東方地霊殿 – 魔理沙&にとり – Stage2

シェアする

Stage2 地上と過去を結ぶ深道 (地獄の深道)

魔理沙:
この穴は何処まで続いているのかねぇ

にとり:
(あとちょっとで旧都だね)

魔理沙:
旧都?

にとり:
(我々の仲間だった奴らが住んでいる
 地底都市の事だよ)

魔理沙:
何だって?

???:
もしかして人間?

人間が旧都に何の用?

魔理沙:
あ、いや
特に用はないと言いたいところだが

パルスィ:
迷い込んできたの?
だったら上を目指して帰った方が良いわ

輝かしい光の注ぐ地上にね

にとり:
(みんなが忌み嫌う力を持った
 奴らが都市ごと隔離されたんだ)

(こいつは嫉妬心を操る妖怪
 ちゃっちゃと倒しちゃって)

魔理沙:
いやまぁ
倒す事は吝かでもないのだが

何だか話が読めないぜ
何で私が地下を目指してるんだっけ?

にとり:
(温泉でしょ?
 温泉が欲しければ地下を目指せ)

パルスィ:
独り言が多いね

ま、一人ぐらい勝手に倒しちゃっても
誰も文句を言うまい


魔理沙:
何だか判らんが、温泉が出るのならいいか

にとり:
(さあ、もうすぐ旧都だあね)

魔理沙:
旧都にはどんな妖怪が棲んでいるんだ?

にとり:
(忌み嫌われて封印された奴、
 その身を厭い自ら土の下に封じた奴)

(人付き合いが苦手で籠もっている奴
 それから……)

魔理沙:
何か行きたくなくなってきたぜ