STAGE 6 開けるなかれ、見るなかれ 後ろの扉に秘天あり
Hidden Star in Four Seasons (後戸の国)
チルノ:
さっきの奴ら
どこに行っちまったんだ?
それにしても
こんな暗い場所つまんない
帰ろ帰ろ
隠岐奈:
何だお前は
二童子の奴何をしてるんだ?
変な妖精が紛れ込んでおるぞ
チルノ:
何だお前は!
何か強そうだな!
あたいと戦えー!
最強の称号を賭けて!
隠岐奈:
お前、気が付いていないのか?
それ以上暴走したら
妖精とはいえ持たないかもしれんぞ
証拠に肌が黒くなって
きているじゃないか
チルノ:
ああん? これは日焼けだぜ!
夏の勲章だ!
隠岐奈:
それは違うな
暴走の影響が見た目に
現れているだけだ
完全に自我を失う前に
ここから去るがよい
お前に与えられた背中の力は
解いてやるように言っておくぞ
無事に弱くなるし
肌も元通りに戻るだろう
チルノ:
背中の力って何だよう
隠岐奈:
お前の後ろについて来ている
季節武器それの事だよ
その影響力無しでは
お前の力など見る影も無いぞ
チルノ:
ああん?
これはあたいの力だ!
最強が怖くてしょうがないんだろ?
いっちょ揉んでやるぜ!
隠岐奈:
お前の力を制御している私と
お前が勝負するなんて愚の骨頂だ
だが……良いだろう
妖精の力も気になっていたからな
たまには部下に妖精を選ぶのも
面白いのかもしれん
それもお前の力が見るに足る
物だったらの話だがな
思う存分力を発揮せよ
そして私に見せてみよ!
妖精が跳ね踊る暗黒能楽を!