瘴雨の森 Magic Realism 1st Day 14:00 魔法の森
霊夢:
年々、酷くなっていってる気がするわね。
この森は。
確か、ここら辺だった様な気がしたんだけど……。
魔理沙:
人の家の前でここら辺もへったくれもないぜ。
お前は目の前が見えないのか?
霊夢:
あ、あったわ。魔理沙の家
魔理沙:
まぁいつもあるぜ。
大体こんな奥まで来るなんて珍しいじゃないか。
なんかあったのか?
霊夢:
ちょっと確かめたい事があってねぇ。
魔理沙:
そうだな。今日の粘菌の繁殖率は中吉だ。
霊夢:
いや、そんな事確かめてもねぇ。
魔理沙:
末吉だったかな?
霊夢:
魔理沙、三日後の宴会の事に付いてなんだけど……
何か隠してない?
魔理沙:
はぁ?
隠している事言ったら、隠してないのと同じだぜ。
だから隠してないのだ!
そもそも何かあったのか?
霊夢:
なんか悪い子は居ないかと思って。
魔理沙:
なまはげ?
霊夢:
宴会に不吉な予感がしたのよ!
魔理沙:
だから何も隠してないって。
霊夢:
って、魔理沙はいつも通りか。
魔理沙:
くそ、何だっていうんだ?
霊夢:
まだ妖気を感じる……。
あんたは何も隠していない様ね。
魔理沙:
最初から言ってたぜ……。
霊夢:
こんな奥地でお茶してる暇も無いし……
次急ごうっと。