STAGE 3 鬼渡の関所 Lonely Amaryllis (彼岸)
???:
閻魔(えんま)様から話は聞いています
容赦無く、貴方を試しなさいってね!
???:
地獄へ行こうとしている
だけありますね
中々の腕前でございます
霊夢:
あんたは一体……?
久侘歌:
私は、久侘歌(くたか)
地獄の関所を見張っています
霊夢:
門番……って事?
地獄に行かなきゃいけないんだけど
どうすれば良いの?
久侘歌:
閻魔様は地獄に通しても良いと
言っていましたが私は
はなから通す気はありませんよ
霊夢:
ええー?
そんなー
私だって半分行きたくないところを
我慢していこうとしてるのに
久侘歌:
そんな弱気な人間は
すぐに鬼に食べられてしまいます
ここで大人しく帰るのが
誰も不幸にならない選択肢です!
久侘歌:
よ、弱気なくせに
強いですね……
霊夢:
地獄に良い記憶が無いので
本当を言うと行きたくないのよねぇ
でもさあ、これも仕事だから
仕方が無いんだよねぇ
久侘歌:
それだけ力を持っているのなら
簡単にはやられないと思いますが……
でも、弱気なのはいただけません
地獄の霊達は心の隙間に
入り込むのです
そういえば、貴方は既に心が
動物霊に乗っ取られてますねぇ
気を確かに持って下さいね
長生きしたければ……