STAGE 2 御影石の赤子 Cross the Styx (三途の河)
霊夢:
いつになったら向こう岸に着くのかな
???:
三途の河(こんなところ)に
生身の人間とは
凶暴な魚に引きずり込まれたいのか?
霊夢:
むむ、何やつ
潤美:
私は牛鬼
河を塒(ねぐら)にしている者だ
今なら安全に送り返してやっても
良いんだが……
霊夢:
送り返すんじゃなくて
彼岸まで送って欲しいんだけど……
潤美:
そうか
それが望みなら仕方が無い
お望み通り
彼岸送り(ころ)してやろう!
潤美:
なんだ強いじゃないか
折角、古代魚達の餌にしてやろうと
思ったのに
霊夢:
妖怪には負ける気がしないんでね
潤美:
彼岸まではあと僅かだよ
渡しの代わりにそこまで送ってやろう
その代わり、土産話を楽しみにしているぞ
霊夢:
わーい
ありがとう