想天

    異変が起こる前に
    博麗 霊夢
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    アリス・マーガトロイド
    パチュリー・ノーレッジ
    魂魄 妖夢
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    射命丸 文
    小野塚 小町
    永江 衣玖
    比那名居 天子
    東風谷 早苗
    チルノ
    紅 美鈴
    霊烏路 空
    洩矢 諏訪子

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Radical   Discovery 



東風谷 早苗



Stage... 1 2 3 4 5 対戦勝利台詞


STAGE 1 ブロッケンの妖怪

 チルノ 「さっきのアレは……
       アレは伝説の大妖怪だいだらぼっちに違いない!
       あいつは手懐ければ怖いもん無しだ!」

 早苗 「確かこの辺で消えたような」
 チルノ 「お?大きいのが消えたと思ったら、今度は小さいのが現われた」
 早苗 「そこの妖精さん。この辺で巨大ロ……、
      大きな動く人影を見たりしてないかしら?」
 チルノ 「だいだらぼっちなんて見てないよ」
 早苗 「だいだらぼっち?私そんなこと言ったかしら?」
 チルノ 「あ、いや、何でもない。あたいは何にも見ていない!」
 早苗 「まさか、貴方が何か企んでいるのかしら?
      濃い霧の中だし、ブロッケンの妖怪のふりをして」

 チルノ 「ぶろっけんの妖怪?何それ」
 早苗 「手足を伸ばしたり出来る大きな妖怪ですが幻影です。
      ところで、そんな大きな人影を見てますよね?」
 チルノ 「見た見た。あっちの方で見たよ」




STAGE 2 大陸の赤い凶星

 美鈴 「さっきの巨人は一体。
      鈍い動きで山に向かっていったと思ったら、
      生温かい霧と共に素早く消えてしまった。
      アレはきっと凶兆の影。太歳星君の影!」

 早苗 「もし」
 美鈴 「な、何ですか?客人なら常に受け付けておりませんが」
 早苗 「この辺で大きな動く人影を見たりしていないかしら?」
 美鈴 「大きな人影なら山の方に見えたけど」
 早苗 「山の方……?私は山から来たのにいつの間に追い越したのかしら?」
 美鈴 「で、貴方、何ですか?勝手に入ってきたりして」
 早苗 「え?ここって勝手に入ってはいけなかったのですか?」
 美鈴 「良いわけないよ。ここは悪魔の住むお屋敷だ。
      悪魔払いの人間は入れさせないね!」

 早苗 「お屋敷には興味は無いわ。
      どうせそんな巨大ロボ……人影なんて隠せないし」
 美鈴 「え?巨大ロボ?」

 早苗 「何、この生温かい霧は?
      山の麓!現われたわ、巨大な人影が!」


再び現われた巨大な人影は、山の麓にある
「間欠泉地下センター」付近で暴れたかと思うと、
また生温かい霧と共に姿を消した。
早苗は間欠泉の地下が怪しいと睨み、
太陽が住む地底へ降りることにした。





STAGE 3 地下に眠る巨神

 早苗 「間欠泉地下センター。
      ここは神奈子様の指示で作った、山の技術革新の場。
      確かにここならあり得るわ!巨大ロボの発進基地が!
      外での巨大ロボはただのアニメでしかないけど、
      幻想郷ならばあるいは。
      妖精が踊り、天狗が舞う幻想郷ならばあるいは!」

 霊夢 「何よ。この落とし穴は!
      あれ?ここは一体?」
 早苗 「霊夢さん。どうしたのですか?」
 霊夢 「温泉に行こうかと思ったらいきなり地面が崩れて……」
 早苗 「あらあら、ちゃんと蓋をし忘れたかしら」
 霊夢 「ここはどこ?」
 早苗 「ここは間欠泉地下センターです。
      核融合の研究に使っている施設ですわ」
 霊夢 「また善からぬ事を企んでいるのね!」
 早苗 「いえ、決して善からぬ事では」
 霊夢 「問答無用。こんな巨大落とし穴を作るなんて許さないから」

 早苗 「ここは私が作った訳でも、管理している訳でもございません」
 霊夢 「あいたー。落とし穴落下のダメージが今頃」
 早苗 「ここは、河童が建築し河童が研究を行っている所。
      私は……ちょっとした興味があってただ来ただけで」
 霊夢 「あ、そう。まぁいいや。
      何か変な事が起きたらあんたの所為にするだけだから」

