東方紅魔郷 – 霧雨魔理沙 – Stage6

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FINAL STAGE エリュシオンに血の雨

咲夜:
あなたみたいな人も珍しいわね
こっちには何もないわよ?

魔理沙:
おまえもな
ほんとにメイドなのか?


魔理沙:
いるいる
悪寒が走るわ、この妖気

何で強力な奴ほど隠れるんだ?

レミリア:
能ある鷹は尻尾隠さず・・・

魔理沙:
・・・脳なさそうだな

レミリア:
人間だけよ

脳なんて単純で化学的な
思考中枢が必要なのは

魔理沙:
おまえ、アレだろ?

ほら日光とか臭い野菜とか

銀のアレとか

夜の支配者なのに
なぜか弱点の多いという・・・

レミリア:
そうよ、病弱っ娘なのよ

魔理沙:
面白そうだな、やっぱ飲むのか?
アレ

レミリア:
当たり前じゃない
私は小食でいつも残すけどね

魔理沙:
今まで何人の血を吸ってきた?

レミリア:
あなたは今まで食べてきたパンの
枚数を覚えてるの?

魔理沙:
13枚
私は和食ですわ

レミリア:
で、何しに来たの?

もう、私お腹いっぱいだけど・・・

魔理沙:
そうだな、私はお腹がすいたぜ

レミリア:
・・・食べても、いいのよ

魔理沙:
ああ、そうかい

今の、植物の名前だぜ
「亜阿相界」

レミリア:
人間って楽しいわね

それともあなたは人間じゃ
ないのかしら?

魔理沙:
楽しい人間だぜ

レミリア:
ふふふ、こんなに月も紅いから?

暑い夜になりそうね

涼しい夜になりそうだな