STAGE 2 紅い山の孤独 Red Mountain Loneliness (紅葉した山)
???:
なんだ?
ここはうちのなわばりだべ
魔理沙:
見た事のない奴だな
何者だ?
ネムノ:
それはこっちの台詞だなぁ
うちはここにずっと住んでいる
動いたことはない
そしたらお前がやってきたんだべ
魔理沙:
おお、すまん
私は魔法使いの魔理沙だ
どうやらこの辺一帯だけ
季節が秋になっているんだが
ネムノ:
そんな話はしらん
それよりもここから出て行け
これ以上ここに留まるというなら
お前を開きにして天日に干すぞ!
ネムノ:
あんた強いな
魔法使い、だっけ?
魔理沙:
魔法使いと言っても
人間だがな
ネムノ:
ほう、人間、ねぇ
まるで伝説の金時みたいな
人間じゃな
気に入った!
何でも話を聞くぞ
魔理沙:
そうか、じゃあ訊くぞ
この辺だけを秋にした奴について
何か知っているか?
ネムノ:
この辺だけ秋?
何の話だべ
魔理沙:
幻想郷のあちこちで異常気象が
起きているのは知っているか?
ネムノ:
知らん
魔理沙:
他におかしな気候になっている
場所を教えてくれ
ネムノ:
うちはここから
出ないから何にも知らんぞ
魔理沙:
……邪魔したな