東方萃夢想 – 博麗霊夢 – Stage5

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紅霧再び…… Devil May Care 2nd Day 25:00 紅魔館ロビー

霊夢:
さぁ、出てきなさい!
居るのは分かってるわ。

咲夜:
そりゃ居るでしょ。

レミリア:
あー?騒々しいわね。
こんな夜中に一体何の用よ。

霊夢:
まぁ、大体あんたを倒しに来て、
ついでに番人も倒したんだけど。

レミリア:
いい加減に目的を話すな!

まったく、戦う意味が判らないじゃない。

霊夢:
そうそう。
あんたがこんな事した目的が判らないのよ。

レミリア:
こんな事?
突然紅魔館に殴りこんできて……。

逆に殴られてとぼとぼ帰る事?
そんな事、私の知ったこっちゃないわよ。

霊夢:
あれでしょ?あんた。
明日の宴会、何か企んでるんじゃない?

レミリア:
企んでるといえば企んでるけど……
なんで霊夢がそんなこと知ってるの?

霊夢:
やっぱりね。
この辺一帯危険な妖霧が溢れてるのよ

レミリア:
妖霧?

そういえば、そんな気もするけど。
こんなもん大したもんじゃないじゃない。

霊夢:
危険なもんは危険なのよ。
昔からそう決まっているの。

レミリア:
そんなことより、明日は神社で宴会よ。
神社に帰って準備でもしていたらどう?

霊夢:
人の話聞いてた?

レミリア:
この程度の妖霧の出所も掴めないようじゃ……
精々宴会の準備がお似合いって事よ。

霊夢:
もう良いわ。

何が起きているのかよく判らないけど。
あんたを倒せば全て収まるに違いないわ!


レミリア:
あ、あれ?

霊夢:
さぁ!何を企んでいたのか知らないけど、
諦める事ね。

レミリア:
何言ってるのよ。この妖霧は私のものじゃないわ。
そんな事も分からないの?

霊夢:
え?そうなの?

レミリア:
大体、この妖霧がどんな力で、
一体何を意味しているのか判っているの?

霊夢:
判らないからここに来てるのよ!

レミリア:
威張られても困るんだけど……。