想天

    異変が起こる前に
    博麗 霊夢
    霧雨 魔理沙
    十六夜 咲夜
    アリス・マーガトロイド
    パチュリー・ノーレッジ
    魂魄 妖夢
    レミリア・スカーレット
    西行寺 幽々子
    八雲 紫
    伊吹 萃香
    鈴仙・優曇華院・イナバ
    射命丸 文
    小野塚 小町
    永江 衣玖
    比那名居 天子
    東風谷 早苗
    チルノ
    紅 美鈴
    霊烏路 空
    洩矢 諏訪子

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Radical   Discovery 



アリス・マーガトロイド



Stage... 1 2 3 4 5 6 対戦勝利台詞


STAGE 1 群発する予兆

 アリス 「ああ、間に合わなかったわ。
       私の予想は正しかったのだけど……」
 ??? 「誰!」
 霊夢 「何だ、あんたか」
 アリス 「やっぱり地震、起きたのね?」
 霊夢 「やっぱりって何よ」
 アリス 「最近良く見る緋色の雲。それと大粒の雹。
       これらは地震の宏観前兆なのよ」
 霊夢 「緋色の雲?雹だって?」
 アリス 「あれ?雹が止んだ……ここの処、降り続きだったのに」
 霊夢 「地震が起こるって判ってたのなら
      教えてくれても良かったのに!」

 アリス 「私だってまだ調査中だったし、
       こんなに早く地震が起こるとは……」
 霊夢 「はあ」
 アリス 「でも、まだ予兆は消えていない。
       地震はまだ起こるかも……油断は出来ないわ」




STAGE 2 白玉楼の雪庭

 アリス 「うひゃあ。これはまた雹なんて比じゃない異常気象ねぇ」
 妖夢 「おっと、勝手に上がり込んで……」
 アリス 「神社だけでなく、白玉楼も
       大変な事になっているって聞いたから。
       地震で倒壊したのかと思ったら……
       こんな大雪だなんて、真夏に……」
 妖夢 「だけど、無断進入はいけないよ?」
 アリス 「貴方も地震には気を付けなさい。
       これらの異変は地震の予兆かもしれないわ」
 妖夢 「地震?」
 アリス 「ちょっと調査させて貰うわよ?」
 妖夢 「いや駄目だって。どんな理由であれ
      屋敷には勝手に入らせないからね」

 アリス 「これもみんなの為だからね」
 妖夢 「何を見て地震が起こると……」
 アリス 「降り止まない雹、緋色の雲、
       異常な天候は地震の前触れだったりするの。
       事実、神社は地震で倒壊していたわ」
 妖夢 「え?全く気付かなかったけど……
      神社が倒壊するような地震って大きい筈なのに」
 アリス 「ん?それもそうねぇ……」




STAGE 3 図書館の虫

 パチェ 「何よ」
 アリス 「ちょっと調べ物がしたくてね」
 パチェ 「……貴方の気質は雹。雹は上昇気流で自らの重さを
       支えられなくなった氷塊が落ちてくる天気。
       貴方にぴったりね」
 アリス 「何の話?」
 パチェ 「調べ物って、天気の話でしょ?」
 アリス 「違うわよ、地震の事よ!」
 パチェ 「地震……?何で今、地震の事なんか。
       今、調べなければいけないのは天気。
       貴方には判っていないようね」
 アリス 「何ですって?良いわ、自分で調べるから!」
 パチェ 「ふん、未熟者が」

 アリス 「さあ、勝手に調べるわ!」
 パチェ 「もう、今はそれどころじゃないのにー」
 咲夜 「パチュリー様、お茶の時間です」
 アリス 「どうも」
 咲夜 「貴方の分はありません。
      っていつの間に入り込んでたのですか」
 パチェ 「咲夜、そいつを外につまみ出しておいて」
 咲夜 「判りました」