 早苗 「さーて。もうすぐ最下層だわ」




STAGE 4 巨大ギニョルの火

 早苗 「暑い……これは長時間居るには危険な温度だわ」

  「異物発見!核融合炉の異物混入は一旦反応を停止し、
    即座に異物を排除せよ」
 早苗 「!」

 早苗 「待って待って!私は神奈子様の巫女よ」
  「えーっと。神奈子様って誰だっけ?」
 早苗 「所詮、鴉は鳥頭ね。簡単に言うと、私は貴方より偉い人の部下」
  「偉い人の部下?部下って事は偉くないって事でしょう?
    そんな偉くない人間が……って、ああ、そう言えば
    核融合炉に異物が混入したって知らせがあって来たんだった!」
 早苗 「いやだから」
  「そして異物発見!偉い人の偉くない異物を排除しないと!」
 早苗 「その元気を全部奪ってからじゃないと、話が出来なさそうね」

 早苗 「さあそこまでよ!」
  「って、何をしてたんだっけ?」
 早苗 「ふー。貴方は私の命令を聞いて
      炉の調査に協力しようとしていました」
  「あ、そうだっけ?」
 早苗 「そうでした。そう言う事にしてください」
  「で、何をすればいいのでしょう?」
 早苗 「何か巨大な物が隠されていないか調査します」
  「巨大な物って何?どの位巨大なの?」
 早苗 「人型で……100メートルはありそうなー」
  「100メートル?」
 早苗 「うーん。この炉の直径、端っこから端っこくらい?」
  「そんな大きな人間!居る訳ないじゃん。
    居たとしても私が気付かない筈が無い」
 早苗 「ですよねぇ。でも、確かにここの地上で消えたのよ」




STAGE FINAL ああ、これかも知れないロボ

 早苗 「こっちにも特に隠れ場所は無い。
      炉の中は思ったよりシンプルね。ただ熱いだけ……」

 早苗 「遠いけど、こんな地下深くからでも空が見えるのね。
      空はあんなに小さくしか感じられないなんて……
      吸血鬼はここに住んだ方が良いんじゃないかしら。
      それにしても炉心は熱いわ……
      ここから真上に蒸気が立ち上るのね。
      は!もしかしてさっきの人影は!
      ここから立ち上った蒸気に炉心に居た
      誰かの人影が投影されてただけとか……
      そんなこと無いですよねー。もっと立体感があったしー」

 早苗 「何?何か歩いているような音、震動……」

 早苗 「幻想郷には、外の世界で幻想になった物が流れ着くという。
      これはやはりアレが!実用性から実現しそうにないアレが!
      憧れの二足歩行巨大ロボが幻想郷に!」
 ??? 「下!危ないよー!」

 諏訪子 「おっと、何か踏んだような。
       あれー、早苗じゃん。どうしたのこんなところで?」
 早苗 「あいたー。一体何が……
      え?諏訪子様?どうしてこんなところに!」
 諏訪子 「私はちょっと野暮用があってね。
       それより、早苗が居る方が不思議なんだけど」
 早苗 「そうそう、凄い物を見つけました!」
 諏訪子 「へー、何々?」
 早苗 「私はある巨大な影を追ってここまで来たんですが、
      巨大ロボが居たんですよ。この幻想郷に!」
 諏訪子 「巨大ロボ?」
 早苗 「ええ、まだ確証は出来ていないですが、
      存在しても不思議じゃないですし」
 諏訪子 「そりゃ驚きだね!で、何処で見かけたの?」
 早苗 「ここの真上で。私が来た時にはスーッと消えちゃったけど」
 諏訪子 「ここの真上?スーッと消えた?」
 早苗 「それで諏訪子様はどういった野暮用で」
 諏訪子 「非想天則の調子が悪くてね。再起動しに地底に来たの」
 早苗 「非想天則??何ですかそれ」
 諏訪子 「非想天則ってのは……あれ?早苗は巨大ロボを見たって」
 早苗 「え?巨大ロボと何か関係があるんですか?」
 諏訪子 「あはは、もしかして早苗が見た巨大ロボって」
 早苗 「何か知ってるのですね!」
 諏訪子 「多分ね。巨大ロボって、多分非想天則の事でしょう?
       笑っちゃうわ。巨大ロボって響きがさ、懐かしい響きで」
 早苗 「い、良いじゃないですか。
      巨大ロボは非想天則って言うんですね?」
 諏訪子 「天則、則ち天の法則を考えられないから付けた名前よ。
       つまり、馬鹿って事」
 早苗 「へ?」
 諏訪子 「それを追ってきた早苗も馬鹿だねぇ」
 早苗 「何ですって?」
 諏訪子 「ま、巨大ロボとか言ってるんだもんね。
       非想天則はただの……でくの坊なのに」
 早苗 「その非想天則とやらの事は神奈子様は知っているのですか?」
 諏訪子 「知らないんじゃないかなー」
 早苗 「大体、最近そんなこと多いですよ?
      誰にも言わないで勝手に変な事したり」
 諏訪子 「良いじゃん別に」
 早苗 「駄目です!この核融合炉だって
      内緒でやったから怒られたと言うのに」
 諏訪子 「だから、非想天則はさー……」
 早苗 「今日は逃がしませんよ!人間である私の立場も考えて貰わないと」
 諏訪子 「早苗はさー。人間じゃなくて神、現人神だけどー」
 早苗 「ではなおさらです。私も対等の立場で言わせて貰います。
      諏訪子様は自分勝手な行動を取りすぎです!
      ここで少し痛い目に遭って貰います」
 諏訪子 「うひゃあ!良いね、戦ってくれるんだ。楽しみー」
 早苗 「手加減はしませんよ?」
 諏訪子 「地下なんて私に地の利がある場所で戦おうなんて
       早苗も成長したねぇ。この場で私に勝てたら、もう私達の
       協力無しで異変解決の旅に出しても心配ないかも知れない」
 早苗 「あら、今日は一人旅でしたわ」
 諏訪子 「神奈子は心配していると思うよ。
       帰り道が判らなくなっているんじゃないかって。
       さあ!大地を作る私を驚かせるような
       神様らしい奇跡を起こしてみせよ!」








