり：それでは買取価格はこちらになります。
　魔理沙：そうか、お金になるなんて思ってもみなかったが、要らなかったんで丁度いいや。って安！
　【敗北時】
　魔理沙：おっと、買うつもりは無かったが。

　一輪：良いところに現われたな。ボールを賭けて勝負だ！
　にとり：野蛮な奴め。ボールは大切な商品だ。どうせお前じゃお代を払うつもりないんだろ？
　一輪：そりゃそうよ！　正当な理由で決闘できるから楽しいんじゃないの。
　【勝利時】
　にとり：ならばボールは頂いていく。お代は要らないよな。
　一輪：ねぇあんたの都市伝説（オカルト）って作り物じゃない？
　にとり：そうだよ。でもそれが何か？
　一輪：いや、それじゃあオカルトボールを持っていないんじゃ無いかと思って。
　にとり：いやそれが持っているんだな。
　一輪：作り物の都市伝説でもオカルトの影響を受けるのね。ちょっと考え直さないとなぁ。
　にとり：そうは言うけど、あんたらもみんな都市伝説（つくりばなし）じゃん。
　一輪：そういえばそうねぇ。
　【敗北時】
　一輪：ついでに尻子玉も貰っちゃえ。

　にとり：ボールはいらんかねー。
　妹紅：ここの主なら今は留守だ。
　にとり：おや？　見慣れない顔が……。
　妹紅：道案内のついでに立ち寄っただけだ。不死者はここに住んでいるって聞いたもんでね。
　にとり：そうかー、留守なら仕方が無い。
　　　　　オカルトボールを買ってくれる上客はここの奴くらいなのに。
　妹紅：お前は河童か。河童もボールに翻弄されていると言うのか。まあ尻子玉も集めるもんな。
　にとり：話変わって貴方はボール要りません？
　妹紅：要らん。とちょっと前ならそう言ってたが、今は欲しいかもな。
　にとり：お？　ならば是非是非。
　妹紅：闘わないとやり取りできないんだろ？　じゃあ遠慮せずにいくぞ！
　【勝利時】
　にとり：あれ？　貴方もボール持ってんじゃん。
　　　　　周りの奴らみたいに都市伝説を使ってないように見えたけど。
　妹紅：ああ都市伝説って言われてもよく判らん。
　　　　確かにみんな奇妙なお化けを見に付けているようだが……私には無い筈だ。
　　　　お前のは作り物の怪獣だな？　それでもボールは手に入るのか。
　にとり：ふーむ、今まで売ってきて何だけど。
　　　　　もう一度ボールの事を精査する必要があるのかも知れない。
　【敗北時】
　妹紅：このボールは違うな。何処かに黄泉比良坂のボールがある筈だが。

　マミゾウ：さーて、後は待つだけじゃな。
　　　　　　ん？　誰じゃ。
　にとり：何だこれ？　何してるのさ。
　マミゾウ：河童か……まあいい。天狗（スピーカー）じゃ無いだけマシじゃな。
　　　　　　お前さんには関係の無い話じゃ、大人しく帰るが良い。帰って寝て忘れろ。
　にとり：あ、ああ。面倒なことには巻き込まれたくないからな。見なかったことにする。
　マミゾウ：ん？　お前さん面白い奴連れているな。
　にとり：面白い奴？　このネッシー号の事か？
　　　　　これは自慢のＵＳＯマシンさ。売りもんじゃないぜ。
　マミゾウ：違う違う。気が付いて居ないのかい？
　　　　　　お前の後ろには超巨大な何かが憑いておる。
　にとり：へ？　な、何の冗談を。
　マミゾウ：冗談なもんか。気が付いて居ないとしたら、お前さん、危ないぞ。
　にとり：そ、そんな脅したって無駄だぞ。何にも出てこないからな。
　マミゾウ：ふー愚かなもんよのう。
　　　　　　まあ良いじゃろ。お前に憑いている都市伝説（つくりばなし）を引き出してやるぞい。
　【敗北時】
　マミゾウ：さてと、続き続き。