STAGE 4 上を向いて闘おう

 アリス 「調べ物をしたかったのに」
 咲夜 「パチュリー様は何かお忙しい様です。
      毎日、天気が、雲が……って言ってましたし」
 アリス 「さっきも言っていたわね。
       雲……って緋色の雲の事かしら?うーん。雲ねぇ……」
 咲夜 「貴方も何か悩んでいるようですが、
      貴方にはお仕置きが必要ですので……」
 アリス 「え、そうなの?」
 咲夜 「一応、示しが付かないですから」

 アリス 「判ったわよ。あいつの邪魔はしないわ」
 咲夜 「貴方の調べ物は何ですか?」
 アリス 「地震が起こる宏観前兆を見つけたから調べたかったんだけど……
       どうもあの緋色の雲は不自然ね……
       もしかしたら自然の物ではないのかも」




STAGE 5 天空の龍宮

 アリス 「雲の中は思ったより荒れているのね。
       何か手掛かりがあるといいんだけど……」
 ??? 「空を緋色に染めるは大地のあくび。
       大地のあくびは目覚めの兆し」
 衣玖 「まもなく幻想郷が目覚めるでしょう。激しく、残酷に」
 アリス 「こんな暗い雲の中を泳いでくるなんて……ただ者じゃないわね」
 衣玖 「私はただ危険を知らせるだけの龍宮の使い。
      緋色の雲を泳ぐ者です。わざわざ雲の中を昇ってきた
      貴方の方が私から見たら不思議ですわ」
 アリス 「龍宮の……使い?」
 衣玖 「ええ、私達は緋色の雲を泳ぐだけの使い」
 アリス 「龍宮の使い……どっかで聞いた事が有るような。
       龍宮の使い……あ、そうか!
       龍宮の使いが現れるのは地震の宏観前兆だわ!」
 衣玖 「そうです。残念ながら地震は起こります」
 アリス 「むむむ。これはいよいよもって私の予想の裏付けが……」
 衣玖 「それは避けようのない、残酷な事実」
 アリス 「どうすれば…………そう、宏観前兆を全く無くせば
       逆に地震が無くなるって本に書いてあったわ」
 衣玖 「え?」
 アリス 「貴方を居なかったことにして、
       緋色の雲もかき消せばあるいは!」

 アリス 「取り敢えず勝った!」
 衣玖 「残念ながら私を倒しても地震が起こる事実に変化はありません」
 アリス 「そんな事試してみないと判らないでしょ?
       後は緋色の雲をかき消せば……ってこれは難問ね」
 衣玖 「緋色の雲ですか……もしかしたらこの雲は作られた物かも」
 アリス 「どういう意味?」
 衣玖 「この雲の成分は水ではないみたいで……
      生き物の本質で構成されています。
      だから、おかしいとは思いつつ……
      でも緋色の雲が出来たら私達は動かないといけないし」
 アリス 「ほら、貴方も躍らされているのよ!
       地震を起こそうとしている黒幕は絶対にいる!」




STAGE FINAL 天の娘、地の神、人の心

 アリス 「と、意気込んだのは良いけど……緋色の雲を
       作っていた奴なんて何処にいるのかな。って、地震!?」
 ??? 「天にして大地を制し、地にして要を除き」
 天子 「人の緋色の心を映し出せ」
 アリス 「じ、地震がこんなにも……」
 天子 「地震を起こせる準備が整ったからね」
 アリス 「貴方は一体」
 天子 「私は比那名居天子。天界に住む歌と踊りが仕事の天の人よ」
 アリス 「そんなんじゃなくて、地震とか緋色の雲とかなんかそういう」
 天子 「地震は起こるよ」
 アリス 「やっぱり……って貴方……」
 天子 「だって地震を起こしているのは私だもん」
 アリス 「そんなこったろうと思ったわ。何か不自然な予兆だったし。
       じゃ、私が貴方を倒せば地震は収まるのね」
 天子 「どうかしらね。そこまでは私は保証できない」
 アリス 「あー?」
 天子 「私は地上の生き物の気質を緋色の雲に変え、天気を変えたわ。
      その緋色の雲が、地震を引き起こす。
      その地震に気付いた者が私のもとまで来てくれれば
      それで良いの。手始めに神社に地震を起こしてみたわ。
      それで巫女が来るかと思ったけど……
      まあ誰でも良いわね。暇つぶしにはなるし。
      この後、何処にどういう地震が起きるか判らないけど、
      そんなのどうでも良いわ。ここは宙に浮いているんだから」
 アリス 「……ふざけた奴ね。何よ、その自分勝手な行動」
 天子 「良いじゃない、貴方達ばかりずるいわ。
      私だって、人間や妖怪達と遊びたいの」
 アリス 「……どのみち、貴方はコテンパンにしないといけないようね」
 天子 「そうよ、される為に私は準備したんだから。
      さあ、有頂天の境地で全ての魔法をさらけ出せ!」








