東方妖々夢 – 霧雨魔理沙 – Stage6

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Perfect Cherry Blossom 彼の世に嬢の亡骸

   厭離穢士

   欣求浄土

    ほとけには桜の花をたてまつれ

     我が後の世を人とぶらはば

妖夢:
これ以上踏み込んで

お嬢様に殺されても知らないわよ!

魔理沙:
そもそも、この先に行かないと
この春は渡せないんだが


魔理沙:
どこに行っても
満開だな

???:
まだまだ

あと少しなのよ

魔理沙:

???:
もう少し春があれば

幽々子:
西行妖(さいぎょうあやかし)も
完全に咲くわ

魔理沙:
持ってきたぜ
その、なけなしの春を

幽々子:
あら、あなたが妖夢の後継ぎかしら?

魔理沙:
まさか、私はこんな辺鄙な処で
一生を終えたくないぜ

幽々子:
じゃ、代用品?

魔理沙:
話を聞いてるのか?

幽々子:
聞いてるわよ

死ぬ時は桜の木の下で死にたい
ってことでしょ

魔理沙:
何を訳分らんことを言っているんだ?

幽々子:
とにかく、どうしても西行妖の封印を
解きたいのよ

魔理沙:
だから、させてやるぜ
何か良い事あるのか?

幽々子:
さぁ

魔理沙:
ただじゃ、渡せん

幽々子:
花見なんてどうかしら

うちの花見は賑やかで楽しいわよ

魔理沙:
ちょっと前に、賑やかそうな奴らを
倒して来たような・・・

幽々子:
なんにしても、冥界の桜は
人間には目の毒かしら?

魔理沙:
ああ、この辺は死臭でいっぱいだな

幽々子:
あら、あなたは目で臭いを嗅ぐのね

魔理沙:
ああ、匂うな

こんな辛気臭い春も初めてだぜ

幽々子:
失礼ね

そんなここの春は、あなた達の住む
幻想郷の春よ

魔理沙:
失礼な

誰が、目で匂いを嗅ぐ!

幽々子:
会話がずれてるずれてる

魔理沙:
あの世は音速が遅い

そんな音速の遅い処には
この春はやれねぇな

幽々子:
それは残念

今度から、空気の温度を上げて
話ますわ

魔理沙:
ついでで良いが・・・

幽々子:
でも、折角だし

辛気臭い春を返して貰うぜ、死人嬢!

なけなしの春をいただくわ、黒い魔!


   身のうさを思ひしらでややみなまし

    そむくならひのなき世なりせば