東方萃夢想 – 博麗霊夢 – Stage6

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一日結界 Daylight and Moonlight Feast Day 17:00 博麗神社

霊夢:
結局、宴会当日になってしまったわ……。
妖霧の出現元も目的も判らないし。

こうなったら、宴会中に何か起きた時、
その時解決しよう。

今日は余りお酒飲まないようにしとこ……。

紫:
うふふ。
今日の宴会で何か起きるのかしら?

霊夢:
!?

紫:
さっさと宴会始めましょ?
大丈夫、今日も何も起きないわよ。

霊夢:
そう?
既に何かが起こっている様にも見えるんだけど……。

紫:
大丈夫、みんなが喜ぶお酒も持ってきたわ。
度数90度。直角ね。

霊夢:
ちょっと待って。
宴会に、あなたは呼んでいたかしら?

紫:
あら、呼ばれていたわよ~

霊夢:
呼ばれてないな。

紫:
もう、みんなして酷いわね。
私だけ仲間外れかしら?

霊夢:
大体ねぇ。どこに棲んでるんだか良く判らないし。
厄介ごと増やしてもなんだし。

紫:
今度、私のお屋敷に案内しましょうか?

霊夢:
というかねぇ、何企んでるのよ。
この連続宴会も妖霧もあんたの仕業でしょ?

紫:
あらまぁ、呼ばれてもないのにそんな暇なことしないわよ。

霊夢:
怪しすぎるわ。
大体いつも怪しいのよ。

呼ばれてもないのに出てくる。
呼んでも出て来ないし……

紫:
あら、私を呼んだ事なんてあるの?

霊夢:
ない!

紫:
まぁいいわ。もうすぐ夜が来るわ。

あんまり意地悪するから、
昼と夜を同時に楽しめるように空をいじっておいてあげたわ。

今のまま夜が来れば、空は朝になるでしょう。

日光と月光の境は私のもの、
それでも夜宴ができるのかしら?

霊夢:
夜は……、幻想郷のものよ!

紫:
ちょっとそれは間違いね!


紫:
うーん。

霊夢:
結局、何?

紫:
うーん。私は関係ないわ~。
みんな、あいつの遊びなのよ~

何となく宴会を始めるのも、
何となく妖夢が酔っ払って踊り始めるのも

霊夢:
あいつって誰?

紫:
しょうがないわね。
ほら。あなたにも見えるようにしてあげる。