対戦勝利台詞
◎共通  □緋想天  ■非想天則
ランダム ◎ 数は多いに越した事は無い。大は小を兼ねるのよ!
 □ もうすぐ地震が起こるかもしれない……心配ね。
 ■ 新しい闘い方の研究に余念がない。みんな闘いに飢えてるのね。
vs 博麗霊夢 ◎ 貴方ももっと自由に使役できる味方を増やした方がいいんじゃない?
vs 霧雨魔理沙 □ 少し部屋の片付けでもしたらどう?
   地震が来たら埋もれても知らないわよ?
 ■ そろそろ、究極の人形が完成しそうよ。これで森は私の物ね。
vs 十六夜咲夜 ◎ 貴方の部下より私の部下の方が従順で優秀よ。
 ◎ どう?人形達のナイフ使いは。
   料理だってお手の物だし、私はやることが無いくらい。
   貴方の処の役に立たないメイド達とは訳が違うのよ。
vs アリス・マーガトロイド □ 何体まで同時に操っても大丈夫かしら?
 ■ 自分で考える人形より、
   自分で操った方が便利なような気がしてきたわ。
vs パチュリー・ノーレッジ □ 貴方は、地震が来たら真っ先に本の下敷きになってそうね。
 ■ 引越し大変そうね。本が多すぎて。
vs 魂魄妖夢 ◎ 躰と幽霊が繋がっている糸も人形を操る糸も同じ糸。
   決して切れない心の手綱ね。
vs レミリア・スカーレット □ 人形も貴方くらい機敏に動かせればいいんだけどねぇ。
 ■ なんか作ってあげようか?四角くてごっつい人形。
vs 西行寺幽々子 ◎ よく柳の下でぼーっと立っている亡霊って何?街頭販売か何か?
vs 八雲紫 □ 人形が何体か行方不明になったりするの。何処に行ったのかなぁ。
 ■ 人形が供養される度に幻想郷に落ちてるのよね。
vs 伊吹萃香 □ 人形の巨大化!インパクトはありそうだから検討してみるかなぁ。
 ■ もうすぐ、貴方の鼻を明かしてやるわ。
   巨大化は貴方の専売特許じゃないのよ。
vs 鈴仙・優曇華院・イナバ ◎ 口がバッテンの兎の人形を見た事があるわ。
   あのバッテンは兎は黙れって意味かしら?
vs 射命丸文 ◎ 鼻が伸びる人形の話って何でしたっけ?
   天狗とは関係無かったかしら。
vs 小野塚小町 ◎ 身代わり人形ってあるでしょ?
   人間の魂ってそんなに軽いもんなのかしら。
vs 永江衣玖 ◎ 地震が心配ですが……
   ま、この国にいる限り覚悟しておかないといけないのですね。
vs 比那名居天子 ◎ お雛様を桃の節句っていうけど、
   今の暦だと桃の花は全然咲いてないのよねぇ。
vs 東風谷早苗 ■ 霊夢とは大違いね。やっぱり巫女は神様とワンセットだよね。
vs チルノ ■ 貴方が人形の中に紛れ込んでいても、誰も気付かなそう……。
vs 紅美鈴 ■ 貴方の国の地下に、一万体くらいもの
   兵隊の人形が埋まってるだって?凄いわ。
vs 霊烏路空 ■ 鴉って太陽のイメージが無いのよね。
vs 洩矢諏訪子 ■ 蛙のぬいぐるみは里の人間の間で人気高いのです。
   でも、オタマジャクシはさっぱりね。