対戦勝利台詞
◎共通  □緋想天  ■非想天則
ランダム ■ 勝負に勝つことぐらい、奇跡でも何でも無いです!
 ■ おみくじは有料にしないと信憑性無いですよねぇ。
 ■ 本当に何処でも戦ったりするんですね。
   幻想郷の人達って荒っぽいなぁ。
vs 博麗霊夢 ■ そんな荒っぽさでは信仰は集められませんよ?
   もっと神々しく見せるのです。
 ■ ええ、あれから結局私達も手伝ったのですよ。お寺の建立に。
   と言っても、やること殆ど無かったですけどね。
vs 霧雨魔理沙 ■ 魔法の森はなんで魔法の森と呼ばれてるのでしょう?
   確かに原生林は珍しいですが。
vs 十六夜咲夜 ■ メイドさんはもう幻想の世界じゃ無いみたいですよ?良く街に居ました。
vs アリス・マーガトロイド ■ 凄い数の人形ですね。職人には憧れます。
 ■ 大きな人形とか作ったり出来ないのですか?
   いや、見てみたいのですが……等身大の巨大ロボ。
vs パチュリー・ノーレッジ ■ あらら、見た事ある本とか有りますね。外の世界の本も有るのですね。
 ■ ああ、このオカルト雑誌……昔よく読んだわねぇ。
   世紀末を迎えてから急激にその手の本が消えていった気がするわ。
vs 魂魄妖夢 ■ その大きなマシュマロみたいなの、
   どういう味がするのか想像するだけで楽しいです。
vs レミリア・スカーレット ■ その羽、寝るとき邪魔じゃありません?
vs 西行寺幽々子 ■ 古風なお屋敷良いですね。私も大きなお屋敷に住んでみたいなぁ。
vs 八雲紫 ■ え?外の世界で等身大の巨大ロボが出来たって?
vs 伊吹萃香 ■ そのお酒、何から作られているんですか?もの凄く強いのですが……。
vs 鈴仙・優曇華院・イナバ ■ 大丈夫、兎を捕って食べる人間なんてもう居ませんて。
vs 射命丸文 ■ 最近、新聞を読む人少なくなったのですよ。
   もう前時代の遺物って感じですね。
vs 小野塚小町 ■ 三途の河と千曲川はどっちの方が長いのですか?
vs 永江衣玖 ■ 雲を泳ぐのですか?体に氷塊が付いたりしないのですか?
vs 比那名居天子 ■ あ、桃の差し入れ有難うございます。
vs 東風谷早苗 ■ みんなどうやって稽古付けてるのかなー。
vs チルノ ■ あら、妖精は雑魚だと聞きましたが……。
vs 紅美鈴 ■ 太極拳って凄いですよね。キーパーも出来るみたいだし。
vs 霊烏路空 ■ 良く制御出来ますね。それだけの高エネルギー。
vs 洩矢諏訪子 ■ 秘密裏に行動するのが好きなんですね。
   でも、それじゃあ私も怪しまれてしまいます。
 ■ もう少し、稽古を付けて頂けませんかね。
   幻想郷の住人は自己鍛錬が好きみたいで。