STAGE 2 門前の妖怪、習わぬ経を読む (命蓮寺参道)
亡霊の不思議な導きで命蓮寺墓地を目指す
そこに持ち受けていた者は神霊と関係あるのだろうか
早苗:
さっき朝のおつとめをしている方を
倒して来ちゃいましたが……
まだみんな寝ているでしょうし
問題ない、か!
???:
問題あるよ!
人間だと思って油断してたわ
早苗:
あ、大丈夫だったんですね
良かった良かった
それにしてもお寺の朝は
早いんですね
響子:
まあね
これも勤行(ごんぎょう)なのよ
お陰でそらでお経を唱える
事が出来る様になったわ
早苗:
それは良かったですね
響子:
ついでに
人間を襲うのも勤行のうち
早苗:
え?
響子:
人間の悲鳴でお寺の朝を迎えるの!
素敵ね!
響子:
やーらーれーたー!
早苗:
何という大声……!
響子:
不肖ヤマビコ
まだまだ修行が足りないわ!
早苗:
あのー
響子:
何?
早苗:
もしかして妖怪さんでした?
響子:
え?
早苗:
良かった−
僧侶と戦っているのかと思ってたから
響子:
(本気でこれがお坊さんの勤行
だと思ってたのかしら?)
早苗:
さてと、お寺の墓地って言ってたわよね
行ってみましょう